たまたま生まれてフィメール

小川たまか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582839234
ISBN 10 : 4582839231
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
追加情報
:
200p;19

内容詳細

結婚と夫婦別姓、政治とジェンダー、透明化される性犯罪被害者の声―。この国で生きる女性やマイノリティが直面する困難を問い直す、フェミニズム・エッセイ。

目次 : 1 夫婦って、家族って(なんで結婚したんだろう/ ダブルインカムツーキッズ/ 祖父の話/ 夫の家事能力が高い)/ 2 日本社会がよくわからない(お前らの本音と建前/ 祟りと滅び/ 男の本能にエビデンスはいらないんだって/ 海の近くの裁判所/ 16年後の判決)/ 3 フェミと政治とインターネット(エモよりデモを(1)親ガチャ・DHC問題/ エモよりデモを(2)「女性はいくらでもウソをつける」/ エモよりデモを(3)「ホームレスデート」と、暴力と排除に抗議するデモ/ ヴィーガンとフェミニストと、なりすます人/ 特定した話/ フェミと選挙)/ 4 私の身体と人生と(毛を抜く人生/ 自分の具合悪さは自分にしかわからない/ 占いからの怒られと抵抗/ おたまさんと、恋愛のない生活)

【著者紹介】
小川たまか : 1980年東京生まれ。大学院卒業後、2008年に共同経営者と編集プロダクションを起ち上げ取締役を勤めたのち、2018年からフリーライターに。Yahoo!ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで、性暴力に関する問題を取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    小川たまかさんの著書を、いつか読んでみようと思っていたので、今年5月に発行された書き下ろしを読むことができてよかった。書き下ろしだから、最近の著者の考えが反映されているはず。そして読み進めると、小川さんの、社会や人権に対する姿勢が信頼できると思った。あくまで私個人の印象だが、武田砂鉄さんと似たような感じがあると思った。これからも小川さんの言説に注目していこう。

  • えりまき さん

    2023(197)初めましての小川さん。フェミニズムとかジェンダーとかハラスメントとかのエッセイ。「なんで結婚したんだろう」「お前らの本音と建前」など、女性が受けているたくさんの差別に怒りと共感を感じながら読みました。他の本も読んでみたい。

  • Mc6ρ助 さん

    これもこんなところで共感すべき本ではないのは重々承知なんだけど(ここで共感する人ってどれくらいいるんだろうってのも爺さまの僻みかと思う今日この頃)。『無視できるならしたいけれど、毎日向き合わざるを得ない問題。それは言ってみれ安倍政権のようなものだ。 2012年以降の10年間、安倍政権について考えなくてもすむ人がいたとしたら。そう説明すれば、私の「驚きと羨ましさ」を理解してもらえるだろうか。(p157)』

  • おおかみ さん

    とりとめもない話が本当にとりとめもないまま終わってしまうこともあるが、軽妙な語り口の中に突如ハッとさせられる指摘が飛び出る。世の中にこびりついている女性蔑視だったりジェンダー不平等であったり、さまざま苦労した経験からか、著者の着眼点は鋭敏で鮮烈だ。とりもなおさずこの社会が変わるための示唆に富むのだが、フェミニストたちが受ける嫌がらせの数々を見るとその道はあまりにも険しい。どうしてこんなにも不条理に次ぐ不条理が蔓延るのだろう。

  • もてこ さん

    最初は日常エッセイ寄りの作品かと思いきや、2章以降は社会問題を絡めたエッセイになり、共感も学びもあった。「こだわりがないかのように笑っていたいか、いちいち声をあげて怒るのか。前者の方が優れて賢く見える、けれど。」という問いかけが胸を刺す。ちょっと離れた場所で物知り顔で眺める方が確かに楽だし、何かに怒るというのはそれだけで疲れる行動だ。それにも関わらず闘う人が存在するのは、怒っている人がいることが誰かに知られなければ、誰も怒っていないことにされてしまうからじゃないかと思う。

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小川たまか

1980年東京生まれ。大学院卒業後、2008年に共同経営者と編集プロダクションを起ち上げ取締役を勤めたのち、2018年からフリーライターに。Yahoo!ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで、性暴力に関する問題を取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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