CD

Sym, 8, : Celibidache / Munich Po (1990 Tokyo)

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC40291
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ベスト・クラシック100極[84]
セルジウ・チェリビダッケ/ブルックナー:交響曲第8番(1990年東京ライヴ)


ルーマニア出身の巨匠指揮者セルジウ・チェリビダッケが晩年に最も得意としたブルックナーの交響曲。その中でも、その極大のスケールと微速前進のテンポ、そして極めて個性的な解釈で仕上げられていたのが交響曲第8番で、当ディスクには1990年10月の日本公演中、サントリーホールでライヴ収録された伝説的な演奏が収められています。
 この時期はまさにチェリビダッケと手兵ミュンヘン・フィルが最も密度の濃い演奏をおこなっていた絶頂期にあたり、いくら遅いテンポをとっても高い緊張感を失わず、ホールを揺るがすような大音響を奏でても決して濁らない透明感のあるサウンドを保持するという奇跡的な存在であったことを聴きとることが出来る空前絶後の名演です。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108
(1887/1890年第2稿)

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ
(指揮)

 録音時期:1990年10月20日
 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 DSDマスタリング
 極HiFiCD/音匠レーベル仕様

Track List   

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
27
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
本盤は、チェリ&ミュンヘン・フィルによる...

投稿日:2025/07/21 (月)

本盤は、チェリ&ミュンヘン・フィルによるブル8の1993年EMI盤や1994年リスボン・ライブよりも音質が良い。また、これら2つの演奏時よりもチェリが少し若かったためか(本盤は1990年録音)、掛け声が多く、引き締まった演奏になっている。4楽章の最後の8〜9分あたりでテンポが一段と遅くなるところは、峻厳な儀式を見ているかのようであり、最後の残り4分あたりで曲想が変わるところから終結分までの部分の極限までに遅いテンポの演奏を聴くと、希望の光に向かって徐々に歩んだ末に悲願が成就して喜びにあふれる光景が想起される。投稿者は、1990年のチェリ&ミュンヘン・フィルの来日公演のときにブル8をオーチャードホールで聴いたが、本盤を聴いて、ティンパニーの故ザードロの熱演と終演後のチェリの満足そうな笑顔とが目に浮かんだ。

小川バッハ さん | 宮城県 | 不明

0
★
★
☆
☆
☆
三枚組LPのレビューです。高額なわりにノイ...

投稿日:2019/06/23 (日)

三枚組LPのレビューです。高額なわりにノイズが多く盤質が悪い。盤を洗浄しても大きな「パチッ!」というノイズは消えず。ノイズにかんしては先の二枚組LPでも思ったこと。静粛部分が多い交響曲では致命的。また音質重視のために三枚に分散したそうだが、やはり楽章途中で音楽がフェードアウトする(盤をひっくり返すため)のは興が醒める。このアナログ版は通常CD版より音はいいと思うが、ほんとうに音楽に集中して聴くのならSACDがいちばん良いと思う(ノイズはないし、音自体も良いし、四楽章すべて一枚に収められている)。アナログが復権している昨今であるが(私もその良さは認識しているつもりだが)、この商品の質に触れると優れたデジタル技術の恩恵を再認識する思いがする。盤質が良ければ「もうひとつかふたつ星を増やしてもいいかな?」ってくらいです。

水カステラ さん | 神奈川県 | 不明

4
★
★
★
★
★
チェリだと、これになっちゃいますかね。異...

投稿日:2016/10/22 (土)

チェリだと、これになっちゃいますかね。異論もあるとは思いますが。全集もいいけど、やっぱりということで。

レニー,アイラブ☆ さん | 東京都 | 不明

4

Symphonies Items Information

Recommend Items