明石家さんまヒストリー1 1955〜1981「明石家さんま」の誕生

エムカク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103537816
ISBN 10 : 4103537817
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
428p;20

内容詳細

生まれた時から、ずっと面白い!「国民的芸人」の歴史を辿るシリーズ第一弾。

少年時代から落語界入門、大阪での活躍、「ひょうきん族」スタートまで、若き日の明石家さんまの“歴史”を、本人の発言や膨大な資料をもとに克明に記録。師匠のもとで芸を磨き、芸人仲間と切磋琢磨しながら順調にスターの階段をのぼる一方で、芸を捨てる覚悟をした大恋愛、ブレイク前夜の挫折など、苦くも充実した“青春時代”の姿を浮かび上がらせる。人生を「明石家さんま研究」に捧げた男による、渾身のデビュー作!

[目次]
まえがき
プロローグ――杉本高文18歳
師匠との出会い/弟子入り

I.原点――1955〜74年の杉本高文
実母の死と「奈良の三バカ大将」/笑いに目覚める/「アーアーズ」を結成/親友・大西康雄/人生で一番ウケた日/奈良商のヒーロー
【コラム1】笑いとともに成長した少年時代

II.入門――1974〜75年の笑福亭さんま
弟子修業/島田紳助との出会い/鶴瓶の大判焼き/その名は「笑福亭さんま」/異例のスピードデビュー/落語デビュー/芸をとるか、愛をとるか/東京へ逃げる/伝説のアルバイト/行き詰まり

III.再起――1975年の明石家さんま
別れの手紙/師匠との再会/「明石家さんま」の誕生/紳助との再会/どうすれば楽しくなるか/やしきたかじんと「グッド・バイ・マイ・ラブ」/森啓二とのナンパ/師匠の酒ぐせ
【コラム2】最高の師弟

IV.研鑽――1976年の明石家さんま
テレビデビュー/横山やすしとのハード・デイズ・ナイト/年季明け/第一久寿川荘(タンポポ荘)/紳助との直営業/2階席で笑う関根勤/大須演芸場での発見/水中縄抜けショー/小禄との漫才/窮地を救った巨人のエース・小林繁/さんまとのりお/忘れじの高島屋の香り/同期の“巨人”/大みそかの不完全燃焼
【コラム3】記念すべきテレビデビュー

V.覚悟――1977年の明石家さんま
念願の『ヤングおー!おー!』に初出演/まぼろしの「アトム・スリム」/“紳竜”結成を仲介/突然の交代劇/「ビールス7」結成/桂三枝のありがたい説教/芸人仲間と花月の楽屋
【コラム4】ピン芸人としての覚悟
【1977年の明石家さんま活動記録】

VI.刺激――1978年の明石家さんま
刺激的な日々/『MBSヤングタウン』/再びの小林繁/「さんま&大阪スペシャル」
【コラム5】桂三枝の指導
【1978年の明石家さんま活動記録】

VII.進撃――1979年の明石家さんま
初の冠番組と単独ライブ/落語から距離を置く/ヒートアップするさんま人気/歌手デビュー/『オールナイトニッポン』がスタート/“音痴”を演出/レギュラー14本で己の限界を知る/「音一ファンクラブ」/三枝からのバトン
【コラム6】第一次黄金期――ふたつの“決別”
【1979年の明石家さんま活動記録】

VIII.追走――1980年の明石家さんま
三枝二世/漫才ブーム/「10万人のファンよりひとりのエッチ」/桑田佳祐と「西の郷ひろみ」/漫才ブームにくらいつく/「さんま&アベレージ」結成/松田聖子とツーショット/吉本興業の東京進出/さんまvs.小朝/『笑ってる場合ですよ!』と『天皇の料理番』/落語家をやめる
【コラム7】漫才ブームの嵐の中で
【1980年の明石家さんま活動記録】

IX.誕生――1981年の明石家さんま
同期との切磋琢磨/憧れの大原麗子と初共演/『ヤングおー!おー!』と『花の駐在さん』を引き継ぐ/『オレたちひょうきん族』がスタート/創作落語/『いくつもの夜を越えて』/『オレたちひょうきん族』のレギュラー化/田原俊彦とのデッドヒート/漫才ブームの終焉/初のスキャンダルの影響/ブラックデビルの誕生
【コラム8】大阪から東京へ
【1981年の明石家さんま活動記録】


