2000年前からローマの哲人は知っていた 自由を手に入れる方法 哲人に学ぶ人類の知恵シリーズ

エピクテトス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784866513799
ISBN 10 : 4866513799
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

哲人に学ぶ人類の知恵シリーズ。奴隷出身の哲学者が語る「自由」とは?

目次 : プロローグ ストア派とエピクテトスの思想(ストア哲学の始まりとその特徴/ ストア哲学における「自由」/ 「束縛されない自由」と「思い通りにできる自由」 ほか)/ 第1部 自らを守る術―『要録』より(「自分次第のもの」を見きわめる力をつける/ 「避けられないもの」は避けようとしない/ 「執着を断つ」訓練をする ほか)/ 第2部 精神の自由を得る―『語録』より(不本意な状態のまま「自由」にはなれない/ 「自由」とは否定的感情からの解放である/ あなたを「服従させているもの」の正体 ほか)

【著者紹介】
エピクテトス : 紀元55年ごろ〜135年ごろ。ストア派のギリシア人哲学者。ローマ皇帝ネロの重臣に奴隷として仕え、ストア派の哲学者ムソニウス・ルフスのもとに弟子入りする。奴隷身分から解放された後、ドミティアヌス帝による哲学者追放令が出るまで、ローマで「自由」をテーマにした哲学の講義をおこなった。「エピクテトス」という名は、ギリシア語で「後から手に入れたもの」を意味する。ギリシア・ニコポリスに移住し子弟に教えを授けながら半生を過ごし、哲人皇帝マルクス・アウレリウスにも大きな影響を与えた

アンソニー・A.ロング : カリフォルニア大学バークレー校の古典学名誉教授、および哲学教授。著者多数。カリフォルニア州ケンジントン在住

天瀬いちか : 国際基督教大学卒業。広告業界に勤務の後、パリ第8大学にて哲学を学び、現在はフリーの翻訳者として映像・出版翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かわうそ さん

    ★★★★☆エピクテトスが言いたかったことをまとめると「自分次第でどうにかなるものと他人次第のものをきちんと識別しろ」ということに尽きる。名誉や地位に囚われるのは自らを奴隷に突き落とす自殺行為だということ。他人の不幸の時の冷静さを自分の時にその不幸が降りかかった時も保つこと。自分の意志はどんな状況であっても自由であること。そこら辺のビジネス書や自己啓発書でもいい本は勿論沢山あるけれども何千年前も言い伝えられている先人の教えは外れがない分、初心者に優しいのかも。

  • 大先生 さん

    本書のいう「自由」とは、不満や失望といったネガティブな感情にとらわれない心の状態のこと。そして、自由を手に入れるためには、自分の力が及ぶ事柄だけに意識を向けることが重要というストア哲学の教えが展開されています。その根底には【自然現象は因果律によって予め決まっているのだから、それに対して恐れ、不安、嫉妬、恨みなどの負の感情を抱いても仕方ないでしょ。事実を事実として受け止めようよ】という発想があるみたいですね。富や健康、死や病気そのものは善でも悪でもないと。そのレベルに達するには相当の修業が要りますね(汗)

  • tori さん

    エピクテトスが語る自由とは、「あらゆる物事を起こるがままに受け入れ、諸々の状況と折り合いをつけながら生きる」こと。言うは易く行うは難し。 私は傲慢なので、「対価を払わずに、手に入れられるものはない。対価を払わずにただで何かを得ようとすることは、ずるくて欲張りなことだ」が身に染みました。教訓にします。

  • しゅう さん

    他人の行動や発言のような自分でコントロール出来ない事でなく、自分の意思や行動などの自分でコントロールできる事に意識を集中させる。 自分の心を他人にゆだねるのは自由といえない。 人を煩わせるのは、その物事ではなく自分の物事に対する考えである。物事に対してどう反応するかは自分の選択次第。 人間関係が複雑だったり、外的な誘惑が多い現代だからこそ、このような理性を重視する生き方が大切だと感じる。

  • Go Extreme さん

    奴隷出身の哲学者 エピクテトスの普遍性と時代性 古代ローマにおける個人の不自由さ ストア派とエピクテトスの思想 自らを守る術 精神の自由を得る:不本意な状態のンまま自由になれない 自由とは否認的感情からの解放である 真偽の判断を妨げられない自由 欲してよいものだけを求める 自由な意志を持てるかどうかは自分次第 理性をもつ人間だけにできること 自由の意味を知るには理性が必要 自分の内なる力によって精神の自由をつかむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

エピクテトス

紀元55年ごろ〜135年ごろ。ストア派のギリシア人哲学者。ローマ皇帝ネロの重臣に奴隷として仕え、ストア派の哲学者ムソニウス・ルフスのもとに弟子入りする。奴隷身分から解放された後、ドミティアヌス帝による哲学者追放令が出るまで、ローマで「自由」をテーマにした哲学の講義をおこなった。「エピクテトス」という

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品