イエスタデイ・ワンス・モア カーペンターズ全業績

Richard Carpenter (リチャード・カーペンター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794973962
ISBN 10 : 4794973969
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
B5変形判 / 376ページ

商品説明

カレンの没後40年にあたり、リチャード・カーペンター全面監修のもと編集された初の公式ヒストリーブック。

100時間以上におよぶリチャードへの独占インタビューのほか、リチャードの個人所蔵分などの未公開写真を含む約150点の写真、作詞家として曲の大半を共作したジョン・ベティスら関係者による知られざる貴重な証言を交えながら、その活動の軌跡が初めてリチャードの視点から語られる。全アルバム&全シングルについての詳細な解説やストーリーも紹介。

日本で、世界で、最も長く愛されるポップデュオの全業績を網羅した「カーペンターズのすべて」決定版。ファン必携の書!


カレンの、すぐに彼女だとわかる、あのあたたかい声は言語の壁を飛び越え、みずみずしいハーモニーと心に残るメロディは世界じゅうの人々を魅了しました。私たちは兄と妹でもあり、精神的な双子でもありました。彼女のボーカルを最も活かすことができるのは、どんな曲なのか、どんなキーやどんなアレンジなのか、私は本能で理解していました。
もう50年以上、カレンと私について数えきれないくらいの言葉が書かれてきました──そしてその多くは単なる邪推だったり、悪意に満ちたものだったりしました。質はともかく、私たちのキャリアをカバーしようと、いろんなドキュメンタリーも作られました。ですが、私たちがどれだけの思いと時間を音楽につぎこんできたのか、そのことをしっかり伝えてくれる作品はほとんどありませんでした。(中略)カーペンターズのキャリアを浮き彫りにする本を作りたい、と言われたことは、私にとって驚きでした。(中略)
私はそんなプロジェクトに身を投じることを決めました。首までどっぷり、でした。
リチャード・カーペンター(「はじめに」より)

内容詳細

[目次]

はじめに  リチャード・カーペンター
本書について  マイク・シドーニ・レノックス/クリス・メイ
prologue イメージの問題

1 フロム・ザ・トップ1952-1968

物語のはじまり  リチャード・カーペンターへのインタビュー

2 ヒットが出ることを願おうじゃないか1969-1970

『オファリングOFFERING』/『涙の乗車券 TICKET TO RIDE』
「涙の乗車券 TICKET TO RIDE」
ふたつのレコード・ジャケット
1970年/71年 1年間の記録

3 オレたちナンバー・ワン1970-1974

『遥かなる影CLOSE TO YOU』
「愛のプレリュードWE'VE ONLY JUST BEGUN」
A&Mレコード・ニュース
評論家対カーペンターズ
「メリー・クリスマス・ダーリン MERRY CHRISTMAS DARLING」
「ふたりの誓い FOR ALL WE KNOW」
ホセの歌を消せ
『カーペンターズ(ザ・タン・アルバム) CARPENTERS』
「雨の日と月曜日は RAINY DAYS AND MONDAYS」
「スーパースター SUPERSTAR」
カーペンターズのロゴ
『ア・ソング・フォー・ユー A SONG FOR YOU』
「ハーティング・イーチ・アザー HURTING EACH OTHER」
「小さな愛の願い IT‘S GOING TO TAKE SOME TIME」
「愛にさよならを GOODBYE TO LOVE」
『ナウ・アンド・ゼン NOW & THEN』
「イエスタデイ・ワンス・モア YESTERDAY ONCE MORE」
「シング SING」
「ジャンバラヤ JAMBALAYA」
『シングルス1969─1973 THE SINGLES 1969-1973』
「トップ・オブ・ザ・ワールド TOP OF THE WORLD」
「あのふたりの若者のことを、だんだん好きになってしまってね」  ハーブ・アルパート・インタビュー

4 オール・オーヴァー・ザ・ワールド

オール・オーヴァー・ザ・ワールド
ふたつの人生 ひとつの絆 つないだのはカーペンターズ  デニーズ・クァン(サイモン・ウォーズリー/塚原顕)

5 新たな地平線1975-1977

『緑の地平線HORIZON』
「オンリー・イエスタデイ ONLY YESTERDAY」
「ソリテアーSOLITAIRE」
『見つめあう恋A KIND OF HUSH』
「見つめあう恋 THERE'S A KIND OF HUSH(ALL OVER THE WORLD)」
「青春の輝き I NEED TO BE IN LOVE」
「グーファス GOOFUS」
愛をこめて ジョン  ジョン・ベティス
『パッセージ PASSAGE』
「二人のラヴ・ソング ALL YOU GET FROM LOVE IS A LOVE SONG」
「スウィート・スマイル SWEET, SWEET SMILE」
「星空に愛を CALLING OCCUPANTS OF INTERPLANETARY CRAFT(THE RECOGNIZED ANTHEM OF WORLD CONTACT DAY)」

6 カーペンターズとクリスマス1977-1978

カーペンターズとクリスマス

7 メイド・イン・アメリカ1979-1981

『メイド・イン・アメリカ MADE IN AMERICA』
「アイ・ビリーヴ・ユー I BELIEVE YOU」
「タッチ・ミー TOUCH ME WHEN WE’RE DANCING」
「バック・イン・マイ・ライフ(WANT YOU)BACK IN MY LIFE AGAIN」
「遠い想い出 THOSE GOOD OLD DREAMS」
「恋のビーチウッド BEECHWOOD 4-5789」

