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デトロイトテクノDVD 『High Tech Soul』

Tuesday, August 8th 2006

テクノ創始者総勢34人が語る黒く輝くデトロイトの真実
デトロイトテクノの真髄を掘り下げるドキュメンタリー登場



今や音楽ジャンルのひとつとして日本でも高い人気を獲得しているデトロイトテクノ。

80年代末にデトロイトにて誕生した「テクノ」の背景を、その創始者から現代においてその枠を広げていく者まで、総勢34名のアーティストのインタビューとともに掘り下げるドキュメンタリー、『High Tech Soul』が日本盤で登場。

なぜテクノはデトロイトにて生まれたのか。「テクノ」を作り上げたアーティスト達はなにを音楽に込めていたのか。テクノの何が人々の心を打ったのか。

デトロイトという都市の特異性にも目を向け、Juan AtkinsDerrick MayKevin Saundersonらオリジネイターはじめ伝説のElectryfying Mojo、Jeff MillsRichie Hawtinらテクノの歴史教科書に載っている重要アーティスト達の発言を収録した貴重な証言集/回顧録。

テクノファンのみならずとも必見の1本。




*High Tech Soul: The Creation Of Techno Music (DVD)

Gary Bredow監督作品
日本版監修:野田努
日本語字幕:浅沼優子
累計分数:63分

初回限定デジパック仕様 特典ブック
「History of High Tech Soul」
『ハイテック・ソウル』物語 著者 野田努





*Trailer公開中



収録内容のサンプル映像を公開中。さわりだけですがぜひ見てみてください。

*この映像はレーベルの許可のもと使用しています







*出演アーティスト

*Juan Atkins
『デトロイトテクノとは、Juan Atkinsである』とDerrick Mayは言う。文字通りテクノの創始者。デトロイトのゴッドファーザー。Kraftwerkなどに影響を受け、エレクトロからデトロイトテクノ、その起源となる音を創造。親友であったRick Davis aka 3070とのユニットCybotronとして1980年頃からその活動をはじめ、エレクトロ・トラックを自己流に製作。"Alleys of Your Mind"や "Enter"そして "Clear"といった名曲がその時に生まれ、デトロイト特有のダークでおどろおどろしいエレクトロというのは彼らによって導き出されたものであるということがそれらからわかる。1983年頃に音楽性の違いで2人は別れてしまい、Juan Atkinsはその後Model 500、Infinitiなどで活躍。エレクトロにとどまらずポップフィールドにも目を向けたヴォーカル曲なども製作。テクノのはじまりはこの人。

Cybotron "Clear"
Model 500 "Ocean To Ocean"


*Derrick May
Juan Atkinsの作り上げたサウンドをさらに完成させたオリジネイター。Larry Heardに影響を受けたそのサウンドは人々の心を鷲掴みにし、感情をかきたて高ぶらせるもの。ドラマティックなシンセサイザーと、ファンクネス溢れる楽曲はまさにオリジナル。一晩に数回プレイされその度に涙するものがいたという伝説の名曲“Strings Of Life”、“Nude Photo”、“Beginning”などシングルヒットを連発。“Strings Of Life”はのちにDanny Krivitによりリメイクされ再びヒット。レーベル<Transmat>を運営し、世界中から有能なアーティスト尾を発掘しリリース。主な名義にRhythim Is Rhythim、Maydayなど。長らく新作が待たれている。

Rhythim Is Rhythim "Strings Of The Strings Of Life"
R-Tyme "R-Theme"
Rhythim Is Rhythim "The Beginning"
Rhythim Is Rhythim "The Dance"


*Kevin Saunderson
Juan、Derrickとならぶオリジネイター。Kevin自身は初期以降はハウス寄りのサウンドを展開していく。ハウスプロジェクトInner Cityによる“Good Life”はUSやUKダンスチャートでも大ヒットを記録。Reese Project、Tronic House、E-Dancerなどの名義でもヒットを生み出している。

Inner City "Good Life"
Inner City "Big Fun"
Inner City "Inner City Theme"




*Electryfying Mojo

*Jeff Mills

*Eddie "Flashin" Fowlks

*Underground Resistance




*Carl Craig

*Anthony "Shake" Shakir

*Richie Hawtin

*Kenny Larkin




*Stacey Pullen

*Blake Baxter

*Delano Smith

*Scan 7




*Carl Cox

*John Acquaviva

*Matthew Dear

*Keith Tucker




*Thomas Barnett

*Derrick Thompson

*Laura Gavoor

*Stacey "Hotwax" Hale




*Dan Sordyl

*Claus Bachor

*George Baker

*Ron Murphy




*Sam Valenti

*Niko Marks

*Barbara Deyo

*Himawari



Mike Clark / Mike Archer / Alan Oldham / Kwame Kilpatrick




*デトロイト系DVD

*Va/Fuse In : Live Sets: Vol.2
デトロイトで毎年行なわれるエレクトロニック・ミュージック・フェスティバルの模様を収録した人気DVDシリーズ第3弾!本作は、ケヴィン・アンダーソンによって「Fuse-In」の名称で開催され、テクノのゴットファザーであるホワン・アトキンスが「Model 500」名義で貴重なライヴを行うなど大きな話題を呼んだ2005年の模様をパッケージ化!デトロイトから世界の音楽シーンに革命を起こしてきた豪華アーティストのパフォーマンスを多数収録。

