仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ

よしながふみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845919147
ISBN 10 : 4845919141
フォーマット
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;19

内容詳細

全編語り下ろし、
漫画家よしながふみ初のインタビュー本

20時間超のインタビューを通して語られる、『大奥』『何食べ』へと至る幼少期からの歩みと一貫した仕事への思い、日々の生活での気づき、家族という集団に向けるまなざし、これからの展望、そして愛してやまない漫画について……

2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど内外で高く評価され、現在連載中の『きのう何食べた?』がドラマ化、映画化され新たなファンを獲得している漫画家よしながふみ。全編語り下ろしとなる本書は、そんな彼女が、自身の歩みや自作の制作背景、愛してやまない漫画について語った初のインタビュー本です。

20時間超におよぶインタビューがまとめられており、『大奥』や『きのう何食べた?』はもちろん、商業デビュー作の『月とサンダル』、初めてBL誌以外で連載された『こどもの体温』、「月9」ドラマの原作となった『西洋骨董洋菓子店』、さまざまな女性たちを描いた『愛すべき娘たち』など単行本化された全作品について、よしながが自身の仕事観を交えながら語っています。自作や仕事のことだけではなく、幼少期の思い出、小学時代や中学時代に影響を受けた漫画、高校で所属していた漫研でのエピソード、大学時代に行っていた同人活動のことなど、プロデビュー前の話もたっぷりと収録。また『大奥』が完結したあとの、これからの展望も述べられています。

インタビューはBLに造詣が深く、これまでに何度もよしながへの取材を行っている山本文子が担当。山本の質問によって、よしながふみの思考や姿勢に深く触れられる内容になっています。また、装画はよしながの描き下ろしです。
目次

第1章 漫画に心奪われて――幼少期/小学時代/中学時代
第2章 夢に見た漫画家へ――高校時代/大学時代/商業デビュー/『月とサンダル』
第3章 BL誌でも、少女誌でも――『本当に、やさしい。』/『ソルフェージュ』/『1限めはやる気の民法』/『こどもの体温』
第4章 解決しないことの中に――『執事の分際』/『彼は花園で夢を見る』/『ジェラールとジャック』/『西洋骨董洋菓子店』
第5章 ドキュメンタリーのように――『愛すべき娘たち』/『それを言ったらおしまいよ』/『フラワー・オブ・ライフ』/『愛がなくても喰ってゆけます。』
第6章 女性と仕事――『大奥』
第7章 一緒に歳を重ねて――『きのう何食べた?』
第8章 ずっと漫画と――これまで/これから
あとがき
コミックス解説


【著者紹介】
よしながふみ : 漫画家。「月とサンダル」で商業デビュー。主な作品に『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』『西洋骨董洋菓子店』『フラワー・オブ・ライフ』などがある。2004年から2020年まで連載された『大奥』で、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞や第42回日本SF大賞など多数の賞に輝く。ドラマ化、映画化された『きのう何食べた?』を現在連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • magurit さん

    たっぷり、よしながふみのインタビューで最高!

  • neimu さん

    残念なことに、よしながふみの作品を網羅しているわけではない。切れ切れに読んだ程度でファンとは言えない。子育てに忙しい時期で、余り本が読めなかった時期に当たっていたので、『大奥』も切れ切れ、『こどもの体温』ぐらいだろうか。感性の鋭さに、余り深入りしては大変という気持ちもあった。しかし、このインタビュー集は非常に読みやすく、注も丁寧で、真心を持って作られた一冊だと部外者でも感じることができる。漫画という仕事が好きという背景が様々な作品を通して語られる。じっくり色んな作品を読みたくなってしまった。いやはや大変。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    漫画家よしながふみのロングインタビュー。幼少期から漫画家になるまで、そして初期作品から『大奥』『きのう何食べた』までの各作品についての語り下ろし。印象度A  漫画家としてのエポックメイキングは「美味しんぼ」で、「食べる」だけで作品になることに衝撃を受けたそう。その後「スラダン」の同人誌を経てBLでデビュー。不器用だから「生涯、漫画で食う」ために徹夜せず仕事を抱えず、絶対に締め切りを落とさないをモットーに仕事をしているという。 よしなが漫画は「大奥」は長すぎて手に付けてないから、とりあえず

  • ぐうぐう さん

    自作解説に限らず、幼少時から漫画家デビューするまでをじっくりと語っているのが印象的。よしながふみとはほぼ同世代だからか、よしながの漫画歴がいちいち自分と重なるのが嬉しい。萩尾望都は俺も赤本で没頭したし、「キャンディ・キャンディおえかきデスク」は妹が持っててトレースしてたし、「花とゆめ」にハマったのもまんまだし(その流れで「ウィングス」に行くのも、めちゃくちゃわかる!)。アニメ版『おにいさまへ…』の言及があった場面では、大いに膝を打ってしまった。(つづく)

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。漫画の情報が多くて読んでいて楽しかったです💕

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

よしながふみ

漫画家。「月とサンダル」で商業デビュー。主な作品に『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』『西洋骨董洋菓子店』『フラワー・オブ・ライフ』などがある。2004年から2020年まで連載された『大奥』で、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞や第42回日本SF大賞など多数の賞に輝く。ドラマ化、映画化された『きの

プロフィール詳細へ

よしながふみに関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品