日本霊異記・発心集 河出文庫

伊藤比呂美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309420868
ISBN 10 : 4309420869
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
232p;15

内容詳細

平安時代初期、薬師寺の僧景戒編著の日本最古の仏教説話集『日本霊異記』は、雄略天皇から嵯峨天皇までの因果応報の説話、善悪、霊験、奇蹟、怪異、性愛などが描かれている。鎌倉時代初期、『方丈記』で知られる鴨長明編の仏教説話集『発心集』は、仏道の心の在り方を説く。両作品に魅了された詩人・伊藤比呂美が厳選、渾身の新訳で現代に甦る。

目次 : 日本霊異記(雷を捉える縁/ 狐女房の縁/ 漁夫の悪報の縁/ 野ざらしの髑髏の縁/ 風のように生きる縁 ほか)/ 発心集(玄敏僧都、遁世逐電の事/ 同じく玄敏僧都、伊賀の国の郡司に使われた事/ 平等供奉、山を離れて異州に赴く事/ 千観内供、遁世して籠居の事/ 多武峯の僧賀上人、遁世して往生の事 ほか)

【著者紹介】
伊藤比呂美 : 1955年東京都生まれ。詩人・作家。青山学院大学入学後、詩を書き始め、78年現代詩手帖賞を受賞してデビュー。99年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞、15年早稲田大学坪内逍遙大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Decoy さん

    もっとぶっ飛んだお話かと思っていたが、意外と説教くさかった(仏教説話だから、そういうものなのだろうが)。景戒のコメントは、賛同できなくて突っ込みたくなる。鴨長明の主張は、常識的過ぎてよりキレを求めたくなる。それにしても、庶民だろうが僧侶だろうが、人間はいつの時代も俗っぽい…。

  • せんじつ さん

    『諸悪莫作。諸善奉公。わるいことをするな。よいことをするのだ。』日本霊異記の序文がいちばんぐっときた…。強力女の縁面白すぎて好き。発心集はちょっと説経すぎて私にはまだ早かった。

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伊藤比呂美

1955年東京都生まれ。詩人・作家。青山学院大学入学後、詩を書き始め、78年現代詩手帖賞を受賞してデビュー。99年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年紫式部文学賞、15年早稲田大学坪内逍遙大賞受賞(本データはこの書籍

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