正義の弧 下 講談社文庫

マイクル・コナリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065318614
ISBN 10 : 4065318610
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

ボッシュが見つけた糸口から女子校生殺しの容疑者が浮上する。バラードたちはDNAを採取するための罠を仕掛けたが、事態は思わぬ展開を見せる。さらにボッシュは一家殺害犯の正体に迫り、潜伏先へと単身乗り込んでいく。彼を狩りへと突き動かすものはあまりに激しく、正義を為すための道は、暗く険しい―。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)巨匠賞受賞

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。コナリー邦訳作品の大半を翻訳しているほか、翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    (承前)老ボッシュは抜群の捜査能力で、女子校生殺害犯の目星をつける。そこからコナリー得意の意外な逆転劇の連続で予想外の真犯人に読者を驚かせるが、最後を過去に一度もなかった結末で締めくくる。著者がこの行動をボッシュに取らせたのは、彼が二度と刑事には戻らないと公式に表明させる意図があったのか。せっかくマディがロス市警の刑事となっていると確認できて嬉しかったのに、全読者共通の願いであるボッシュとマディの親子捜査共演は見果てぬ夢に終わってほしくない。今秋刊行予定の新作で続演するらしいが、今から心配になってしまう。

  • KAZOO さん

    やはりこのシリーズは楽しめますね。今回はバラードとボッシュがメインでの話です。バラードが新しい部署(未解決事件班)での仕事を引き受け、ボッシュをリクルートします。そこのメンバーには様々な人物がいてこれが事件捜索(読者も)を若干混乱させたりします。この部署をつくった市議会議員の殺された妹と以前からボッシュが追っていた家族4人殺しの二つの事件の捜索を中心に話が展開します。ボッシュは満身創痍になりながらも殺された家族を思う気持ちが強く事件を解決に導きます。いっきに読まされました。

  • のぶ さん

    下巻に入り、ボッシュが見つけた糸口から女子校生殺しの容疑者が浮上する。バラードたちはDNAを採取するための罠を仕掛けたが、事態は思わぬ展開を見せる。全体を通しバラードやボッシュの個性が良く描かれていて、シリーズでも出色の出来だったと思う。しかし、マイクル・コナリーの本が世に出て約30年。いろいろな変遷を辿ってきたが、自分は作品群の登場人物の中でハリー・ボッシュが一番好きだ。時間と共に歳を取ってきたとはいえ、ボランティアのような扱いはいささか寂しい。これからもシリーズは続くだろうが、ボッシュにもう一度光を!

  • ひで📚🏈 さん

    ハリー・ボッシュ…ついに最後なんでしょうか。「時には正しい理由のために間違ったことをすることがある」ボッシュらしいラストが衝撃です。「それはまったく計画になかった」のセリフで救われたような気がします。バラードシリーズかと思ってましたが…「エンド・オブ・エッジ」等々ボッシュらしさ満載でバリバリハリー・ボッシュ主役でした。ハリー・ボッシュ74歳…引き続き活躍が読みたいです!

  • stobe1904 さん

    【バラード・ボッシュシリーズ】ボッシュたちが追いかけていた2つの未解決事件の網が狭まり、徐々に容疑が固まっていくが、いつもながら収束に向かう後半のスピード感と疾走感はこの作品でも健在。満身創痍ながらも正義をなすため、体を張って奮闘するボッシュが熱い。シリーズの終わりの始まりが見えてきたようで、一抹の寂しさもあるが、20数年来のファンとして応援しながら見届けたい。★★★★★

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マイクル・コナリー

1956年、フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、新聞社でジャーナリストとして働く。共同執筆した記事がピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンジェルス・タイムズ紙に引き抜かれる。1992年に作家デビューを果たし、現在は小説の他にテレビ脚本なども手がける。2023年、アメリカ探偵作家クラブ(

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