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Symphonies Nos.4, 5, 6 : Klaus Makela / Oslo Philharmonic (2CD)

Shostakovich

User Review :4.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4854637
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


「オーケストラ界がひれ伏す若き指揮者」〜ガーディアン紙

ショスタコーヴィチの音楽は、クラウス・マケラとオスロ・フィルハーモニー管弦楽団との関係が始まった当初から、彼らのプログラミングの中核をなしており、彼らが交響曲第5番を初めて演奏したのは、マケラが首席指揮者に就任する前の2019年11月でした。
 8月14日にオスロで行われる交響曲第5番の特別公演は、デッカからのアルバム発売を記念するものです。そして、ザルツブルグ音楽祭とベルリン音楽祭でのコンサートを含むツアーでショスタコ―ヴィチの交響曲を演奏する予定です。また、マケラはBBCプロムスでパリ管弦楽団と共演し、今年(2024年)デッカからリリースされたドビュッシーとストラヴィンスキーの作品を演奏します。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ショスタコーヴィチ:
1. 交響曲第4番ハ短調 Op.43

Disc2
2. 交響曲第5番ニ短調 Op.47(『革命』)
3. 交響曲第6番ロ短調 Op.54

 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・マケラ
(指揮)

 録音時期:2022年1月(3)、9月(1)、2023年5月(2)
 録音場所:オスロ、コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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Comprehensive Evaluation

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マケラさんは、2027年にシカゴ交響とロイヤ...

投稿日:2024/08/28 (水)

マケラさんは、2027年にシカゴ交響とロイヤルコンセルトヘボウ管の首席就任が 決定なので、今後のショスタ交響曲は、何番をどこと録音するのか楽しみです。 さて、今回の2枚組は、予想した通り、4−6番は好き。5番はいまいち。 どうも、NHKBSのドキュメンタリーで見れたように、録音データを 積極的に関与し、細かく編集をされているので、全体を聞くとおかしくなった印象。 だから、YOUTUBEで公開されたライヴは、編集無いので圧巻の演奏が 多いです。マーラーの3番は、嫌いでしたが・・

ホワイトサバス さん | 京都府 | 不明

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都響とのショスタコ7番には確かに感心した...

投稿日:2024/08/26 (月)

都響とのショスタコ7番には確かに感心したが、ディスクではシベリウスの音楽があまり分からない(特に3番以降)せいもあって、マケラ・ブームにまだ乗り切れずにきた。けれども、ここに至ってパリ管との『ペトルーシュカ』『遊戯』、オスロでのシベリウス/ヴァイオリン協奏曲と私をも唸らせる録音が続き、いよいよ本命登場。このディスクには現在のマケラの良さと物足らなさ、両方がはっきりと聴き取れる。最も良いのは第4番。世界中の楽団員たちに彼が高く評価されるのは、スコアを精密に読み解き、オケの自発性を生かしつつ、バランスを整えて、聞こえるべき声部がちゃんと聞こえるように表出できる能力のせいだと思われるが、4番はそうした美質が生きる曲。第1楽章のプレスト・フーガのような難所の捌き方はお見事。一方、第3楽章の軽音楽的な部分などは「えぐり」が足りず平板。第6番では第2楽章の隅々まで目の詰まった響きが圧巻。しかし、ラルゴのような情念のこもった緩徐楽章はまだ薄味だし、一見、能天気な終楽章のアイロニーもうまく伝わらない。最も不満が大きいのは第5番。一昔前とは正反対に、この曲こそ二重三重に「裏」のある屈折した作品であることが分かっている。第2、第4楽章の『カルメン』の引用をはっきり聴かせる、終楽章の最後ではトランペットのファンファーレより弦の執拗なオスティナートの方が強い、など近年のトレンドはちゃんと押さえた演奏だが、やはり素直すぎる。ヴァシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールの方があらゆる点で遥かに上だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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このディスクはマケラの現在地をよく映し出...

投稿日:2024/08/16 (金)

このディスクはマケラの現在地をよく映し出している。やはりマケラの美点はゆったり目のテンポで、過不足なく鳴らすこと。5番を聞けば、鳴らしどころを知っているというか、ある意味余裕さえ感じられる。一方で、この所のマケラに対する不満は何か、ということもこのディスクで私なりに分かった。マケラは、リズム処理が弱い。要はキレがない。例えば4番の冒頭など、マケラは鳴らしているけど、どこか緩い。ここで危機感というか切迫感が感じられないとちょっと辛い。そうだ、春の祭典でもこのキレがないのが不満だったのだ。私見だが、リズム処理が弱いと、譜読みが甘くなる。今は例の事件でしばらく謹慎中のロトなどはこの点が良いのだ。また4番が好きな方は皆1楽章のプレスト・フーガに拘りがあるだろうが、ここでもマケラは追い込みが足りなく聴こえる。何かが物足りない。ショスタコーヴィッチの焦燥感、作曲家としてもっと突き抜けたいという自己表現意欲、人間としての辛さ、苛立ち、それに抗う姿がこの楽章だと思うし、マケラも当然そんなことはわかっているはず。6番の終楽章でも、あのおちゃらけた音楽の奥にあるものを描かず、鳴らすだけ。それでもマケラは現実路線で、こういう表現をするのだろう。だから彼はオケをよく鳴らすことに長けている。でも、これで良いのなぁ・・。この路線は悪くはないけど、それこそマケラに「このままで良いのか」という焦燥感はないのだろうか?ベルリンフィルへの客演もあまり評判良くなかったみたいだし・・ますます心配になってきた。まぁ、私は、知り合いが有名になると、やたら心配したがる近所のおじさんみたいなものだけど。この心配が杞憂に終わることを祈りたい。

てつ さん | 東京都 | 不明

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