《著者プロフィール》
エムカク
1973(昭和48)年福岡県生まれ、大阪府在住。明石家さんま研究家。ライター。1996年より「明石家さんま研究」を開始。以降、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録し始める。その活動が、水道橋博士の目に留まり、2013年9月10日より「水道橋博士の『メルマ旬報』」で連載「明石家さんまヒストリー」をスタート。莫大な愛情と執念によって記録されたその内容は、すでに業界の内外で話題を呼んでいる。日本テレビ「誰も知らない明石家さんま」など、テレビ特番のリサーチャーも務める。『明石家さんまヒストリー1 1955〜1981 「明石家さんま」の誕生』がデビュー作。Twitter:@m_kac/YouTubeチャンネル:エムカクノート

【著者紹介】
エムカク : 1973年福岡県生まれ。明石家さんま研究家、ライター。1996年より「明石家さんま研究」を開始。以降、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録し始める。その活動が水道橋博士の目に留まり、2013年9月10日より「水道橋博士のメルマガ旬報」で連載「明石家さんまヒストリー」をスタート。日本テレビ『誰も知らない明石家さんま』など、テレビ特番のリサーチャーも務める。『明石家さんまヒストリー』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ma-bo さん

    明石家さんまさんの誕生から弟子入り、ひょうきん族出演までの歴史を丹念に追った書籍。本人や松之助師匠、周りの人物が実際にインタビューやTVで語った内容が話題毎に常にセットになっているのでわかりやすい。若手時代の苦悩、紆余曲折がよくわかる。次作は全国区になっていった時期、ビートたけし、タモリ、ダウンタウンやジミー大西との出会い等を中心にした1982年〜1985年をまとめた分が初夏に刊行との事。楽しみ。

  • ぐうぐう さん

    熱烈なファンというものは、時に評論家や批評家を凌駕する瞬間がある。芸人・明石家さんまの歴史を丹念に綴った本書は、さんまの一ファンによる労作である。20歳の時に、ある番組でのさんまを観て虜になった著者は、以降、さんまが出演する番組をウォッチしていくうちに、さんまの発言をすべて記録することを思い付く。あくまでその行為は、誰のためでもない自分のためにだ。仕事ではなかったからこそ、純粋に喜びとしての行為だったからこそ、続けることができたのだろう。(つづく)

  • gtn さん

    一度は東京に逃げたが、恋愛に敗れ、再び戻ってきたさんまを何事もなかったかのように迎え入れた師松之助。おそらく照れ屋な彼のこと、何も言わずさんまをラーメン屋に連れて行こうと、その日に備え何度もシミュレーションしたに違いない。当時は酒乱で、舞台に穴をあけることも多く、人間的弱点を隠しきれなかった師。そんな師のお陰で今のさんまがある。

  • kei-zu さん

    ふりかえれば私の青春期は、明石家さんまという稀代のタレントとともにあった。眠い目をこすりながら、深夜に放送の「サタデーナイト・ショー」を見た記憶も懐かしい。 樋口毅宏「タモリ論」(新潮新書)では、さんまを真の「絶望大王」と評した。さんまの「笑い」の本質を的確に指摘するものであったと思う(詳しくは、同書で)。 本人が自らをあまり語ることが少ない中、雑誌や番組内での自身や関係者の発言等から著者が浮かびあがらせる「人間」さんまの躍進と葛藤。 修業時代、師匠との交流については胸を打たれます。

  • ガットウ さん

    ★★★★4.6点。大変愉快な、読書体験でした。世代もありますが「高文は長谷川公彦と出会う。長谷川は1974年3月24日、18歳の誕生日を迎えた日に、島田洋之介・今喜多代に弟子入りした。」なんて記述を読むともうワクワクしますね。次巻も楽しみ!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

エムカク

1973年福岡県生まれ。明石家さんま研究家、ライター。1996年より「明石家さんま研究」を開始。以降、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録し始める。莫大な愛情と執念によって記録されたその内容は、すでに業界の内外で話題を呼んでいる。日本テレビ『誰も知らない明石家さんま』など、テレ

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品