考証 鎌倉殿をめぐる人々 NHK出版新書

坂井孝一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140886793
ISBN 10 : 414088679X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
304p;18

内容詳細

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証チーフが、平安末期から鎌倉時代に活躍した人物たちの虚像と実像を一人ひとり徹底解説。源氏将軍、執権北条氏はもちろん、梶原景時、畠山重忠、三浦義村ら御家人から、後白河、後鳥羽など法皇・上皇、貴族まで。さらに政治・文化や武士の生活、戦いに関する最新研究と併せて、この時代の複雑な人間関係や出来事の背景がすっきりわかる一冊!

目次 : 第1部 人物考証編(源家の人びと/ 北条家の人びと/ 東国の有力御家人たち/ 時代を騒がせた女性たち/ 法皇・上皇と都の権力者)/ 第2部 歴史教養編(文書で読み解く初期の鎌倉幕府/ 官職や位階にはどのような種類があったか/ 追討の宣旨・官宣旨・院宣とは/ 唐船建造と日宋貿易/ 『吾妻鏡』空白の三年間と鎌倉殿の継承/ 政「まつりごと」としての学問・音楽・和歌/ 政子は最後の七年間だけ「政子」だった/ 頼朝軍の鎌倉入りはいつだったのか/ 謎に包まれた敵討ち事件/ 多数の修行僧・僧兵を抱えた伊豆山権現/ 鎌倉の宗教的・精神的な核/ 頼朝はなぜ勝長寿院と叡福寺を創研したか)

【著者紹介】
坂井孝一 : 1958年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。現在、創価大学文学部教授。専門は日本中世史。愛猫家。平安末期・鎌倉初期の政治史・文化史、室町期の芸能史を主な研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    ○第1部の人物考証編で、主要人物たちの概要がわかりました。特に有力御家人は名前は知っていても人となりはさほど詳しくないので分析を加えながらの解説は面白かったです。

  • 宇宙猫 さん

    ★★★★ 研究が進んで、定説が変わっていくのが面白い。ドラマを見た後なので、人物がイメージしやすく読んでいて楽しかった。

  • サケ太 さん

    かなり良い本。ドラマにも出ている人物たちの人物評が面白い。中でも、源実朝、梶原景時、畠山重忠、和田義盛、三浦義村、後鳥羽上皇が興味深かった。頼時、実朝の行動についての再評価があり面白い。今後の大河ドラマの展開も楽しみになる。

  • なつきネコ さん

    去年に50ページほど残してい終え、やっと読めた。これを読むと鎌倉殿は時代考証と脚本が互いに手を携えて作られていたのがよく分かる。提示された説が鎌倉殿の中でも採用されているのがわかる。曽我事件を敵討ち以外の面や。泰時の母、八重の仮説を大胆に使用するとは。清盛のときと比べると大河を見る側も進歩したのかも。女性名の文献の話は新鮮でおもしろい。他にも征夷大将軍の話や、公暁の母方の家系の研究はこんなにも進んでいたのは驚き。あまり、大河や研究が表に出ない時代だからこそ、たまに聞くと本当におもしろい時代。

  • nagoyan さん

    優。いよいよ大河も佳境だが、大河「鎌倉殿の13人」の考証をしている中世史家の手による人物評コラム。第一部。頼朝、義経、頼家、実朝、公暁。時政、政子、義時、泰時と時房。頼朝の従者藤九郎盛長、八重の父祐親、景時、畠山重忠、和田義盛、義時の同盟者、政子に忠実な従弟三浦義村、文士の大江広元。八重、頼朝と政子の娘たち大姫と乙姫、政子の妹阿波局と義母牧の方、義時の後妻姫の前と伊賀の方。後白河、後鳥羽、慈円、丹後局と卿二位。第二部は歴史教養編。幕府文書形式。官位相当制。朝廷文書形式。唐船建造と貿易。幕府の宗教政策。等々

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坂井孝一

1958年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。現在、創価大学文学部教授。専門は日本中世史。愛猫家。平安末期・鎌倉初期の政治史・文化史、室町期の芸能史を主な研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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