CD

Mravinsky / Leningrad.po Beethoven: Sym.3, Wagner, Liadov(1961.4.6)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
DLCA7004
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ムラヴィンスキー・コンプリート・ライヴ 1961 in モスクワ音楽院大ホール

ロシア・ナショナル・アーカイヴ(ゴステレラディオフォンド)の幻の音源から1961年のムラヴィンスキーコンサートプログラムを完全再現! 初出多数他、アンコールも収録


平林直哉  
「ムラヴィンスキー・コンプリート・ライヴ 1961 について」

今回のシリーズは、まず何よりもひと晩の演奏会をそのまま全部聴けるというところがファンにはありがたい。そして、その内容も恐るべきものである。ムラヴィンスキーはかつて「音楽は神のために演奏するものである」と語っていた。ムラヴィンスキーにとって、想像を絶する、あの厳しいリハーサルを経て本番を迎える時、聴衆の存在は演奏の本質とは無関係だったようだ。しかし、ムラヴィンスキーとて人の子である。聴衆を前にして気持ちが高ぶらないはずはない。この一連のライヴでは、そのあり余る情熱の炎が、極限まで鍛えた細部をわずかながら犠牲にしながら突き進むという、きわめてスリリングな仕上がりなのである。たとえば、2月11日のグリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲は過去最速の演奏だと思われるが、あのテンポで進みながらも、コーダではいっそう加速しているのである。チャイコフスキーの交響曲第5番、第6番「悲愴」の狂気のような進軍も唖然とするばかりだ。ショスタコーヴィチの交響曲第8番は、あまりの凄さに、それを適切に表現する言葉が見つからない。べートーヴェンの交響曲第3番「英雄」も、かつて1968年のライヴが初めて出た時、心の底から驚き、これ以上切りつめられた演奏はあり得ないと思っていたが、今回のライヴはそれをも超えてしまった。これらは、まさに戦慄の記録である。(音楽評論家)


ムラヴィンスキー・コンプリート・ライヴ 1961 Apr.6

DLCA-7004 モノラル

■ベートーヴェン:交響曲 第3番 英雄:44:08
■ワーグナー:「ジークフリート」から森のささやき:8:16
■ワーグナー:「神々の黄昏」から葬送行進曲:7:16
■ワーグナー:「ワルキューレ」からワルキューレの騎行:4:07
■リャードフ:ババ・ヤガー3:06
Total66:53

演奏 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
指揮 エフゲニー・ムラヴィンスキー

収録:1961年4月6日
収録場所 モスクワ音楽院大ホール

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ムラヴィンスキーのエロイカのなかで、最も...

投稿日:2008/06/02 (月)

ムラヴィンスキーのエロイカのなかで、最も秀逸な演奏。冒頭の2和音からのけぞりかえってしまうことまちがいない。

山頭火 さん | 愛知 | 不明

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68年盤でさえ「何だこれは」の無慈悲非情...

投稿日:2007/03/25 (日)

68年盤でさえ「何だこれは」の無慈悲非情の超過激テンポで驚嘆させられたのに、これはさらにそれを極限にまで増長させた爆演。強弱のレンジも他に類例を見ず、熱く沸騰して無防備にさえ感じられる。一方その高貴で剛毅な意志はナポレオンへと変化したムラヴィンスキーその人が放つオーラに他ならず、史上稀な英雄が指揮台に君臨しているのが手に取るように判る。モノクロ映画を想起させる悪音質の中に今日これを聴くことは、血の涙のロマンで彩られた古典ギリシャ彫刻のトルソーを発掘した直後に、微かに残る極彩色の痕跡を必死に磨く思いである。

タコ8 さん | 金沢市 | 不明

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弦楽重奏に聴こえるほど研ぎ澄まされた演奏...

投稿日:2006/02/06 (月)

弦楽重奏に聴こえるほど研ぎ澄まされた演奏。エロイカは名演。第2楽章のポリフォニック部分では、ムラヴィンの厳しさが特に活きる。ワルキューレはパッパカしすぎの感あり。

KT さん | 新宿区 | 不明

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