基本情報
ISBN 10 : 4773822082
内容詳細
芸術の行くすえを見つめる中原佑介。後期旧石器時代の洞窟壁画か2000年代の「大地の芸術祭」まで、「展示」のあり方から芸術の変遷を論じ未知の可能性を展望する中原芸術論の白眉。
目次 : 第1章 社会のなかの美術(日宣美の問題/ 芸術のすすめ―これぞ大画家への道 ほか)/ 第2章 観客とコミュニケーション(絵画とコミュニケーション/ 絵画と大衆との接点 ほか)/ 第3章 展覧会の時代(「展覧会の時代」とは何か?/ 新しいものの歴史―苦悩するアメリカ絵画 ほか)/ 第4章 都市空間と芸術(反恒久的なものを―建築と美術の関連について/ ロケイションの思想 ほか)/ 第5章 地域と美術―越後妻有アートトリエンナーレ(脱都会の美術の活力/ 芸術の復権の予兆 ほか)
【著者紹介】
中原佑介 : 1931年8月22日、兵庫県神戸市に生まれる。本名・江戸頌昌(えどのぶよし)。神戸市立成徳国民学校、兵庫県立神戸第一中学校を経て、1948年、旧制第三高等学校理科に入学。学制改革に伴い、翌年京都大学(新制)理学部に入学する。1953年同物理学科を卒業、同大学院理学研究科に進学し、湯川秀樹研究室で理論物理学を専攻した。1955年、修士論文と並行して書いた「創造のための批評」が、美術出版社主催第二回美術評論募集第一席に入選したのを機に美術批評の道に進む。1970年に第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」のコミッショナー、1976年と1978年にヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めるなど、数多くの展覧会の企画に携わり国際的に活躍。2000年からは、越後妻有アートトリエンナーレのアートアドバイザーを務めた。京都精華大学学長、水戸芸術館美術部門芸術総監督、兵庫県立美術館長、美術評論家連盟会長などを歴任。2011年3月3日、79歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
中原佑介
1931年8月22日、兵庫県神戸市に生まれる。本名・江戸頌昌(えどのぶよし)。神戸市立成徳国民学校、兵庫県立神戸第一中学校を経て、1948年、旧制第三高等学校理科に入学。学制改革に伴い、翌年京都大学(新制)理学部に入学する。1953年同物理学科を卒業、同大学院理学研究科に進学し、湯川秀樹研究室で理論
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