SACD

Symphony No.4 : Nikolaus Harnoncourt / Concertgebouw Orchestra (Hybrid)

Bruckner (1824-1896)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS13864
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description


ブルックナー生誕200年記念SACDハイブリッド・シリーズ
アーノンクール&コンセルトヘボウ管弦楽団/交響曲第4番『ロマンティック』


ライヴ録音。往年の名指揮者の伝統的なロマンティシズムを排除し、ブルックナー解釈の根底を問い直す『ロマンティック』。(メーカー資料より)

交響曲第4番は、やや大きめの二管編成オーケストラのために書かれた作品ですが、現代では大幅増員して演奏されることが多く、作品の室内的な部分の魅力が薄くなりがちでした。アーノンクールの場合は、人員数はもとより、多様な表情に配慮することで、そうした部分の面白さを前面に出すことに成功しています。楽譜は通常のヴァージョンのノーヴァク版を使用。

「ブラームスのスコアに首っぴきになっていたとき、ブルックナーが巨人になって、私のライティング・デスクの横に立っているような気がした。それで、ブルックナーを演らなくては、と思ったんだ。」と語るアーノンクールが、ブラームスの交響曲に続いて取り組んだのがブルックナー・シリーズでした。
 アーノンクールはブルックナーについてこのようにも言っています。
「ブルックナーはアダージョひとつ書くにしても、遅すぎたり速すぎる演奏をされるのではと恐れていた。正しいテンポや正しいテンポの変化を見つけだすまでには、いくつもの試行錯誤があったに違いない。どの部分を強調したいかなど彼は無数の印を残している。だから思い切ってクリーニングをしてみることは良いことだと思う。」

 こうした考えに基づいておこなわれたアーノンクールのブルックナー解釈は、スローでラウドな伝統的(?)解釈からは遠いものとなりましたが、ブルックナーの時代の音を再現しようと、19世紀の楽器や奏法にこだわったものではないため、現代人にも馴染みやすい演奏に仕上がっているのがポイントともなっています。(HMV)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』(1878/80年版)

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール
(指揮)

 録音時期:1997年4月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid

 2024年、オリジナル・マスターテープ から新規でリマスターしSACD化
 SACD層、CD層別々にマスタリング
 リマスタリング:藤田厚生
 ジュエルケース、グリーンレーベル仕様

【ブルックナー生誕200年記念SACDハイブリッド・シリーズ】
ブルックナー生誕200年を記念し、ワーナークラシックスが誇るブルックナーの名盤をSACDハイブリッドにて発売!

今回の発売にあたって、オリジナルマスターより、日本の名マスタリング・エンジニアのひとりである藤田厚生氏にリマスターをお引き受けいただきました。
2000年以前のデジタル録音(16bit/44.1kHz)では収録密度や情報量が少なかったため(またはアナログ/デジタル変換時に失われてしまった)、現在のハイレゾ対応のオーディオセットでは発揮できていないとも考えられます。そこで収録できなかった倍音やハイレゾ音域を、最新テクノロジーによる特別なプロセッサー処理により再構築し復活させ、広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かすことによって、はっきりとした定位やダイナミックさにリアル感を生み出します。ホール内の音楽本来の豊かな音色、滑らかさ、残響を維持し、名指揮者たちが意図した楽器配置や音量の絶妙なバランス等による名演奏がここではじめて明らかにされています。
SACD層に限らずCD層でも、リマスターされたDSD音源からその音が発揮されるよう細心の注意を図りながらマスタリングされ、その音を最大に反映させています。

最高品質の音をお届けするために、以下の高品位なプロ仕様の機器を使用
・高解像度フォーマット用に設計されたプロフェッショナル DA-ADコンバーター。
・オーディオ信号を処理するためのプロフェッショナル用アナログ機器。
・信号劣化を最小限に抑えるための高品質オーディオケーブル。
・正確なタイミングと同期を維持するための、低ジッター・マスタークロック・ジェネレーター。
・干渉を最小限に抑え、すべての機器の安定した動作のためのクリーン電源システム。
・リマスタリングプロセスを正確にモニタリングするための、モニタースピーカーシステム。(メーカー資料より)


Track List   

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新しいブルックナー解釈演奏として評価が高...

投稿日:2012/10/03 (水)

新しいブルックナー解釈演奏として評価が高かったといわれる第3番に続くやはりACOを振っての1997年ライブ録音(アーノンクール68歳頃)での第4番「ロマンチック」です。版の関係か演奏解釈から起因するのかマタマタACOサウンドの関係なのか私には判然とはしておりませんがブルックナーのあのややもすると下品にも陥る底が聴こえて来ないような演奏と感じました。演奏タイムは@17’46A14’36B10’32C20’13で他の演奏とそう差異はないのですが聴いていると短く思えます。第1楽章は管楽器と弦が時々室内楽的な雰囲気に出くわします・・・管楽器の扱いに工夫がなされてはいるようです。後半へのゆっくりした攻めと各パッセージを遅めにして終わりの効果を狙います。第2楽章は私が従来イメージしていた「深奥の森」という感じより「夜の巡礼行進」(本来?)といった方で楽章中必ず攻める処があり表情を作ります、結びの静寂さは印象的。第3楽章全奏による咆哮は決して乱れず底辺を見せず建築的構造性に終始しそれはACOの音なのでしょうか。最終楽章の初めの展開は新鮮でカクカクした感触はアーノンクールらしいしティンパニーの扱いも面白いです。途中遅い演奏から迸るように数回かなり?スピードアップする処もあり最後のアプローチはややメリハリをつけてフィナーレへの宣誓を告げます。長いフレーズ感と壮麗かつ重厚な響きをもった伝統的な響きのブルックナーとは明らかに異なる世界へ導いてくれましたが、本盤演奏私自身が付いて行けない部分もありOKランクにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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