フレデリック・ショパン その情熱と悲哀

フランツ・リスト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779127656
ISBN 10 : 4779127653
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;20

内容詳細

目次 : 第1章 ショパンの音楽とその様式/ 第2章 ポロネーズ/ 第3章 マズルカ/ 第4章 ショパンの演奏/ 第5章 芸術家の生活/ 第6章 ショパンの生い立ち/ 第7章 サンド夫人/ 第8章 ショパンの最期/ 付録 『ルヴュ・エ・ガゼット・ミュジカル・ドゥ・パリ』の記事より

【著者紹介】
フランツ・リスト : 1811‐1886。ハンガリーのピアニスト、作曲家。ベートーヴェンの弟子であるツェルニーにピアノを師事。卓越した演奏技巧を誇る天才ピアニストとして、フランスやドイツ、オーストリアなどで活躍した。作曲家としては、“愛の夢”や“ハンガリー狂詩曲集”を始めとする多くのピアノ曲を生み出したことや、詩的理想を音楽に結び付ける“交響詩”という境地を切り拓いたことで名高い

八隅裕樹 : 1989年、兵庫県に生まれる。神戸大学経営学部卒業。地域金融機関に勤務する傍ら、文化振興に取り組む。米国コロンビア大学客員研究員(2017年から2018年)、ピアノ演奏音源のWEBアーカイブ“VIRTUOSO PIANISTS BEFORE 1950”の共同管理人(2020年から現在)、特定非営利活動法人レミニセンス代表(2021年から現在)などを務める。これまでに、西洋文化論を福野輝郎氏と井上裕氏に、ピアノ音楽を両澤隆宏氏に、それぞれ師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    ショパン追悼の意を込め、友人や関係者の見解も交えて執筆。語りは"我々"の一人称複数で、単に時系列で生涯を辿らず、主に性格や生活模様を通してロマン派芸術の気風や本人の霊感に迫る。手法は気質が対極な故に距離を置かれていた著者の視界の補填にも繋がった。デリケートな心身に滾った排他的芸術愛、品行方正に抑圧された気性の荒さ、サンド夫人との破局による憔悴、臨終の床で母国の歌に感動する様子など、同時代の人間ならではの視線で韻文的修辞を駆使しつつ情熱的に綴っている。美辞麗句も自己主張も自重せずに読ませる敬愛に満ちた伝記。

  • かもめ通信 さん

    リストが書いたショパンの伝記!これは是非読みたいと思っていたところ,書評サイト本が好き!を通じていただいた。この本の面白さは、リスト本人の思い出や見解だけでなく、友人たちの回想などもふんだんに盛り込んでいるところにもあって、ジョルジュ・サンド、バルザック、ドラクロワ、ベッリーニ、ベルリオーズ、ハイネなど、同時代を生きた芸術家たちが顔を出す場面は見逃せない。同時にショパンを題材に語りあげられるリスト自身の芸術観も読みどころ。全編を通じてリストの語り口が熱かった!!

  • だまし売りNo さん

    同時代を生きた音楽家による音楽家の伝記である。伝記には、その人が何をしたかを書いてあるというイメージがあるが、本書は一風変わった内容である。ショパンへの詩的な称賛が延々と続いている。日本人は人間ドラマを読みたがる傾向があるが、その種の陳腐さを求める傾向に冷や水を浴びせるものである。 序盤はショパン本人よりもポーランドの気風の称賛になっている。ショパンはポーランド出身であり、外国人がショパンの音楽にポーランド文化を感じることはあるだろう。

  • MASA123 さん

    本書はリストが書いたショパンの伝記で、8章で構成されている。8章の構成がユニークです。1章でショパンの音楽のすばらしさを総まとめして、2章ポロネース、3章マズルカ、は特定の音楽ジャンルを詳細に解説する。4章でショパンの演奏の様子を再現、5章の芸術家の生活、6章ショパンの生い立ち、7章がジョルジョサンド、そして8章で最晩年のショパン。日本人著者のショパン本では、サンド夫人を過度に、称賛したり悪女化したりする記述が多いけど、本書ではもっとふかい考察になっている(難しくてよくわからなかった)。

  • m さん

    宝塚花組公演の予習にリストの本を探していたが意外にも目ぼしいものがなかったので、リストが執筆したこちらを。訳がまわりくどいのか読みにくかったが、ショパンに特別な思いを持っていたことがわかった。結局公演は中止になってしまい観劇は叶わなかった。

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フランツ・リスト

1811‐1886。ハンガリーのピアニスト、作曲家。ベートーヴェンの弟子であるツェルニーにピアノを師事。卓越した演奏技巧を誇る天才ピアニストとして、フランスやドイツ、オーストリアなどで活躍した。作曲家としては、“愛の夢”や“ハンガリー狂詩曲集”を始めとする多くのピアノ曲を生み出したことや、詩的理想を

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