チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲、ロメオとジュリエット、グラズノフ:ステンカ・ラージン、他 レオ・ボルヒャルト&ベルリン・フィル

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TALT068
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


米兵の凶弾に倒れた悲劇の指揮者が残した偉大な演奏
ベルリン・フィルが完全燃焼、ボルヒャルトの名盤復活!


長らく廃盤で復活を望む声が多かったボルヒャルトの名盤! ターラ音源を「Altus」がライセンスしリマスター復刻いたしました。戦後フルトヴェングラーに代わりベルリン・フィル首席指揮者として活躍したものの、1945年8月23日に米軍の誤射で亡くなってしまった悲劇の大巨匠ボルヒャルト。残された録音は少なくどれも貴重なもので、ベルリン・フィルの白熱した演奏からはお互い強い信頼関係にあったことが見て取れます。30〜40年代の録音としては聴きやすい音質で、ボルヒャルトの至芸を十二分に堪能できるディスクとなっています。
 収録された作品はどれもいわゆる大曲というものではありませんが、ボルヒャルトの音楽を知るに十分なバラエティに富んだ内容と言えます。引き締まったスマートな響きを基調としつつも、細やかな構築力で大きなクライマックスを立派に作り上げる手腕に脱帽。オーケストラの統率も見事でベルリン・フィルならではの輝かしさが大いに生かされています。あまり聴く機会のない『ステンカ・ラージン』なども素晴らしい出来栄えで、襟を正して聴きたくなる名演。ボルヒャルトの個性が強烈に刻印されたアルバムです。
 解説書にはオリジナルの輸入盤に載っていたミリアム・シェルヘンとルネ・トレミヌによる文章の日本語訳を掲載。ボルヒャルトの人となりや誤射事件の日の話など、資料としても価値ある内容です。(販売元情報)

【収録情報】
1. チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』 Op.71a
2. ウェーバー:『オベロン』序曲
3. チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
4. グラズノフ:交響詩『ステンカ・ラージン』


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 レオ・ボルヒャルト(指揮)

 モノラル録音:1934-1935年(1)、1945年6月30日(2,3)、1945年6月17日(4)
 国内プレス
 日本語帯・解説付

【ALTUSの「TAHRA 復活シリーズ」について】
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんな「TAHRA」の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。ここに聴ける音は貴重な「TAHRA」オリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。(販売元情報)

収録曲   

  • 01. バレエ組曲『くるみ割り人形』作品71a (モノラル)
  • 02. 『オベロン』序曲 (モノラル)
  • 03. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』 (モノラル)
  • 04. 交響詩『ステンカ・ラージン』 (モノラル)

ユーザーレビュー

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決して華のある演奏ではないが、着実な演奏...

投稿日:2006/04/20 (木)

決して華のある演奏ではないが、着実な演奏である。ロメジェリは幾分重々しく、よく言えば荘厳だが、この音楽特有の楽しさ・美しさ・官能性が希薄、それらに代わって重厚なサウンドと一途さで仕上げられている。歴史に「もし」は有得ないが、事故がなくてもこの指揮者とBPOの関係は長続きしなかったのでは?と思われる。フルトヴェングラーに比べあまりに幻想味や霊感に乏しいし、当時まったくの新人だったチェリビダッケに比べても鮮烈さが足りない。戦前の旧式な楽長ふうの指揮者が淘汰されていった過程のドキュメントのような感じがする。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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