HMVインタビュー:Brown Boy

2009年11月2日 (月)

interview

Brown Boy

俺のゴールは金持ちになったり有名になることじゃない。女性をディスしたり軽蔑するような音楽じゃなく、もっとポジティブな音楽を作ることなんだ。俺はいつだって謙虚さ。

--- まずは日本のファンに自己紹介をお願いします。

Hello!ブラウン・ボーイだぜ!自分のことはエンターテイナー/ソングライターと説明するほうが好きかな。 心を込めて自分の曲を書いてるんだ。音楽を書くことによって、ファンと通じ合ってるし、自分のファンにはいつも感謝している。自分がしていることを続けていく上で、ファンからはとてもポジティブな意味でインスパイアされてるよ。

--- あなたはどこの出身で、どのような環境で育ったのでしょうか?

カリフォルニアのブライス出身なんだ。カリフォルニアとアリゾナの境界にある小さな街で、色んな人種が共存するトコさ。両親は厳格な正真正銘のメキシカンで、俺はガキのときから、他人へのリスペクト&ラブを忘れずに、って育てられたんだ。

--- 最初にヒップホップに興味を持った時のことを教えて下さい。

ドクター・ドレが2001年にドロップした『The Chronic』でヒップホップにハマって、それから真剣にラップを始めたんだ。きっかけは、キッド・フロストやライター・シェイド・オブ・ブラウンとか他のラテン・アーティストのライブを見てからさ。

--- ブラウン・ボーイというラッパー名の由来を教えて下さい。

学生時代のニックネームだったんだ。俺はいつもLa Raza(メキシコ系米国人)のレペゼンだったんだ。La Razaを表すブラウンに、俺の童顔を意味するボーイを取ってブラウン・ボーイさ。

--- 影響を受けたラッパーや曲などあれば教えて下さい。

ライター・シェイド・オブ・ブラウンのアルバム『Hip Hop Locos』かな。でも彼らはすっかり変わったからな、敢えて言うならキッド・フロストで曲は「La Raza」かな。

--- フィーチャリング・ワークを含め、最初にレコーディングした作品について教えてください。また、その時はどのような心境でしたか?

最初にレコーディングしたのは「I Need You Girl」って曲だったな。当時は若かったし、恋に落ちてたからラブ・モードだったんだよ(笑)。

--- ハイ・パワーからリリースされた『Represent The Brown』がファースト・アルバムだと思うのですが、ハイ・パワーからのリリース経緯を教えてもらえますか。

アルバムはショット契約だったんだ。はじめはゲーム感覚で足を踏み入れたんだ。その後、真のブラウン・ボーイとしてのアルバムを作る準備が出来て、出来上がったのが『Livin Shady』さ。

--- その『Livin Shady』から本格的にフィンガズと組んでいますが、彼と組むことになった経緯を教えてください。また、彼はあなたにとってどのような存在ですか。

その前からフィンガズとは一緒に制作してたんだ。彼からビートを提供してもらったワケじゃないけど、俺のその前のアルバムでトークボックスで参加してもらっていてね。ハイ・パワーからアルバムを出した後に、もっとステップアップするためには、フィンガズとスタジオに入るべきだって思ったんだ、必然的に。彼はマイメンさ!!

--- そこから「Superman」がヒットしましたが、それによって何か生活や周囲の環境に変化はありましたか?

何も変わっちゃいないさ!ただ収入が増えたくらいで。神が与えてくれた恩恵に授って、自分がするべきことをやれるだけでハッピーなんだ。俺のゴールは金持ちになったり有名になることじゃない。女性をディスしたり軽蔑するような音楽じゃなく、もっとポジティブな音楽を作ることなんだ。俺はいつだって謙虚さ。

--- 今作に『Ride Or Die』と付けたのはなぜでしょう?

俺は、この音楽キャリアを乗り越え続けるか(Ride)、何であろうと挑戦し続けなきゃ死んでしまう(Die)ってことなんだ。

--- 「Ride Or Die」を先行の曲に選んだ理由を教えてください。ここでキュートな歌声を披露している女性シンガーは誰なんですか?

「Ride Or Die」はこのアルバムで一番意味のある曲なんだ、俺の中でそう感じてたからさ。 女性シンガーは ブランディ・フローレス(Brandie Flores)だよ。そうだね、彼女はキューティーさ!

