Turn It On Again: The Hits (2枚組アナログレコード)

時代とともに叙情性や劇場性、プログレッシヴ性やポップス性を打ち出し、その稀有な個性的スタイルで音楽シーンの頂点に昇り詰める五大プログレッシヴ・ロック・バンドの一角、ジェネシス。
彼らが1999年に発表した、フィル・コリンズ在籍時の楽曲を中心とした初のオール・タイム・ベスト・アルバム『TURN IT ON AGAIN: THE HITS（邦題: ジェネシス・ベスト・アルバム）』が、発売25周年を記念して、待望の初アナログ化となる2枚組アナログ盤となって登場する！

◆1967年に英国で産声を上げ、70年代には叙情的でありながらシアトリカルなプログレッシヴ・ロック・バンドとして非常に高い人気を誇り、その後80年代にはポップスの要素を大きく打ち出しながら世界的な人気を誇るバンドとして音楽シーンの頂点へと昇り詰めていった、英国ロック・バンドの代表格であり、五大プログレッシヴ・ロック・バンドの一つとしても賞賛を受ける存在、それがこのジェネシスだ。英国プログレッシヴ・ロック黄金期の一翼を担うバンドとしてプログ・ロック・ファンから非常に大きな評価を受け、その後ポップな音楽性を羽ばたかせ、チャートの上位に楽曲を送り込みながら幅広い音楽ファンの心をつかんでいった彼らは、非常に個性的な軌跡を歩んできた稀有の存在だといえるだろう。

◆初代ヴォーカリストであり最高のカリスマ、ピーター・ガブリエル在籍期となる初期ジェネシス、ピーター・ガブリエル脱退後にフィル・コリンズがヴォーカルを兼任する形で活動をつづけた中期ジェネシス、そして70年代後半に3人態勢となり、よりポップスの要素を持ち込みながらチャートをにぎわせる世界的ロック・バンドとなった後期ジェネシス…、ラインナップの変更とともにその音楽性も変化させながら常に第一線を走り続けた彼らは、キャリアを通して15枚のスタジオ・アルバムや6枚のライヴ・アルバム、数多くのコンピレーション・アルバムなどをリリースし、実に1億枚以上の世界累計アルバム・セールスを記録、2010年にはロックの殿堂入りも果たす、まさにレジェンドの名にふさわしい存在だ。

◆今回、彼らが1999年に発表した、マルチ・プラチナム・セールスを記録する大ヒット・ベスト・アルバム『TURN IT ON AGAIN: THE HITS』のリリース25周年を記念して、同作品が初めてアナログ盤となってリリースされることとなった。

◆フィル・コリンズ期を中心に選曲が行われた、彼らにとって初のベスト・アルバムとなるこの『TURN IT ON AGAIN: THE HITS』には、「I Know What I Like (In Your Wardrobe)」や「The Carpet Crawlers」（実際に収録されているのは1999年のリ・レコーディング・ヴァージョン）といった初期の楽曲や、「Turn It On Again」や「Mama」といった80年代のスマッシュ・ヒット曲、そして90年代初めの世界的に大きなヒットとなった「Invisible Touch」や「I Can't Dance」といった楽曲までを網羅した全18曲が収録されている。また、アルバムのジャケットには、ジェネシスがそれまでに発表してきたアルバムのジャケットに使用されてきたGENESISのロゴやフォントを一文字づつ使用したバンド名が中央に施されているほか、「I Can't Dance」のビデオ・クリップの中で登場したトニー・バンクス、フィル・コリンズ、そしてマイク・ラザフォードの3人のシルエットもあしらわれている。
(メーカーインフォメーションより)