*Va/Submerge: Live In Japan
すでに伝説となっている2005年2月13日、恵比寿リキッドルームでのGalaxy 2 Galaxy、Los Hermanos、Elecrtofunk feat. Mr. De'=UR軍団による来日公演が待望のDVD発売。すでにCDでリリースされていますが、今回はなんと各ライヴをフルバージョンで収録。さらに、2005年<Metamorphose>でのライヴの模様もダイジェストで収録。UR軍団の雄姿、熱狂と感動のライヴ模様のすべてを味わえる夢のような1作。

*Jeff Mills/Jeff Mills Live: Blue Potential
テクノ×クラシック。2005年7月に南フランスのモンペリエ市近郊にある『Pond Du Gard』遺跡のユネスコ指定20周年記念行事の一環として、そのローマ時代の水道橋のふもとを舞台に、世界的な支持を集める最高峰のテクノDJ=Jeff Millsが、総勢80名にも及ぶフランス・モンペリエ交響楽団と共に、彼の楽曲12曲を高らかに奏で上げた様子が5.1chサラウンド音声で収録。



左から:『Fuse In : Live Sets: Vol.1』/『Movement - Detroit Electronic Music Festival '04』/Jeff Millsの『Exhibitionist』/同じく 『Bells: 10 Year Anniversary Dvd』/Juan Atkins、Derrick Mayらも出演するブラックミュージックのドキュメンタリー 『マザーシップ コネクション: ラスト エンジェル オブ ヒストリー』/Juan Atkins、Theo Parrishらも登場する 『Intellect Techno House Progressive Vol.1 Djドキュメンタリー編』/同じく 『Vol.2 Djスクール編』




*Moodymann ベスト盤登場

*Moodymann/Collection
デトロイト発、ブラックソウルミュージックの現代最高版、Moodymannのベストといえる1枚が登場。初期から現在までの楽曲のなかから選び抜かれた30曲をミックス仕様にて収録。矢継ぎ早なその展開が黒いソウルを浮かび上がらせます。アナログのみでの発表曲含め、レア化している楽曲も使用。ソウルフルなサウンドからディスコよりの楽曲、もっさりとしたビートにMoodymannらしい教会とハウスを混ぜ合わせたようなその世界観をこの1枚で存分に味わえます。




*Carl Craigからもベスト盤

*Carl Craig/From The Vault
Derrick Mayの片腕として音楽製作を開始し、69、BFC、Paperclip People、Detroit Experiment、Innerzone Orchestraなど数多くの名義/プロジェクトにてテクノのみならずジャズなど常に挑戦的野心を持った音楽製作を推し進めているデトロイトの才能、Carl Craig。レーベル<Planet-E>の運営者としても注目を浴び続けている彼のベスト盤が登場。<Planet-E>から名曲、名リミックスの数々、さらに未発表ヴァージョン、初CD化を厳選した全11曲。
"Bug in the Bass Bin"
"At Les"
"Angel (Caya Dub)"






大特集:デトロイトサウンド
テクノの発祥地であり次々と新しい才能を輩出し続ける「エレクトロニック・ミュージックのメッカ」、デトロイト。Juan Atkinsに始まりDerrick May、UR、Jeff Mills、Moodymann、Theo Parrishら偉大な才能を輩出。全エレクトロニックミュージックファンがマストなデトロイトサウンドを大特集。



*デトロイト系アーティストインタビュー

DJ 3000
UR急襲DJとして、レーベル<Motech>のオーナーとして日本でも高い人気を獲得しているDj 3000。初のアルバム『Migration』発売を記念した来日ツアーを開始する彼に話をうかがいました。


Gerald Mitchell
DVD 『Submerge: Live In Japan』 発売記念。URの中核メンバーでありLos Hermanos、Galaxy 2 Galaxyバンドで来日したキーボーディストGerald Mitchellへのインタビューが実現。来日ライヴのことからLos Hermanos、テクノとジャズ、そして日本のことなど。


Titonton
<Compost>、<Sonar Kollektiv>、<Planet-E>、<2000Black>などのレーベルから作品をリリースし、デトロイトのダンスミュージックシーンにおいて最も注意すべき人物の1人であるTitontonことTitonton Duvante。彼のレーベル<Residual Recordings>のコンピレーションCDが<LOOP SOUNDS>より登場。発売を記念したインタビュー。


Dj Rolando
<NRK>からのMix CD『From There To Here & Now』発売記念インタビュー。Mix CDのことから現在の心境、そしてUR/Los Hermanosのことまで赤裸々に語ったインタビュー。




▼hmv.co.jp ダンス&ソウル アーティストインタビュー集

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