ローレンス・クラウス

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私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題

ローレンス・クラウス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041136546
ISBN 10 : 4041136547
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;19

内容詳細

科学における最も重要な言葉の一つが「わからない」だ。わからないことがわかっている、すなわち「既知の未知」であるからこそ、探求することが可能であり、発見の可能性を持つ(「未知の未知」では探求の機会を持つことができない)。
宇宙物理学は過去500年ほどで飛躍的な進化を遂げたが、「私たちはどのように生まれたのか」などの深遠な問いにどこまで迫れたのか。世界的に有名な理論物理学者が、宇宙論の既知の未知を「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」と5つの章に分けて探求。今後数十年の科学が追うであろう内容は驚きと興奮に満ちており、私たちの思考を深め、世界の見方も一変させてくれる。

【著者紹介】
ローレンス・クラウス : 1954年生まれ。宇宙物理学者。イェール大学やアリゾナ州立大学で教鞭をとる。アリゾナ州立大学にて人類の起源を探求する「オリジンズプロジェクト」を創設し率いる。2012年には全米科学審議会から「公益賞」を授与された

長尾莉紗 : 早稲田大学政治経済学部卒。英語翻訳者

北川蒼 : 早稲田大学法学部卒。英語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぽち さん

    サイエンス系の本を通読したのは初めてかもしれない、本書は(当然なのかもだけど)形而上学的側面も多分にある。宇宙物理学者の著者は「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」それぞれについての「既知の未知」を考察、実証する。特に「物質」の章は難解だったけど、解説にあるように導入部(疑問の提示)は平易な言葉で惹きつけ、そこから実証されてきた詳細を述べていく。光さえ逃れられない巨大重力(ブラックホール)の中心=特異点では空間と時間は意味を失う。

  • 女神の巡礼者 さん

    巻頭で引用されている「既知の未知というものもあります。つまり私たちは、自分の知らない情報が存在することをわかっているのです。そしてさらに、未知の未知もあります。自分が知らないということさえ知らない領域です」という言葉に感銘を受けました。科学書のなかには、本当に分かって書いているのかと思えるものもありますが、本書の著者は実績ある研究者でありながら、最先端の科学理論を深く考察しながら語っていて、例えば超弦理論などには慎重なスタンスを取っていて、とても好感を覚えました。科学の現状を知ることが出来た一冊でした。

  • Go Extreme さん

    既知の知・既知の未知・未知の未知 謎≒動く標的・科学の最先端・未知への入り口 謎自体は残る・見方は変わる ブラックホールの中:過去と未来が見える インフレーション→多元宇宙の可能性 無限のデータ≒無限の時間→宇宙・時間の究極的な未来は謎 多元宇宙のどこかに存在する私のコピー 階層性問題→超対称性 自然の想像力は人間の想像力をはるかに超える 地球外生命体・3つの可能性 生命は宇宙に合わせて微調整される 人工知能・人類の進歩に伴い自然と生まれた副産物 テクノロジーは世界を変えテクノロジーとともに人間も変わる

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ローレンス・クラウス

1954年生まれ。宇宙物理学者。イェール大学やアリゾナ州立大学で教鞭をとる。アリゾナ州立大学にて人類の起源を探求する「オリジンズプロジェクト」を創設し率いる。2012年には全米科学審議会から「公益賞」を授与された

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