--- 今回のアルバムではフィンガズのプロデュースがないようなのですが、その理由を教えてもらえますか。

特に理由があるワケじゃないよ、彼のことは大好きだからね。でも今は彼のギャラは高いんだ(笑)!もちろんそれだけの価値はあるけど、インディペンデントで、自分でこのアルバムの制作費を出してるからそこまでの余裕もなかったんだよ。

--- 今作で多くを手掛けているD・サラスについて教えてください。

D・サラスは頼りになる男だよ。彼のビートは本当にヤバいし、ギターも素晴らしいんだ。俺のマイスペースのトップフレンドに彼がいるから、是非チェックしてみてくれ!(www.myspace.com/brownboy88)

--- 今作ではこれまで以上に現行のアーバン・ミュージック・シーンを意識しているように思えるのですが、ご自身ではどう思われますか?

100%同意見だね。俺はキース・スウェットや112、ジャギド・エッジを聴いて育ったから、そういったアーバンな部分も取り入れたかったんだ。少し変わったのが解かるはずだよ。

--- ロック・リミックスも収録されていますが、なぜこのリミックスを作ろうと思ったのでしょうか。

ロック・アウトしたかったからさ!!D・サラスのギターはこの世の物とは思えないくらい素晴らしいんだ!!

--- 今作の前にベスト盤的な『Brown Boy The Hits』をリリースしたのはなぜですか?

ファンが好きな曲を1枚のCDにまとめたかったからさ、そうすれば彼らも楽しんでくれるしね。未発表音源も何曲か入ってるよ。さらに今後は、みんなが聞いたことのない新曲も入った『The Hits』第2弾もリリースするから楽しみにしててくれ!!

--- あなたの作品はスムースでメロウなサウンドが特徴だと思いますが、制作にあたって何からインスパイアされているのでしょうか。

女性達からインスパイアされてるよ。いつか日本のラブリーなレディースの前でもライブ・パフォーマンスできる日を楽しみにしてるぜ!!

--- 多くの日本人は英語が理解できないのですが、あなたがラップしていることは主にどういうことなのでしょうか?

毎日の人間関係の中で起こることについてラップしてるよ。愛、痛み、笑い、怒り...俺の音楽は感情を表現してるんだ。

--- 今後の活動予定があったら教えて下さい。

この音楽業界ではしばらく休みを取るかもしれない。刑事司法の学士号を持ってるから、その分野での仕事に戻るかもしれないんだ。でも心配しないでくれ、俺は本当に心から音楽が好きだからさ!ただ、夢は思い描いてる通りにはいかない時もあるんだ。

--- これまでに日本へ来たことはありますか。近い将来、来日する予定はあるのでしょうか。

一度も行ったことはないんだけど、いつでも行く準備はできてるよ。日本のカルチャーが大好きなんだ!!!

--- 最後に日本のファンへ何かメッセージをお願いします。

まず最初にサポート&ラヴをありがとう、本当に感謝してるよ。もし英語が理解できなかったら、誰か解かる人に通訳してもらってほしい。このアルバムで俺が何を言ってるのかが解ったら、もっと楽しんでもらえるんじゃないかな。全部、実体験に基づいて心から書いてるから、みんなも共感できると思う。泣いて笑って、踊って、そしてブラウン・ボーイというアーティストに恋する準備をしておいてくれ!!ピース、ラブ&ミュージック!!

新譜Ride Or Die
「Superman」や「Please Don’t Go」、「Mr. Right」等々の名曲を放ち、本国だけでなく日本でも凄まじい人気を誇っているメロウ・ヒップホップ・シーン最強最高のラッパー、ブラウン・ボーイ!変則ベスト盤『Brown Boy The Hits』のリリースも話題な中、名盤『So Radio』以来約2年ぶりとなる新作がついに完成!LAのラジオでは先行シングル「Ride Or Die」が早くもパワープレイ中!美メロなスウィート・トラックにNikki Flores嬢のロリな歌声を絡めたエロすぎなミディアムに好モンな方々ならずとも悶絶必至!プロデューサーはD.Salas。Zig Zag(ex. NB Ridaz/New Ridaz)やBig Gemini、Jay Tee(N2Deep/Latino Velvet)、Melissa Lujan、Junebug Slimと好きモノならば名前を見ただけで垂涎な面々がゲスト参加!