占領下のトカラ 北緯三十度以南で生きる

稲垣尚友

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863292277
ISBN 10 : 4863292279
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
201p;19

内容詳細

1946‐1952、もうひとつの日本があった。太平洋戦争終結後、国境の島となったトカラ列島(鹿児島県十島村)で、活路を見出そうとしていた島民・移住民らの世話役として生き抜いた帰還兵の真実の声。多様な開拓作業、物資調達のための密航船まで仕立てて生きねばならなかった知られざる戦後史!!

目次 : 序 「ミッコウ」時代の幕開け/ 1 復員、そして占領下の与論島へ(アメリカから呼出しがきた/ サッカリン様々の石炭景気/ 中之島までは平気で来れた)/ 2 密貿易で生きる(北緯三十度線上のヤマトムラ(大和村)/ マンガのようなミッコウ(密貿易)/ ジェットエンジンもズロースも密輸品のうち/ かみさんが逮捕一号/ 岩下姓しか居らんのじゃから…)/ 3 開拓行政(軍令に活かされた笹森儀助案/ 開拓農協以前/ 復帰直後/ 日之出合衆国)

【著者紹介】
稲垣尚友 : 1942年生まれ。トカラ諸島(臥蛇島、平島)での暮らしをへて、現在、竹細工職人

半田正夫 : 1922年、福岡県大牟田生まれ。鹿児島県与論島で育ち、1944年出征。フィリピン・ルソン島で敗戦、捕虜収容所をへて帰国。1949年、鹿児島県十島村に渡り、開拓農家の世話役、村会議員を歴任。2014年没。享年九二(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • gourmet さん

    沖縄が72年に返還されたのは米軍基地の話題で触れられるからよく知っていたが、それより前に北緯30度線以南、52年54年返還となるまで占領下にあったことを知らなかった。 語り手の半田さんの記憶力と人となりに脱帽。 ミッコウ(密航)の話は特に面白かった。 つい郵便局がなかった4年前までのトカラ諸島の十島村では、「判取り」で商品を注文していたなんて!

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1942年生まれ。トカラ諸島(臥蛇島、平島)での暮らしをへて、現在、竹細工職人

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