日本語をどう書くか 角川ソフィア文庫

柳父章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044006099
ISBN 10 : 4044006091
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

日本人は二つの日本語を使い分けている。古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。よい文章を書くには、その決定的な違いを知ることが不可欠だ。句読点や段落の切り方、語感の豊かな言葉選び、文末語の変化が生み出すリズムや余韻―。言文一致という幻想を疑い、ホンネとタテマエの文化的二重構造に切り込む。近代日本語の誕生から解き明かす異色文章読本。

目次 : 第1章 作られた日本語(翻訳で作られた日本語/ 翻訳語、翻訳的用語の使われ方/ 翻訳で作られた日本「文」)/ 第2章 日本文の二重構造(日本語の二重構造/ 日本語の国際性)/ 第3章 句読法の歴史/ 第4章 日本文と文末語(常体と敬体の混用文体/ 文末語はなぜ必要なのか/ 「である」文の表現力/ 「現在形」としての動詞止め文)/ 第5章 日本文をどう書くか(難しそうな言葉を警戒する/ 言葉感覚に欠けた言葉/ 段落の切り方について/ 文末に変化を持たせること)

【著者紹介】
柳父章 : 1928年、東京生まれ。61年、東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳論・比較文化論を専攻し、評論家として活動。桃山学院大学教授をつとめ、同名誉教授。著作多数。2018年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takka@ゲーム×読書×映画×音楽 さん

    この本は今年一読んでよかったと言えるぐらいおすすめしたい本。日本人は二葉亭四迷が創り出した言文一致という捉え方で日本語を扱っている。しかし、著者は話し言葉と書き言葉はルーツが違うのではないかと本著で提唱している。話し言葉は古来からずっと使われている言語だが、書き言葉は漢文や翻訳語から生まれた人工語であり、それが日本語という言語に違和感を持たせているのではないかという。確かに、翻訳された文が読みづらかったり、人工語である哲学などの学問の用語は広く受け手によって捉え方も変化する。文章とは何かを知るための本。

  • Hiroki Nishizumi さん

    自分自身も物事を主体的に行っているつもりでも周囲から多大な影響を受けているものだが、日本語においてすらそうなのか

  • Ecriture さん

    歴史が100年程度しかない漢字二字の新語を使った邦訳は果たして日本語なのか。言語認識の当たり前を疑い、語の選び方とその効果を意識するように促す仕事をしてきた人だと思う。

  • RYU さん

    日本語には、古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」と、外国語を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。句読点ですら、sentenceから作られた。翻訳語、句読点、段落、近代的な文の文末表現は、いずれも歴史が浅い。日本語の言語感覚に根ざした表現は話し言葉に多い。

  • 紅林 健志 さん

    近現代の日本語の文体が翻訳の影響下に成立したことを述べる。内容は大変刺激的だが、書き方はちょっとあっさりしている。

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柳父章

1928年、東京生まれ。61年、東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳論・比較文化論を専攻し、評論家として活動。桃山学院大学教授をつとめ、同名誉教授。著作多数。2018年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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