CD 輸入盤

レクィエム カラヤン&ベルリン・フィル、フレーニ、ギャウロフ、他 ブルックナー:テ・デウム

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4530912
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カラヤン&BPO/ヴェルディ:レクイエム 

カラヤンが手がけた宗教作品の中でも、ひときわ得意としていたのがこのヴェルディの『レクィエム』。宗教音楽離れした傑作と評される劇的なこの作品はカラヤンにピッタリで、映像を含めると4種のソフトが残されていますが、壮麗なサウンドと緊張度の高さでは、やはりこの1972年盤がベストでしょう。
 ソリストも粒より。特にフレーニの美声は筆舌に尽くしがたいところで、終曲「リベラ・メ」中盤はまさに絶品。「デル・モナコ以降、もっとも優れたオテロ歌い」と評されながら、レコーディングが少なかったコッスッタの参加も貴重といえます。
 イエス・キリスト教会の豊かな残響を効果的に取り入れた録音も優秀。
 カップリングのブルックナーも含めて、カラヤン&ベルリン・フィル全盛時代の豪壮サウンドがとにかく凄い聴きものです。OIBPリマスタリング盤。

・ヴェルディ:レクィエム

 ミレッラ・フレーニ(S)
 クリスタ・ルートヴィヒ(M)
 カルロ・コッスッタ(T)
 ニコライ・ギャウロフ(B)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1972年1月 ベルリン、イエス・キリスト教会[ステレオ]

・ブルックナー:テ・デウム

 アンナ・トモワ=シントウ(S)
 アグネス・バルツァ(M)
 ペーター・シュライアー(T)
 ジョゼ・ヴァン・ダム(B)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:1975年9月 ベルリン、フィルハーモニー[ステレオ]

収録曲   

  • 01. Dies Irae
  • 02. 4. Sanctus
  • 03. Tuba Mirum
  • 04. 5. Agnus Dei
  • 05. Liber Scriptus
  • 06. 6. Lux Aeterna
  • 07. Quid Sum Miser
  • 08. 7. Libera Me
  • 09. Ghiaurov, Nicolai - Te Deum C-dur
  • 10. 1. Te Deum
  • 11. Rex Tremendae
  • 12. 2. Te Ergo Quaesumus
  • 13. Recordare
  • 14. 3. Aeterna Fac
  • 15. Ingemisco
  • 16. 4. Salvum Fac Populum Tuum
  • 17. Confutatis
  • 18. 5. In Te Domine Speravi
  • 19. Lacrimosa

総合評価

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映画、ゴッド・ファーザーを想わす哀愁と劇...

投稿日:2012/08/26 (日)

映画、ゴッド・ファーザーを想わす哀愁と劇的さを備えた永遠の名盤ではないでしょうか

アッキ さん | 茨城県 | 不明

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カラヤンのヴェルディ「レクイエム」演奏盤...

投稿日:2011/03/22 (火)

