魔女絵の物語 魔女をめぐる図像の歴史と変遷

アリックス・パレ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766137699
ISBN 10 : 4766137698
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
冨田章 ,  
追加情報
:
108p;24

内容詳細

古代より神話や聖書、文学、芸術に登場し人々とともに存在し続けてきた魔女。デューラー、ブリューゲル、ゴヤ、ドラクロワ、クレー、ミロなど偉大な芸術家たちは魔女をどのように表現してきたのでしょうか?紀元前から現代にいたるまでの魔女とその図像の歴史と変遷を紹介します。

目次 : 魔女を物語る重要作品18(“オデュッセウスとキルケー”ブリュッセルのオイノコエの画家に帰属/紀元前470〜460年頃/粘土/高さ20.2cm/ルーヴル美術館、パリ/ “牡山羊の礼拝”あるいは“サバトの情景”マルゲリート・ド・ヨーク/ジャン・ティンクトール『ヴァルド派の罪について』の挿絵/1470〜1480年/羊皮紙に彩色/24.9×18cm/フランス国立図書館、パリ/ “魔女”アルブレヒト・デューラー/1500年頃/銅版画/11.7×7.2cm/ウフィッツイ美術館、フィレンツェ/ “ふたりの魔女”ハンス・バルドゥング・グリーン/1523年頃/ ミクスト・メディア、板/65.3×45.6cm/シュテーデル美術館、フランクフルト/ “狂女フリート”ピーテル・ブリューゲル(父)/1563年/油彩、板/115×161cm/マイヤー・ファン・デン・ベルク美術館、アントウェルペン ほか)/ 魔女を物語る意外な作品19(“演劇の一場面:呪術師への訪問”ディオスコリド・デ・サモス/紀元前2世紀/モザイク/42×35cm/国立考古学博物館、ナポリ/ “魔女”ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエリ、通称グエルチーノ/1640年頃/インク、紙/19.5×17cm/ロイヤル・コレクション、イギリス/ “魔女のいる情景”サルヴァトール・ローザ/1645〜1649年頃/油彩、カンヴァス/直径54.5cm/クリーヴランド美術館、クリーヴランド/ “角の生えた魔女”作者不詳/18世紀/油彩、カンヴァス/個人蔵/ “マクベスの3人の魔女”ダニエル・ガードナー/1775年/グァッシュ・チョーク、カンヴァス/94×79cm/ナショナル・ポートレート・ギャラリー、ロンドン ほか)

【著者紹介】
アリックス・パレ : ルーヴル美術学校卒。17〜20世紀西洋絵画の専門家。8年間、ルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿で勤務。美術史のワークショップや講演を行うほか、パリで開催される大規模展覧会に関わる

冨田章 : 1958年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。成城大学大学院文学研究科修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て、現在、東京ステーションギャラリー館長。これまで「ロートレック展 パリ、美しい時代を生きて」「エミール・クラウスとベルギーの印象派」「シャガール―三次元の世界」「メスキータ」などの展覧会に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    表紙絵に魅かれて読みました。 魔女狩りの時代、中世の作品が中心かと思いきや、近代の作品が多い感じです。男達の欲望や妬み等を、魔女呼ばわりした女性に押し付けてきた負の歴史です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000084584.html

  • くさてる さん

    紀元前の赤絵式の絵画から現代のコンセプチュアルアートまで、絵画に描かれてきた魔女≠フ姿をカラー図版も豊富に丁寧に解説したもの。たくさんの美しい絵画を堪能できた。文章も決して添え物ではなく、読み応えのある面白いものでした。お好きな方におすすめです

  • HaruNuevo さん

    古代ギリシアの赤絵壺から現代のコンセプチュアルアートまで、魔女をテーマとした美術の大家たちの作品を概観する。 先日読んだ『悪魔絵の物語』でも同様だが、特に目を引いたのは、本書の表紙絵にもなっているフランツ・フォン・シュトゥックの作品だった。 あとはキルヒナーの作品かな。 結局、自分はドイツ近代絵画が好きなのだと思う。

  • ganesha さん

    ルーブル美術官とヴェルサイユ宮殿に勤務した17〜20世紀西洋絵画専門家による、魔女の絵画や彫刻などの歴史と変遷をまとめた一冊。ブランクーシとキキスミスとデュルメールの魔女が素敵だった。印象的な表紙はシュトゥック、カンディンスキーの先生だったとは。

  • takakomama さん

    不気味で怖い魔女が多かったです。アフリカの占い師や祈祷師は医師、弁護士、セラピスト、精神療法者でもあり、箒に乗って飛んだり、大鍋を煮えたぎらせる魔女とは、まったく別の存在だそうです。

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アリックス・パレ

ルーヴル美術学校卒。17〜20世紀西洋絵画の専門家。8年間、ルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿で勤務。美術史のワークショップや講演を行うほか、パリで開催される大規模展覧会に関わる

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