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Sympnony No.9 : Rattle / Berlin Philharmonic

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
5012282
Number of Discs
:
2
Label
:
Emi
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Simon Rattle began recording the Mahler symphonies for EMI Classics in 1987, the first foray being Symphony No.2 with the CBSO, and the subsequent cycle has seen great critical success. His recordings of Mahler 5 and 10 with the BPO have certainly been a huge hit, and this new recording of Symphony No.9 is sure to be just as successful.

'Sir Simon Rattle has once again demonstrated his great affinity for this music and his ability to recreate it in the most thrilling fashion.[...] It is hardly possible to imagine a realization of this music at once more moving and more menacing. The finale was heavenly, with the Berliners pulling out all the stops. Outstanding solo playing, subtly savoured colours, saturated and warmly sonorous wind chords and a pianissimo that died away into utter oblivion – all these contributed to making this a sensational concert.’

– Oberösterreichische Nachrichten, August 29, 2007

Mahler:Symphony No. 9 [82:58]
I.Andante Comodo
II.Im Tempo eines gemächlichen Ländler.
III.Rondo. Burleske
IV.Adagio

Berliner Philharmoniker
Simon Rattle

October 24-27, 2007, Philharmonie, Berlin

Track List   

Disc   1

  • 01. Mahler: Symphony No.9 [82:58] T:Andante comodo [28:44]
  • 02. U:Im Tempo eines gemachlichen Landlers [15:51]

Disc   2

  • 01. V:Rondo, burleske [12:32]
  • 02. W:Adagio[25:51]

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Comprehensive Evaluation

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 マーラーの交響曲第9番の録音史を振り返...

投稿日:2022/01/01 (土)

 マーラーの交響曲第9番の録音史を振り返ると、現在までに最も多く録音しているオーケストラはベルリン・フィルで、その回数は11回である。続いて、ウィ−ン・フィル、ウィーン響、フィルハーモニア管(ニュー・フィルハーモニア)、バイエルン放送響がそれぞれ8回、ニューヨーク・フィルが6回、ロンドン響、南西ドイツ放送響、チェコ・フィル、イスラエル・フィルがそれぞれ5回、コンセルトヘボウとスウェーデン放送響がそれぞれ4回で続いている。シカゴ交響楽団は意外に少なく、ジュリーニ、ショルティ、ブーレーズの3回のみであるが、いずれもオーケストラの実力を遺憾なく発揮した超弩級の名演奏である。日本のオーケストラでは、都響、新日本フィル、大阪フィルがそれぞれ3回で並んでいる。  マーラーの交響曲第9番をベルリン・フィルと録音した指揮者は、バルビローリ、バーンスタイン、カラヤン(4回・非正規盤を含む)、シャイー、アバド(3回) 、ラトルである。ベルリン・フィルによる交響曲第9番の録音は、いずれも話題性に富んでいる。その中でも私が一番に推したいのはラトル盤である。2007年10月24日から27日にかけてのライヴ録音だが、本HMVのサイトでもレビュアー諸氏が賞賛しているとおり、瑕疵のない、まさに完璧な演奏である。ヴァイオリンを両翼に配置して臨んだベルリン・フィルとラトルの集中力が伝わってくる。演奏時間はすべての楽章で中庸であるが、ラトルらしいテンポの緩急のメリハリもある。ラトルとベルリン・フィルの演奏の音楽性は、凡庸さとは無縁である。  第1楽章の呈示部の終局の102小節以降は、総譜にAllegro と指示されているとおり、激しくテンポを速める。私個人としては、Allegro という指示にもかかわらず、あえてテンポを上げない演奏を好むが、ラトルのこの表現は正統であろう。ラトルとベルリン・フィルの凄さは、全編にわたって隙のない緻密な演奏を繰り広げながら、要所要所でマーラーの意図をきわめて的確に表現しているところである。例えば、第1楽章の148小節以降のヴァイオリン(p(p) aber ausdrucksvoll)、163小節以降(Allmahlich fliessender) 、267〜270小節のヴァイオリン(sehr zart, aber ausdrucksvoll hervortretend) 、347小節(molto espress.) 434小節以降(Wieder a tempo aber viel langsamer als zu Anfang 〜 Zogernd)、第3楽章の347小節以降のエピソード、第4楽章の冒頭の2小節(Sehr langsam und noch zuruckhaltend)、56小節(lang gezogen)、122小節のヴァイオリン(viel Bogen)、185小節(ersterbend)などをあげることができる。 (以上、表示の制約のため、Umlaut を省略。)  交響曲第9番は、マーラーが完成した最後の交響曲となった。マーラーが創作力の絶頂期を迎えつつある時に、極度の集中力をもって作曲した最高傑作である。この作品を貫く孤高の精神、圧倒的な強靭さと品格の高さを、ラトルとベルリン・フィルは、知性と感情のバランスをとって、深い共感をもって表現している。録音もディスクの音質も優秀である(SACD)。交響曲第9番を初めて聴く方にも、ある程度聴いている方にも、まちがいなくお勧めできる名盤である。  私が交響曲第9番の録音について本HMVのサイトでレビューさせていただくのは、ジュリーニ/シカゴ交響楽団、マゼール/フィルハーモニア管弦楽団に次いで、このラトル/ベルリン・フィルが3回目である。これらが私が選ぶベスト3だ。マーラーの交響曲第9番は傑作であるだけに、優れた演奏が非常に多い。私のライブラリーは、交響曲第9番だけですでに140種類を超えている。あれこれ引っ張り出しては、じっくり鑑賞するのが私の楽しみのひとつである。

宗仲 克己 さん | 東京都 | 不明

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この「演奏」は本当に凄い。集中力と技術の...

