LPレコード 輸入盤

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、サン=サーンス:ハバネラ他 マリア・ドゥエニャス、マンフレート・ホーネック&ウィーン交響楽団(2枚組/180グラム重量盤レコード)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4863513
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴァイオリン界の新星、ベートーヴェンの協奏曲を中心とした衝撃のデビュー・アルバム

●「明らかに誰にも止められない」(『ストラッド』誌)人気急上昇中のヴァイオリニスト、マリア・ドゥエニャスのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムです。中心となる曲に選んだのはすべてのヴァイオリン協奏曲の中でも音楽的に一番の難曲とされるベートーヴェン。マンフレート・ホーネックとウィーン交響楽団との共演でウィーン楽友協会でライヴ録音され、ドゥエニャスはこの協奏曲のために自身のカデンツァを作曲しました。アルバムにはクライスラー、サン=サーンス、シュポーア、ヴィエニャフスキとイザイの作品とともに、彼らによるベートーヴェンのカデンツァも収録されています。 ●マリア・ドゥエニャスはスペイン、グラナダ生まれ、ウィーンを拠点に活躍しています。現在のクラシック界で最も思慮深く、コミュニケーション能力のある音楽家の一人で、世界の著名な会場でのコンサート予定が目白押しです。スペイン語、英語、ドイツ語を完璧に話すことができるマリアは、多くの世界一流のオーケストラからソリストとして引っ張りだこで、この数年、マドリードの国立音楽堂、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会、ニューヨークのカーネギー・ホールとロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールといった輝かしい会場に招かれて演奏しています。2022年5月には自身に献呈されたガブリエラ・オルティスのヴァイオリン協奏曲『Altar de cuerda』を、ロサンゼルス・フィルハーモニック&グスターボ・ドゥダメルとともにウォルト・ディズニー・コンサートホールで世界初演しました。そして同じ楽団と指揮者と共にロサンゼルスで再び、2022年10月にはボストンのシンフォニーホールとカーネギー・ホールでも共演しました。2021年、若きヴァイオリニストにとって世界で最も著名な「ユーディ・メニューイン国際コンクール」で、「自由さと歓喜に溢れた個性」(『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙)のある演奏が歓迎され1位を獲得しています。

《LP 1》[Side A]1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61より第1楽章(カデンツァ:マリア・ドゥエニャス)/[Side B]1-2) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61より(第2楽章/第3楽章)、3) シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのコンチェルタンテ第1番ト長調WoO13より第2楽章:アダージョ
《LP 2》[Side A]1) イザイ:子守歌Op.20、2) サン=サーンス:ハバネラOp.83、3) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、4) クライスラー:愛の悲しみ/[Side B]1-5) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61の第1楽章のカデンツァ(ルイ・シュポーアによる/ウジェーヌ・イザイによる/カミーユ・サン=サーンスによる/ヘンリク・ヴィエニャフスキによる/フリッツ・クライスラーによる)

【演奏】マリア・ドゥエニャス(ヴァイオリン)、フォルカー・ケンプフ(ハープ)(LP 1 Side A: 3)、マンフレート・ホーネック(指揮)ウィーン交響楽団(LP 1, LP 2: Side A)

【録音】2023年1月25−27日、ウィーン楽友協会、大ホール(LP 1: Side A & Side B: 1, 2[ライヴ], LP 2: Side A:1, 4)、1月28日、ウィーン、Synchron Stage(LP 1: Side B: 3 LP 2: Side A: 2, 3)、2022年7月22日、ベルリン、マイスターザール(LP 2: Side B)

(メーカーインフォメーションより)

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実に音の美しい、歌い口のうまいヴァイオリ...

投稿日:2023/07/22 (土)

実に音の美しい、歌い口のうまいヴァイオリニスト。ストラディヴァリウスの名器「カンポセリーチェ」(映像はイザイしかないが、たぶん弾いているのはこれ)を完璧に鳴らす術を心得ている。全楽章とも遅いテンポで終楽章など「優雅」と言うにふさわしいが、節回しがきれいなのでもたれない(その点、ほぼ同時にディスクが出たヴェロニカ・エーベルレとは大違い)。第1楽章は彼女自作のカデンツァが長い(5分近い)せいもあって、27:56という空前の長時間演奏だ。名高いクライスラー以下、五種の第1楽章カデンツァを別収録しているのも、このディスクの特色だが、結局、自分のカデンツァが一番良いだろうと誇っているようなもので、少々厭味ではある。実際、彼女のものに比べるとクライスラーはもはや「甘すぎる」と感じるほどで、作曲家としても相当な腕前のようだ。もっとも、第2、第3楽章のカデンツァにはそんなに感心しなかったが−−そもそも、第2楽章の終わりにあまり長いカデンツァを入れるのは私の好みではない。 ホーネックの指揮は手兵ピッツバーグ響とのベートーヴェン・シリーズと同じく大編成ながらHIPを加味したスタイル。遅いテンポは独奏者に合わせたものと思われるが、第1楽章カデンツァ後のひときわ遅い入りと最後の一撃、第2楽章でオケがffで入ってくる所のハードな感触など見事だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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