ハマケンのファンク講座!

2009年12月25日 (金)

在日ファンク

在日ファンクって・・・

在日ファンク・・・
この波紋を呼びそうなふざけたアーティストはいったい???
しかも、音があんまりにも良いので二度びっくり!!!
日本人で、ここまでファンクを鳴らせるバンドってなかなかいないでしょ?

古くは上田正樹『この熱い魂を伝えたいんや』、最近だと言うまでも無くオーサカ=モノレールザ・たこさんと数える程度のファンクバンド!
ここにきて在日ファンクの登場は必然か??

ともあれ、この在日ファンク。
sakerock のトロンボーン担当、ハマケンこと浜野謙太が楽器をマイクに持ち替えて本格極太ファンク・バンドだって言うんだから納得です。
気付いている人も多いはず。
sakerockのLIVE等でのハマケンのシャウトはまさにファンク!!
左とん平ばりのナイスシャウトです!

ハマケンが筋金入りのファンクだって事は、これから始まる「ハマケンのファンク講座」にてじっくりとお楽しみを!

それでは在日ファンクをフルボリュームで鳴らしながらどーぞ!!!






今月のイチオシ 在日ファンク


日本人にしかできないファンクを追及するエンターテイメント精神あふれる7 人の侍!

在日ファンク
『在日ファンク』 / 在日ファンク
全国各地で話題ボーボー! sakerock のトロンボーン担当、ハマケンこと浜野謙太が楽器をマイクに持ち替えて本格極太ファンク・アルバムを出します。それも、なんと日本のファンク・シーンを牽引するP ヴァインから!どうやら本気みたいです。ハマケンが激しくシャウトしまくり、踊りまくり、もうアゲまくり。そして痛切なジャパニーズ・ワードで歌いまくるファンク・バンドその名も【在日ファンク】。


ハマケンのファンク講座!!



高校生のころの僕に最初に偉人たちを塊でぶつけてくれた映画『ブルース・ブラザーズ』のサウンドトラック。何度聴いたか分からない。J.Bはもとより、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイと。黒人さんたちは幾多の事情を抱えて音楽をやっている。音楽をやる意味を抱えてる。でも実は、だれかとなにか楽しい事をやりたくてウズウズするっていう限りなく意味無しに近いところから始まるんだって教えてくれた一枚。


それまでファンクっていうと日本ではディスコ・ブーム・リアルタイムのオジさんたちがラリってパーティ感覚でやるイメージ(そういうのも割と好き)しかなかったけれど、それを変えてくれたバンド。ジェイムス・ブラウンが何がすごいかって、最初にファンクをやったとかじゃなく、ずば抜けてアバンギャルドだというところ。そこを研究し尽くして学問的にファンクのアバンギャルドさを構築していってる様は、自身もそう名乗っているように体育会系サークル。今もファンクはまだやる余地があるんだと思い知らせてくれた。


この半端のない疾走感とホーンセクションの荒々しさ。言葉は分からずも痛切に感じるフェラの叫び。アジア人としては、アメリカ人のアーバンなノリよりもこちらの方が近いのではと思う事が良くある。しかし、フェラもアメリカ音楽の影響を受けているというところが面白い。音楽は表象ではない。たった今この時、影響を与え合っているのであって、「これがこの国の音楽」「これが自分の音楽」というようなものが、互いに影響し合ったり、逆に国柄に縛られたりして少しずつズレていく感じがたまらない。これも絶対ファンクなのだ。


一曲目の「Think」もさることながら、最後の「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」はファンク泣ける。さんざんシンプルなコードの曲をやり続けた最後にガッツリ・コードワークする曲だということと「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を疾走ファンク・バージョンでやるということの二重の胸きゅんポイントがある。


僕は彼らは正しいと思います。全体を構成する音の一音一音がファンキィ。耳触りからファンキィ・サウンドを心得ているからどんなアバンギャルドなことをしようともファンクを感じる。逆にファンクをしようとも懐古に聴こえず、最先端の自分らの音楽にちゃんと聴こえる。人として目指すところだ。


ぼくの出身高校は自由の森学園と言って序列教育に異を唱えて創設された学校で、半ば大学のような雰囲気で学校からの干渉はほとんどなかった。しかし卒業してみて気付いたことは自由だからって自由な発想が産まれるとは限らないということだ。進学校などで不条理な弾圧をされてきた若者のほうがよっぽど強く自由な発想を持っていたりする。ファンクも同じ。のびのびやっているミュージシャンが必ずしも良いとは限らない。JB’sがどんどんとのびのびと羽ばたいていく過程においての一番最初。ジェイムス・ブラウンに縛られながらもなんとか自由にと作られた1st。これは緊張感がありつつも爆発していてすごくいいのだ。


ぼくがいままでライブだと思っていたものはライブじゃなかった。ホントのエンターテイメントってのは客のわがままを満たすんじゃなくてジェイムス・ブラウンのやりたい夢のようなわがままを実現させることなんだと衝撃を受けた。JBが完璧に満たされている、これに付いて行かない手はない。聞けばJBバンド自体、ストライキだなんだと大変な時期だったというではないか。最高の一瞬というのはそんなときにこそやってくるのかと、バンドについても学んだ宝の一枚。


ジェイムス・ブラウンの歌とピアノ・トリオとでジャズのアプローチでやっているアルバム。これが泣ける!普段彼がやるソウルのバラードよりもずっとずっと切ない。なるほど。自分のやっている音楽はジャズだと言い切っているだけあってスウィングがものすごくしっくりくるのだ。普段ゴージャスなバックの上でシャウトする彼がピアノ・トリオのような素朴な編成の上で唄うと切なさ倍増。なんのジャンルでも器用にできますミュージシャンではなく、おれはジャズなんだと豪語した上で自分汁がたくさん出てしまう人はすばらしい。


ジェイムス・ブラウンの60年代?80年代の代表的な音源を網羅した4枚組。音もなかなか良いし。どでかいパッケージ。英語はよく分からないので何だかよくわからないブックレットもついててゴージャス。これさえあれば大体のカッコいい曲はおさえられる。


みんなも良く知ってる「ナーナナナナーナナナナーナナナーナナナー、ナナナナー。」シンプル、ファンキー、キャッチー。僕の目指すところです。よく思うけどこの手の音楽やファンクってその人しか歌い得ないものが多い。「ヘイ・ジュード」のカヴァーでは最後の方めちゃめちゃ絶叫していて、高校生ながらに、ソウルとかファンクて疲れなきゃできないのかぁと、ファンク道の険しさを教わった一枚。



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