藤井聡太はどこまで強くなるのか 名人への道 講談社+α新書

谷川浩司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065310403
ISBN 10 : 4065310407
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

「負ければニュースになる」ほど強い藤井聡太五冠。果たして史上最年少名人記録は更新されるのか?
現記録保持者にして第十七代永世名人となった著者が、さらなる進化を続ける藤井将棋と過酷さを増す将棋界のいまに迫るとともに、棋士・将棋界にとっての「名人」とはなにかを自らの経験も含め明かす。

【著者紹介】
谷川浩司 : 1962年、神戸市出身。73年若松政和八段に入門。76年四段。83年6月15日、加藤一二三名人を4勝2敗で破り、史上最年少の21歳2ヵ月で名人位を獲得。97年6月11日、羽生善治名人を4勝2敗で破り、通算5期で永世名人(十七世名人)の資格を得る。タイトル獲得数は27。棋戦優勝は22。2012年12月より17年1月まで、日本将棋連盟会長。14年紫綬褒章受章。22年現役棋士として十七世名人襲位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Sam さん

    8大タイトルを8人で分け合っていた戦国時代から5年足らず、いまや絶対王者として将棋界に君臨する藤井聡太。本書は十七世名人の著者がその圧倒的な強さを語りつつ、名人戦の歴史や自らが最年少名人となったときのエピソード、現代将棋の特質や面白さを描いた一冊。いよいよ名人挑戦が見えてきて緊急出版的なところもあったのか、重複する箇所が多かったり古いファンには旧知の事実が多かったりしたのも事実だが、藤井くんに対する驚きや尊敬、自らは一時代を築き得なかったことへの悔恨の念などが率直に語られていて興味深く読むことができた。

  • けんとまん1007 さん

    ついに名人位を獲得。ということもあるが、一貫して変わらない姿勢「強くなりたい」「極めたい」が、根底にあるのが、他の棋士との違いかもしれない。強いてあげると、やはり羽生さんになるのだろう。改めて人間の持つ素晴らしさを感じざるを得ない。それと合わせて、谷川さんの姿勢も素晴らしい。少し違うかもしれないが、最近読んで「ネガテイブ・ケイパビリテイ」に通じるものがあるように思う。受け容れ、考え続ける力。

  • drago @GW車中泊旅行計画中。 さん

    昨年の12月に書き上げた新書だが、藤井聡太六冠が現時点の最強棋士であることを、谷川十七世名人も完全に認めている。 ◆現代将棋は、AI抜きでは語れないことがよく理解できた。ただし、藤井六冠を倒すためには、AIが示す最善手を敢えて外し、二番手や三番手で揺さぶっていく必要もありそうだ。 ◆谷川十七世の解説を読む限り、羽生善治十九世よりも大山康晴十五世の方が棋士としては強いだろうとの評価。 藤井六冠がそれよりも強いのか否かは、これからの勝ち方にかかってくるような気がする。 ☆☆☆

  • 読書は人生を明るく照らす灯り さん

    天才を表現するのは無理なのが分かった。結局、藤井聡太さんの言葉を聞くのが早い。その言葉も凡人には理解できなさそう

  • 原玉幸子 さん

    折しも「最年少六冠なるか」の話題の中での選書でしたが、谷川は以前も藤井聡太論を出版していて、本書は明らかに「二匹目のどじょう」。AIの登場で、近年序盤・中盤・終盤の戦い方が変化し、時間配分を意識的に変える戦術もある等はそれなりに面白かったのですが、天才のここっ!との一手への言及がないので、藤井聡太の奇跡の一手の盤面を示した解説があることでは、前に「将棋はスポーツなのか?」と、やや批判的に評した雑誌『Number』の方に軍配が上がります。これを機に、もう一度将棋の駒を手にするかですが……(●2023年・春)

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谷川浩司

1962年、神戸市出身。73年若松政和八段に入門。76年四段。83年6月15日、加藤一二三名人を4勝2敗で破り、史上最年少の21歳2ヵ月で名人位を獲得。97年6月11日、羽生善治名人を4勝2敗で破り、通算5期で永世名人(十七世名人)の資格を得る。タイトル獲得数は27。棋戦優勝は22。2012年12月

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