基本情報
内容詳細
映画、文学、交友、そしてフランス。戦前は、堀辰雄、立原道造に注目された小説家にして“マチネ・ポエティク”の詩人、戦後は、字幕翻訳の名手。映画と文学を横断した103年の生涯の“楽しみと日々”。
目次 : 映画/花咲ける字幕の陰に(花咲ける字幕の陰に/ 映画の翻訳とは?/ 回想風なフランス映画翻訳の話/ 走馬燈のパリ・パリの走馬燈 ほか)/ 間奏/一九四〇年のプルースト(プルウストと現実物語/ CATLEYA―プルウスト幻想)/ 文学/浅間山麓ふたたび(野村英夫とdangerous boy/ 「きみ、ぼく」と比呂志君よ―芥川比呂志追悼/ 六時から八時までの軽井沢/ 浅間山麓ふたたび ほか)
【著者紹介】
山崎剛太郎 : 1917年12月16日、福岡県福岡市に生まれる。東京に移り、府立四中(現 都立戸山高校)、第一早稲田高等学院を経て、1940年、早稲田大学文学部仏文科卒業。在学中から同人誌「阿房」を中心に、評論や小説を多数発表。傍ら小山正孝、中村真一郎、加藤周一、芥川比呂志ら多くと交際、親交を深める。後に“マチネ・ポエティク”に参加。卒業後、外務省に入省。1941年、北米、中南米諸国に派遣され、同年末、仏領インドシナへ赴任。ハノイの日本大使府情報部に配属、着任は12月1日。2008年、旧作詩篇を集める詩集『夏の遺言』を刊行して詩作を再開。以後、新作の発表を続ける。100歳を超えてなお、さまざまな集まりに姿を見せ、往時を語り、会話を楽しんだが、2021年3月11日、死去。享年103歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
山崎剛太郎
1917年12月16日、福岡県福岡市に生まれる。東京に移り、府立四中(現 都立戸山高校)、第一早稲田高等学院を経て、1940年、早稲田大学文学部仏文科卒業。在学中から同人誌「阿房」を中心に、評論や小説を多数発表。傍ら小山正孝、中村真一郎、加藤周一、芥川比呂志ら多くと交際、親交を深める。後に“マチネ・
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