死ぬまで生きる日記

土門蘭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910790091
ISBN 10 : 4910790098
フォーマット
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
264p;19

内容詳細

日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう?カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。

目次 : 第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない/ 第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」/ 第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」/ 第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」/ 第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」/ 第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」/ 第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」/ 第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」/ 第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち/ 第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい/ 第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」/ 第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」/ 最終章 「お守り」を感じながら生きていく

【著者紹介】
土門蘭 : 1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シナモン さん

    生きてる限り人と人は必ず何かしらの形で別れる。でもその関係性は「終わる」のではなく「変わる」のだ。「話す」ことは「放す」こと。土門さんのカウンセリングを通して自分も自分の気持ちに向き合えた気がする。向き合えてるつもりでも、そうでもなかったんだなぁ。紹介されてる本も読んでみたい。「富士日記」、「プリンセスメゾン」。

  • たまご さん

    自分自身も死にたくなることがあるので読んでて辛くなる部分(特に前半)もあったが、オンラインカウンセリングを通して土門さんが自分と向き合う術を身につけていく様子を見ていて、自分も生きる勇気が湧いてきた気がした。自分の感情に真正面からぶつかったり本音を人に伝えたりするのは苦手だけど、自分もオンラインカウンセリング受けてみようかなぁ。本田さんのように寄り添ってくれる人に出会えるなら受ける価値あり!土門さんの他の作品も読んでみたい。エッセイは本書のように人の心の中を覗き見している感覚が好き。

  • ケイティ さん

    いいことがあってもなくても生きることが苦痛で不安、一刻も早くこの線路を降りたいベースの私には響きまくりでした。なぜこう思うか解決したいようで、生きる希望を持つことが一番恐怖というループ。そんな私でも、彼女の真摯な取り組みに心打たれ、疑似カウンセリングしているようにほぐれた気がしました。「物事は直線的でなく、螺旋階段のように動いていく」と積み重ねと、単純作用ではないことを、身をもって伝えてくれた土門さんに感謝です。何度か読み返したい、大切な一冊となりました。

  • まみ さん

    今、精神的にきつくて本が読めなくなっているけれどこれは読めた。私はしんどいときに自分に向かって「大丈夫」言ってしまうけれどいったんしんどい気持ちを受け止めてあげることも必要なんだと思った。元気になったらまた読み返したい。そのときには感想もちゃんと書きたい。

  • Kp さん

     著者がふとした時に抱く「死にたい」という気持ちについて、カウンセラーとの対話を通じて解き明かしていく様子を綴ったもの。約2年間のカウンセリングを通じて、「死にたい」という気持ちが何を意味するのかが明らかになっていく。人は対話によって自分のことを更に知っていくことができる。「人は直線的にではなく螺旋的に変わっていく」という言葉が印象的。変化が感じられない時に、景色はあまり変わっていないようでも、同じ場所にいるのではなく、もといた位置より1段上に進んでいると思えれば、気分が楽になる。

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土門蘭

1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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