カラヤンのヴェルディ「レクイエム」演奏盤はやはりオペラを得意としていた彼らしく何種類か残されており1949年VPOライブ(トータルタイム91’12)、1954年VSOライブ(84’50)、1958年VPOライブ、1967年OSM、1970年VPO、同年SFOライブ(86’46)そして本盤演奏1972年BPO(88’53)等であります。タイムだけで見ますと後年になるほど心持ち長くなって行っている感じでありますが長丁場の曲においては誤差範囲なのでしょう。録音当時カラヤンは64歳で丁度良い年齢、歌手陣はM.フレーニ(S,37歳)、C.ルートヴィッヒ(MS,44歳)、C.コスカッタ(T,40歳)、N.ギャウロフ(B,43歳)でイタリア系歌手を半分入れていることとSが一番若い事がBPOの壮麗なサウンドと共に極めてシンフォニックかつオペラチックに適度な緊張感をもって展開した演奏かと思います。第1部REQUIEM(タイム8’45)の出だしは極めて弱音で聴き取れにくい位のスタートで安らかな美しい合唱と独唱歌手陣が一応顔見世します。第2部DIESIRAE(39’45)で例の怒りのバスドラムが爆発するのですが決して野卑な感じではなくカラヤンらしくちゃんと統制のとれた姿勢であります。この第2部は幾つかのパーツから構成されて各パーツで合唱、独唱が代わる代わる登場しこの曲のスケール感の醍醐味が味わえる部でもあります。BPOも特に管楽器群が左右・奥行前後から効果的に鳴りこの辺りもカラヤンならではという処なのでしょう。歌手陣ではコントロール気味のMS(C.ルートヴィッヒ)が何となく私には印象的であります。T(C.コスカッタ)も朗々とイタリア人らしさを発揮します。この部で私は特に「我れ過ち・・・」「呪われし・・・」「涙の日・・・」と続いてドラマチックオペラ風に各独唱者が朗々と歌いあげる処が所謂レクイエム概念からは軌を異とするヴェルディコンセプトが気に入っています。第3部OFFERTORIUM(11’33)では静かな前奏と遠い思いのオーケストラの中にS(M.フレーニ)の瑞々しさがやはりイタリア的にホッとさせてくれます。第4部SANCTUS(3’03)先に触れた管楽器の出だしから次第に弱含みの合唱が高揚して行く過程は上手いですね。静かな読誦の位置付け第5部AGNUS DEI(5’07)から第6部LUX AETERNA(6’45)ではやはりMSが印象的でBが不気味なバックで対照を示します。後段は天国に舞う小鳥の様な囀りからオペラチックに転化し各独唱がからまって〆はSの幸せ感がフルートアルペジオに乗ります。最終第7部LIBERA ME(13’55)はヴェルディが尊敬した亡詩人の為に書いた「Libera me」が一時お蔵入りしていたのを再度引き出してこの最終部に充てたもので女声陣が先陣を切り突然あの怒りのバス・ドラムテーマが踊り出たり忙しいのですが弛緩させず進めて大層なフーガを基幹としたクライマックスに繋げますがヴェルディもイタリア作曲家として対位・フーガの形式をちゃんと示したかったのでしょう、Sが結構元気ですし最後は「決め」の大合唱、そして〆は静かにゆっくり息を引き取る様に経誦文を背景にこの大レクイエムを閉じます。録音としてはあの怒りのバス・ドラムを極端にクローズアップしない自然さは良いのかもしれません。カラヤン節の一つなのでしょう。ブルックナーの本演奏のテ・デウムは未聴ですのでワンランク保留させて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ヴェルディのレクイエムは、三大レクイエム...

投稿日:2010/02/21 (日)

ヴェルディのレクイエムは、三大レクイエムの中でも、オペラの世界を知り尽くした作曲者ならではの劇的な要素を有した作品である。それだけに、オペラを得意としたカラヤンも、この曲を重要なレパートリーとして、映像作品も含めて相当数の録音を遺した。私としては、映像作品も含めると、クルーゾーと組んだミラノ・スカラ座との演奏を第一に掲げたいが、CDということになれば、カラヤンの全盛時代に録音された本盤が随一の名演であると考える。他の録音もそうであるが、何よりも歌手陣が実に豪華である。特に、ソプラノのフレー二とアルトのルートヴィヒの熱唱は最高で、これを聴くだけでも大きな価値がある。加えて、ベルリン・フィルの好演についても触れざるを得ない。この時期のベルリン・フィルは、綺羅星の如きスタープレーヤーを擁した、楽団史上最高の状態にあったが、本盤でも最高のパフォーマンスを示していると言えよう。特に、雷鳴のようなド迫力のティンパニが圧倒的であり、これは70年に入団したフォーグラーだろうか。怒りの日の強烈な一撃は、過去のどの演奏をも凌ぐ凄さだ。カラヤンの指揮もスケールの雄大さが際立っており、ラストの聴きとれないようなピアニシモを除けば、これ以上を望めないような高みに達している。テ・デウムは、歌手陣が一段と豪華な顔ぶれであるが、ブルックナーとしてはいささか賑々しい演奏のような気がする。とは言っても、同曲でこれほどの重厚で迫力のある演奏は他には見られないものであり、これだけ堪能させてくれれば文句も言えまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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