翼っていうのは嘘だけど

フランチェスカ・セラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152101655
ISBN 10 : 4152101652
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
720p;19

内容詳細

15歳のガランスにとって、SNSは世界の全てだった。平凡な高校生だった彼女は、ハロウィーンの夜、上級生の人気グループに仲間入りを果たし、一躍スクールカーストの上位に躍り出る。だが、常に注目の的だったガランスはある日突然謎の失踪を遂げる。SNSアカウントは全て閉鎖されていた。警察が捜査に乗り出したところ、ガランスの失踪前、彼女の動画がネット上に流出していたことが判明し―。Z世代のスマホとSNSの闇を繊細な筆致で暴き出す、ル・モンド文学賞受賞のフランスの新星による激烈なデビュー作。

【著者紹介】
フランチェスカ・セラ : 1983年生まれ。コルシカ島のアジャクシオ出身。パリで文学を勉強後、女性向けファッション誌“グラツィア”の記者として活躍。2020年に『翼っていうのは嘘だけど』で作家デビュー。同作で、フランスで最も権威ある新聞“ル・モンド”紙が主催する文学賞、ル・モンド文学賞を受賞した

伊禮規与美 : 東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒、フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    章の時制は意図的に入れ替えられており、読者は「優等生ガランスがなぜ変わっていったのか」を知る。まさにSNSありきの時代だからこそ出てきたミステリ。フランスは個人主義というイメージが強いが、そうはいっても自我確立の真っ最中のティーンにはまだ「私は私」の割り切り方はできない。憧れの上級生一目で恋に落ちる男子生徒など上級生達の化けの皮は、後々明かされていくし、正直オトナ読者から見ると、彼等の薄っぺらさはわかるように描かれている。だが、わずか15歳で人間の本質を見極めることなど不可能だ。

  • Tomio さん

    スクールカーストの上位と交流を持つなんて、私にとっては恐ろしいことなので、 そこに帰属したい!と思う主人公が、まず、すごいなーと感心した。同時に浅はかな、おばかさんだなーとも思った。 自分へ興味を持って欲しいための、いわば「いいね欲しさのいいね」をする。承認欲求を満たしたい気持ちはわかるが、虚しい行動だと思う。 リアルな生活で、「生きてる」を感じられるのがいいよね、と思った。 一連の経過の後、それぞれがどうなったのか気になる!経験を力に変え、前向きに過ごせているといいな。

  • いっこ さん

    SNS中毒と言ってもいい高校1年生ガランスは、カリスマ的な上級生モードから、ハロウィンパーティーに誘われる。モードを中心とした人気グループに入れてもらったと喜んだのが間違いの始まり。何層ものスクールカースト、ネットいじめ、ドラッグ、ルッキズム、この愚かで空しい世界を生き抜くには、あまりにも無防備なガランスだった。「翼っていうのは嘘だけど」という言葉に秘められた孤独が計り知れない。スマホをトイレに捨ててからのガランスの思考、行動に、瞠目する。過去がなかったことになるだろうか。

  • あきひと さん

    SNSにハマる普通の女子高生が憧れの先輩グループに加わったことから起こる破滅とその先は・・・という流れの長編小説。 前半は周りに認められたい、もっと背伸びしたいというティーンエイジャーの心情が詳細に描かれながら、時制が頻繁に入れ替わりSNS上で何が何故起きたのか、憧れの先輩たちがどんな奴らなのか、何故スマホが通じなくなったのか、消息は、とミステリー的な展開に読むことを止められなくなった。SNS批判ではないし、破滅で終わるわけでもないし、これまで読んできたフランス文学の中では、一番フランスっぽくない作品。

  • ESxoJk7BSWiTfMt さん

    生まれた時からスマホがあって、常にネットの中に居場所があった。そこで居場所を失い、現実でも居場所をなくしてしまった。 ネットのない世界を知っている、昔は良かったと言いながらも、きっと自分は今の便利な生活を手放せないだろう。 欲しいものがすぐに手に入る時代、だから皆欲張っちゃうんだろうな。身近な人の声より知らない誰かの声がよく聞こえてしまう。

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フランチェスカ・セラ

1983年生まれ。コルシカ島のアジャクシオ出身。パリで文学を勉強後、女性向けファッション誌“グラツィア”の記者として活躍。2020年に『翼っていうのは嘘だけど』で作家デビュー。同作で、フランスで最も権威ある新聞“ル・モンド”紙が主催する文学賞、ル・モンド文学賞を受賞した

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