ユーディット・シャランスキー

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キリンの首

ユーディット・シャランスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309208596
ISBN 10 : 4309208592
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
242p;20

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    タイトル&表紙絵に魅かれ、世界22か国で翻訳されたベストセラーということで読みました。本書は、生物学的エッセイかと思いきや、シニカルな生物教師が主人公の教養小説でした。ブラックユーモアに溢れ、読んでいて楽しくなる物語、挿絵も素敵で、今年のBEST20候補です🦒🦒🦒 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208596/

  • キムチ27 さん

    図書館で手に取った印象とはがらりと様相を変えた感想を抱く。だから本との出合いは刺激的、魅力あふれる☆インゲ・ローマルクはダーウィンの信奉者、がちがちの生物学教師。3人称でありつつ彼女のモノローグで展開するストーリー。徐々に嫌気が。モノの見方が奇妙、他者への共感度が低い~ネタバレ:そこが筆者の狙いだったと巻末で知ることに。リアルタイムなら避ける交遊、当該人物の考え方や感じ方への理解、追体験したのはいい学びだった。つい最近まで閉鎖的だった東独の狭いエリア・・古き言葉やモノに触れつつ教えを受けた~新しい物事の学

  • 夏 さん

    世界22か国で翻訳、ドイツ30万部のベストセラーで、「もっとも美しいドイツの本」にも選定されている書。舞台は生徒数減少のため四年後に廃校になることがすでに決まっている、旧東ドイツ地域の片田舎のギムナジウム。九月、十一月、三月のそれぞれ一日を、主人公のベテラン女性生物教師、インゲ・ローマルクの視点から描いている。生物に関する記述や描写が多く、生物好きな人なら楽しめるのかなという印象。緻密で繊細な動植物の挿絵には、生物に興味がないわたしでも惹かれるものがあった。だがわたしにはこの本の魅力がわからず、残念。

  • k sato さん

    キリンの首の謎は解けた。主人公のインゲ・ローマルクはドイツのギムナジウム・大学進学中等教育学校に勤務する生物学教師。彼女は、家族や生徒、同僚の教師と距離をおいている。私の目には、彼女が陰気に映った。インゲは生物学に精通しているので、人間社会を風刺し、皮肉っているように見える。でも、教師の本音かもしれない。物語の最後では、インゲも人間社会の淘汰の波に逆らえず、絶体絶命の窮地に立ったってことかな。私はドイツの習慣に疎いので、読むのに何度も骨が折れた。 (´Д`) ポキポキ

  • ぽけっとももんが さん

    いつかおもしろくなるのだろうか、わたしは何を読んでいるのだろうか、まさかずっとこの調子では、だったら読み通すのは難しいかもしれない、と思っていたら読み終わった。ビルドゥングスロマンとは主人公が教養を身につけ成長する物語かと思っていたが、読者が生物学の教養を身につけるってことだったのか。でもとにかく装丁が素敵で、それだけで満足。

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ユーディット・シャランスキー

1980年、旧東ドイツの港町グライフスヴァルト生まれ。作家・ブックデザイナー。9歳で東ドイツの崩壊を経験する。大学では美術史とコミュニケーション・デザインを専攻。2006年、ドイツの古い書体を集めたデザイン書『フラクトゥア、わが愛』を上梓。08年『青はおまえに似合わない―船乗り小説』で作家デビュー。

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