劉裕 豪剣の皇帝 講談社文庫

小前亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065230541
ISBN 10 : 4065230543
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
384p;15

内容詳細

貴族政治が民衆を苦しめた四世紀末の中国・東晋に歴史を激変させる男が出現。その名は劉裕、貧しい家の出で食うために軍へ入った博徒だ。戦地では先頭に立ち強敵を次々撃破。出世すれども学はなく、政治に無関心。規格外の男が剣の腕だけで切り拓いた道とは。町の無頼漢から頂点へ。史上最強皇帝の一代記。

【著者紹介】
小前亮 : 1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。在学中より歴史コラムの執筆を始める。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、2005年、『李世民』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 巨峰 さん

    はて?めちゃめちゃ強いけど、皇帝になれるような人間の大きさを感じなかったのだが、、、この時代のことは大昔に陳舜臣さんの「小説十八史略」で少し読んだくらいの知識しかないのですが、もっとドロドロした時代だと思ってました。

  • 鐵太郎 さん

    三国志の時代の後、生き残った西晋が滅んで江南に興った東晋の興亡、そしてその後の騒乱の後、南朝宋(420-479)を建てた、かつてご自分が書いた「中国皇帝伝」において「成り上がり皇帝」とそっけなく記した、剛剣で天下を取った劉裕(363-422)の物語。小前さんは彼を、博打が好きで武勇に優れますが無学で、しかし人の言うことは良く聞き、やっていいことと悪い事の区別が明確にできる希有な人として描きます。親代わりに育ててくれた叔母とか、彼を慕って集まった男たちとか、人数がかなり多いんだけど個性豊かで面白い。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    歴史に疎いので、新しい時代と人物特に武勇だけで成し遂げた人物は、漫画のキングダムに似ているか。知識を刺激されて面白かったです。

  • Chikara Tonaki さん

    「苻堅と王猛」以来の五胡十六国-南北朝時代を題材にした作品。一時的にせよ、東晋が洛陽・長安を奪還していたというのが胸熱。豊臣秀吉以上の成り上がりっぷりには驚かされた。小前さんにはどんどんこういった他の作家が取り上げなかった英雄を書いていって欲しい。

  • BIN さん

    南北朝時代に東晋を滅ぼし、宋を建国した劉裕を描いた作品。兵士からの成り上がりで、武勇と戦術眼(勘)だけが優れた男として描かれる。若干、趙匡胤と似てるような気がしなくもない。知識や政治力のなさを認識し、託せる人物である劉穆子らに恵まれたのが幸い。劉穆子も食だけは贅沢してデブだったのは良かった。小前氏にはこういうマイナー人物をどんどん取り上げていってもらいたい。

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人物・団体紹介

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小前亮

1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー

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