薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ 文春文庫

吉永南央

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920944
ISBN 10 : 4167920948
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;16

内容詳細

一度は売ったものの、手放したことを後悔していた帯留。それが戻ってきたと「小蔵屋」を営むお草のもとに連絡がくる。さっそく東京の店に向かうが、そこで、旧知のバーの雇われ店長が殺されたという話を耳にする。その後、お草は、新幹線の車中で何者かに追われている母子に出会い、事態は思わぬ方向へ…。人気シリーズ第10弾!

【著者紹介】
吉永南央 : 1964年埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」で、第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズとして人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BLANCA さん

    好きなシリーズですが、今回はハードボイルド過ぎる😥 小蔵屋のお草さんは、こんな危険な橋を渡らなくても…と思ってしまった。あまりのハードさに、内容が頭について来なかった。次巻はどうなるのでしょう😨

  • まるぷー さん

    今回はこれまでとは違った展開だった。用事で出掛けたお草さん、出先の東京で殺人事件現場に遭遇。その後、京都に向かう新幹線の中で出会った少年がその殺人事件に関係し逃避行の手助けをする。殺人者の影に怯え、緻密な判断と思いきった行動を取るお草さんだが、とても高齢者とは思えない。小蔵屋で焼きもち心配する久実や一ノ瀬。緊迫した場面が続いた。琵琶湖から紅雲町に戻るお草さんと少年を送り届ける丹山と一ノ瀬たちの連携に圧巻。小蔵屋でのいつものまったりした接客場面が少なかったがこういう話もたまにはいいのかな?

  • まいさん さん

    シリーズ10作目。今作はサスペンス調。出掛けた先で事件に遭遇し、謎の少年を守って逃避行をすることに。事情は知らなくても、小蔵屋の久美や一ノ瀬、寺田達が、お草さんを後方支援する見事な連携ぶり。いつにも増してお草さんの度胸とパワフルさに感服。

  • マカ さん

    シリーズ第10弾。今回はガチでヤバイやつだった。気持ちは分かるけどお草さん、それはやっちゃダメじゃない?っていうのが多かった。無事だったから良かったものの何かあったら大変なことに・・・こんなハードボイルドサスペンスはさすがに勘弁してほしい。このシリーズはもう少し平和的な謎でいいんですよ。お草さんに無理はさせないで〜。

  • sheemer さん

    自分の頭の中で主人公の草が実在の茶人・半澤鶴子さんと勝手に結合してて毎回楽しんで聞き読みしているシリーズ。なんと今回は「グロリア」なんですよ。2回映画化されている、あれ。草さんがグロリア・スウェンソン。もー大変。ストーリーがダイナミックな分、人に深く入りこむのは難しいのだけれど。私にとっては楽しいシリーズです。

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