投稿日:2016/05/21 (土)

この「演奏」は本当に凄い。集中力と技術の勝利である。冒頭から消え入る最後まで一つとして「しまった」がない。考えてもみて欲しい。この曲が持つ意味、長さ、演奏の困難さ、それらを全て分かった上でラトルは、この楽団に厳しく要求し、楽団もそれに応えた。いくらリーダーが一人いきり立ってもメンバーが応じないと成果にはならない。メンバーが良くてもリーダーの方向性がダメなら成果は程遠い。自分の仕事に置き換えて考えたら、この演奏の凄さはわかるはずだ。クラシック音楽としてここまでの精度の演奏をしたのは全盛期のムラヴィンスキーとチェリビダッケだけと思っていたがラトルはここまで成し遂げた。あのブラームスの演奏を思い起こせば、とても同一人物とは思えない。賛辞に賛辞を重ねたい。しかし、しかしである。小生は5年前にダルビッシュのもの凄い投球を見た。9回になってなおかつ156kmのストレートと116kmのカーブを投げ分け、打者は手も足も出なかった。完璧だった。この演奏も最後の最後まで完璧である。その時のダルビッシュもこの演奏も本当に凄いのだが、感動したかというとちょっと違う。ここまで細部に拘ると、往年の巨匠のようなフレージングはできない。物理的に無理である。おそらくこれだけ凄いこの演奏に対して、満足できないという声がこのレヴューでも散見されるのはそのせいでああろう。この「演奏」は完璧の先がまだあるかもしれないと知らしめた意味でも、間違いなく演奏史上に残る。

てつ さん | 東京都 | 不明

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どうして今までラトルを始めとした現代の演...

投稿日:2013/02/13 (水)

どうして今までラトルを始めとした現代の演奏家達の演奏を避けてしまっていたのか?世の中(日本が特殊?)に蔓延る巨匠崇拝や現代の指揮者は小粒だとか否定的な論調を見聞きしすぎた為なのだろうが、本当に勿体無いことだったと思う。 確かにBPhの常任指揮者だったカラヤンやフルトヴェングラーの演奏は素晴らしい(アバドは…うーん。)し、とりわけカラヤンはかなり好きな演奏家ではあるけれども、カラヤンを始めとしたいわゆる巨匠指揮者達の演奏が今では決して望むことの出来ないものであろうことと同様にこのラトルとBPhの演奏は昔の演奏家では決して実現できなかった類の演奏だ。 大体、技術的に非常に困難なマーラーの九番を少しは編集はあるだろうが、ライブでこれほどまでに完璧に演奏することがカラヤンの時代にできたのだろうか?技術的完成度が非常に高いカラヤン盤ですら凌駕している。技術に関しては確実に進歩し続けているのが現状。音楽とは決して技術のみで測れはしないにせよ、音の裏側にある人を感動させる何か…はまず第一に確固たる演奏技術をもったうえで論議される話であるのだが、傷がない演奏をすぐに冷めているだの、空疎だのと反射的に思ってしまうことが自分にも、そして他のリスナーにもいると思う。しかし私達がCD等で聴くオーケストラは基本的にプロフェッショナル。技術的な完璧さと内容の充実を両立させる必要があり、少なくともここでのラトルとBPhはプロフェッショナルとしての仕事を完璧にこなしていると言える。 それに今の演奏は過去の巨匠達が模索してきたマーラーの演奏様式の数々の上に立って演奏することができることも大きく、リスナーに過去の名盤と自分達の作品が比べられるデメリットがあるにせよ、演奏する側にも参考になる部分が多い。 この演奏も過去の演奏のいいとこ取りをしたように感じる(この点は旧盤が顕著だが)。 ラトル独自の表現にも事欠かず、特に2楽章の”極めて粗野に”の指示をここまで忠実に守っていると感じたのはこの演奏が始めてである。技術的に完璧なのにダサく演奏できるなんて実は物凄いことなのでは? しかし、ラトルが個性的な昔の巨匠と決定的に違う所は、演奏に個性的な表現は多々あるのだが、それに一貫性が無く(元々一貫性のないマーラーはホントにラトルにピッタリ)、ラトルその人の個性と感じられない所で、それこそがラトルが器用貧乏とか小細工野郎とか呼ばれる原因だろうが、この演奏以外にいくつかの演奏を聴いて感じたのは、「ラトルはすべての曲一つ一つに明確な個性を持たせている」ことで、すべての曲を自分の色に染めていた過去の巨匠達と違ってラトルはすべての曲一つ一つが全く違う。これこそがラトルの個性であり、彼の作品全てがどんな演奏か予測がつかない為、これからの録音が楽しみである。 この演奏は彼の代表盤に相応しい、僕にとっても最高の演奏の一つになった。ラトルとBPhに感謝。

音楽ばか。 さん | 北海道 | 不明

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