8 カレン・カーペンター1950-1983

9 キーパー・オブ・ザ・フレイム1983- 現在

炎を継ぐもの
重要なコンピレーション
カーペンターズ再構築
『ローリング・ストーン』誌のカーペンターズ特集  トム・ノーラン
リチャード・カーペンターとの最後の対話  マイク・シドーニ・レノックス
カーペンターズ・スタジオ・ディスコグラフィー  クリス・メイ
オン・ザ・チャート
オン・ザ・スクリーン テレビと映画のカーペンターズ
オン・ザ・ロード
カーペンターズの受賞歴

謝辞
訳者あとがき


《著者情報》

リチャード・カーペンター(Richard Carpenter)
妹のカレンとカーペンターズを結成し、A&Mレコードと契約、アメリカを代表する人気デュオとなった。1974年には来日公演を果たした。

マイク・シドーニ・レノックス(Mike Cidoni Lennox)
エンターテインメント・ジャーナリストとして40年間活動。『ビルボード』や『ヴァラエティ』、ガーネット・ニュース・サーヴィスやAMラジオ局など、さまざまなメディアで多くの記事を発表してきた。現在はAP通信のシニア・エンターテインメント・リポーターとして映像制作や記事を担当。2018年のアルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』ではユニバーサル・ミュージックのマーケティング&パブリシティ・コンサルタントもつとめた。パートナーのブライアンと、雌の愛犬のエミーとともにロサンジェルス郊外で暮らしている。

クリス・メイ(Chris May)
長年のカーペンターズのエキスパートにしてヒストリアン。ネットのA&Mコーナーでは16年間、カーペンターズの人気オンライン・ディスカッション・フォーラムでモデレーターとコントリビューターをつとめている。音楽業界では、ディレクター、アレンジャー、プロデューサー、ラジオ・パーソナリティとして25年以上活動。妻のジョゼルとともに、パーム・スプリングス地区に在住し、現在もコンサルタントや、フリーの音楽ディレクター、アレンジャーとしての仕事を続けている。

森田義信(モリタヨシノブ)
翻訳家。一九五九年、福岡県生まれ。上智大学外国語学部卒。主な訳書に、『フードゥー・ムーンの下で』(ドクター・ジョン自伝)、『空に書く ジョン・レノン自伝&作品集』、『ピート・タウンゼント自伝 フー・アイ・アム』、『ハイ・フィデリティ』(ニック・ホーンビィ)、『初恋、その他の悲しみ』(ハロルド・ブロドキー)、『モンキーズ』(スーザン・マイノット)『ゴールデン・ギズモ』(ジム・トンプソン)ほかがある。

【著者紹介】
リチャード・カーペンター : 妹のカレンとカーペンターズを結成し、A&Mレコードと契約、アメリカを代表する人気デュオとなった。1974年には来日公演を果たした

マイク・シドーニ・レノックス : エンターテインメント・ジャーナリストとして40年間活動。『ビルボード』や『ヴァラエティ』、ガーネット・ニュース・サーヴィスやAMラジオ局など、さまざまなメディアで多くの記事を発表してきた。現在はAP通信のシニア・エンターテインメント・リポーターとして映像制作や記事を担当。2018年のアルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』ではユニバーサル・ミュージックのマーケティング&パブリシティ・コンサルタントもつとめた。パートナーのブライアンと、雌の愛犬エミーとともにロサンジェルス郊外で暮らしている

クリス・メイ : 長年のカーペンターズのエキスパートにしてヒストリアン。ネットのA&Mコーナーでは16年間、カーペンターズの人気オンライン・ディスカッション・フォーラムでモデレーターとコントリビューターをつとめている。音楽業界では、ディレクター、アレンジャー、プロデューサー、ラジオ・パーソナリティとして25年以上活動。妻のジョゼルとともに、パーム・スプリングス地区に在住し、現在もコンサルタントや、フリーの音楽ディレクター、アレンジャーとしての仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    初めて聴いた洋楽はカーペンターズだった。明るく気持ちのいいメロディと美しく澄んだカレンの歌声に魅了され、アメリカ旅行の際は演奏風景を収めたビデオテープを買ったりした。あれから多くのミュージシャンが歴史に残る楽曲を出したが、私にとって海外音楽を判断する第一基準は今でもカーペンターズだ。いつまでも心に残る数々の名曲がいかにして生まれたのか、リチャードや関係者の回想と貴重な写真と共に辿っていくのは文字通り至福の時間だった。早世して伝説となったカレンだが、もっと長生きして歌い続けてほしかったと痛切に思ってしまう。

  • chuji さん

    久喜市立中央図書館の本。2024年1月初版。訳下ろし。カーペンターズは青春の一頁に残るデュオです。兄妹で結婚したとのデマがあったことを思い出しました。カレンが拒食症による摂食障害が原因で亡くなってから四十年も経ちました。彼等の音楽は永遠に残ります。懐かしかったなぁ。

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