Don Giovanni: Rosbaud / Paris Conservatory O Campo Stich-randall Cortis Danco Moffo

ロスバウトの『ドン・ジョヴァンニ』
正規音源により１９５６年ライヴ登場！

1956年7月12日、モーツァルト生誕200周年を祝うフランスのエクサン・プロヴァンス音楽祭の目玉となったロスバウトによる『ドン・ジョヴァンニ』のライヴ録音が登場。有名なＥＭＩ盤は、この上演の好評を受け、２ヵ月後に同じメンバーによってパリでセッション録音されたもので、その元になった演奏が今回の演奏ということになります。
　近現代音楽のエキスパートとして知られるロスバウトですが、当時、モーツァルト演奏でも人気があり、『ドン・ジョヴァンニ』についても、１９５６年の２種のほか、１９５０年のライヴ、１９５２年のライヴ、１９５８年のライヴ録音が残されています。
　今回初の正規音源ＣＤ化となる１９５６年のライヴ録音は、若きモッフォやゲッダの起用も話題となった見事な演奏で、ボーナスとして収録された１９５０年の４曲、１９５２年の２曲のナンバーとの比較も含めて聴きごたえのあるアルバムとなっています。

・モーツァルト：歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲
　テレサ・シュティッヒ＝ランダル（ドンナ・アンナ）
　ニコライ・ゲッダ（ドン・オッターヴィオ）
　シュザンヌ・ダンコ（ドンナ・エルヴィラ）
　アンナ・モッフォ（ツェルリーナ）
　アントニオ・カンポ（ドン・ジョヴァンニ）
　マルチエロ・コルティス（レポレッロ）
　ローランド・パネライ（マゼット）
　ラファエル・アリエ（騎士長）、他
　パリ音楽院管弦楽団、合唱団
　ハンス・ロスバウト（指揮）
　録音：1956年7月12日　エクサン・プロヴァンス・フェスティヴァル

（ボーナス・トラック）
・モーツァルト：歌劇『ドン・ジョヴァンニ』抜粋
　カーラ・カステラニ（ドンナ・アンナ）
　レオポルド・シモノー（ドン・オッターヴィオ）
　パリ音楽院管弦楽団
　ハンス・ロスバウト（指揮）
　録音：1950年、1952年　エクサン・プロヴァンス・フェスティヴァルより