俺達の日常にはバッセンが足りない 双葉文庫

三羽省吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575526714
ISBN 10 : 4575526711
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
360p;15

内容詳細

家族で土建業を営むシンジのもとに、中学の同級生・エージが転がり込んできた。周囲に迷惑ばかりかけてきたエージはある日、バッセン(バッティングセンター)を作ろうと言い出す。まともな事業計画もないまま、信用金庫に勤める旧友のミナに高額の融資を申し込むが、馬鹿じゃないのと一蹴される。だがその後、ミナが融資を通したという…。次々と登場する個性溢れる人間たちはなぜ「バッセン」に吸い寄せられるのか。お金を稼ぐよりも名誉を得るよりも大切な「バッセン」とは―。今、私たちに必要なモノやコトが見えてくる長編小説。

【著者紹介】
三羽省吾 : 1968年岡山県生まれ。2002年『太陽がイッパイいっぱい』で小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。06年『厭世フレーバー』、12年『Junk 毒にもなれない裏通りの小悪党』でそれぞれ吉川英治文学新人賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ペペロニ さん

    喧嘩で逮捕・釈放された後帰る場所もなく、土建屋の寮に転がり込んできたエージと土建屋の息子シンジがバッセン(バッティングセンター)を作ろうとする話。なぜバッセンかというところに、主人公たちの子供の頃の過去が関わっていて動機はわかりやすく素直に応援したい気持ちで読み進めた。登場人物たちが皆好きになれた。自分にとっての「バッセン」はどこだったか。久しぶりにバッセンへ行きたくなる小説。

  • やまじろー さん

    すごく面白くて、あっという間に読んでしまった。相変わらず三羽さんの描く人物はバカで愛おしい。今回は家族や家庭、無駄で無意味だけど大切な空間がテーマだが、バッセンとは、なるほどという感じ。個人的にはボウリング場のほうが、子供の頃の思い出にはしっくりくる感じかな。とても良い作品だった。

  • よっしー さん

    ★3.5

  • ユッピー さん

    バッティングセンターを作り、開店するまでの物語。事件が起きたり、思ったより重い話でしたが、最後はバッティングセンターが起動にのってきて、良い結末でした。バッティングセンターの経営、開店してからがもっと大変。バッセンは日常生活に足りない、実はバッセンは日常の中で必要な場所なのかもしれないと思いました。

  • 読書熊 さん

    地味かもしれないけど、味わい深い小説。よい

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三羽省吾

1968年岡山県生まれ。2002年『太陽がイッパイいっぱい』で小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。06年『厭世フレーバー』、12年『Junk 毒にもなれない裏通りの小悪党』でそれぞれ吉川英治文学新人賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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