肉体のジェンダーを笑うな 集英社文庫

山崎ナオコーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087446197
ISBN 10 : 4087446190
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。哲夫は、ついに授乳を経験するが?(「父乳の夢」)機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら?(「真顔と筋肉ロボット」)性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは?(「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」)など、驚くべき想像力で性差が減った未来をユーモラスに描く、全4編収録。

【著者紹介】
山崎ナオコーラ : 作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。日常の社会派。趣味は育児(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さてさて さん

    『どうしたの?薫ちゃん、お父さんのおっぱいだよー』。まさかの『父乳』によって子育てを行う主人公が描かれた〈父乳の夢〉を含む4つの短編が収録されたこの作品。そこには、”性差”にメスを入れる山崎ナオコーラさんがユーモアたっぷりに描く近未来?の光景がありました。『父親も乳を出す時代が来た』ってまさか?と、思わず調べてしまったこの作品。”性差”というものに我々が如何に縛られているかを思いもするこの作品。山崎ナオコーラさんのかっ飛んだ想像力に驚くと共に、その考えの深さに共感させられること多々な素晴らしい作品でした。

  • ゆりこ さん

    図書館本。ナオコーラさんのエッセイかな?と思って借りたら、ややSF調の短編だった。「父乳の夢」を読んで、乳児期のモヤモヤ?を思い出して苦しくなったので、やはり軽やかなエッセイが読みたいなと思いました。

  • りょう さん

    肉体的な性別の違いは生まれ持ってあるよね、でもそれで規定される社会的な後天的なものが自分には嫌だとかふさわしくないとか思うこともある。それを拒否する自由と、人権があるということもわかる。一方、生まれたくて生まれた訳では無い運命とか変えられないものについても、考える。肉体そのものは代わりがない。自分と他人を入れ替えることもできない。自由に生きるということと、どこまでも変えられるということは違う。いや、考えれば考えるほど、わからなくなるわ。

  • かおる さん

    ジェンダーというタイトルを冠しているのに、何故センス・オブ・ジェンダー賞に屁とも掠りもしなかったのか。著者のエッセイ「母ではなくて、親になる」をフィクションに落とし込んだだけじゃねーか疑惑がプンプンしました。男親から母乳は、イギリスなど海外では実際に起きているので、SF要素は皆無。フィクションをメタファーとした社会風刺も皆無。ただ、つらつらと夫婦の会話で著者の価値観の禅問答ばかりが続く。ジェンダー問題をエンタメに落とし込んだ田中兆子『徴産制』を読んだ方が面白かった。

  • やまだ さん

    正直父乳の話で抵抗を感じている自分がいて、でもそんな自分に「肉体のジェンダーを笑うな」と怒り散らかしたい。哲夫も今日子も薫ちゃんを愛している親なだけなのに。理想の女性像、母親像を押し付けられるのは嫌がるくせに、2024年になっても自分の中にあるステレオタイプはなかなか払拭できていない。本当に恥ずかしい。人は誰も本当の意味での平太郎にはなれないかもしれないけど、わたしは学ぶことはやめない。

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山崎ナオコーラ

作家。日常の社会派。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。性別非公表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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