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【インタビュー】Riddim Sunterニューアルバム完成！

Wednesday, October 21st 2009

interview

riddim saunter

世界初！CDとジャケットを別々に販売するという暴挙(！？)にでたRiddim Saunter。音楽業界に一石を投じる新たな試み。そしてストリングスを全面に押し出した最新のRiddim Saunterのサウンドについて聞いてみました！

--- まずはHMV ONLINEに初登場ということで、簡単に自己紹介をお願いします。

古川太一 (以下古川)：初めまして。僕らはRiddim Saunterというバンドを東京でやっています。僕はDrを担当しています古川太一です。よろしくお願いします。

--- 2ndアルバム『Days Lead』の完成おめでとうございます。完成して率直な感想をお願いします。

古川：今この原稿を書いている時点で、まだ発売されていないのです。今回のアルバムはアルバムが発売されて、お店に並ぶまで完成じゃないのでまだ感想が言えません。ごめんなさい。

--- そしてまずはこれを聞かなければいけないのですが、今回はジャケットとCDを別々に発売という世界初の試みをしています。なぜこういった試みをしてみようと思ったのでしょう？

古川：Riddimはジャケットを僕が作っているのですが、前回に初回盤で1万枚ジャケットをシルクスクリーンで手刷りしたんです。その時にたくさんCDを買ってくれた人がいて、とてもうれしかったのです。けれどジャケットとCDが一緒だと何個も買うとめちゃくちゃお金がかかるじゃないですか。事の発端はそんなところから来ているのです。しかし、よく考えてみると別売りになった事でのメリットは他にもあって、ダウンロードした人でもジャケットだけ欲しいって人も買えますよね。音楽を聴く方法はどんな方法でも良いと思うのです。けれどジャケットのアートワークや歌詞カードの重要性は残さなければならない文化だと思っています。

--- そしてアルバムのほうですが、イントロがとてもゴージャズなストリングスによって幕を明け、そこから怒涛のパーティーチューンに流れ込みます。ストリングスも全面的にフューチャーされ豪華に彩を加えています。この流れや、ストリングスをフューチャーするというアイディアは初めからあったものなのですか？

古川：1stアルバムのときから楽曲にストリングスを取り入れるというのはやっていたのです。2ndアルバム以降、ストリングスのメンバーと一緒にツアーを回ったりしたのがすごく良くて、今回はストリングスを全面に押し出した音楽をやりたいと思いました。

--- アルバムの内容がバラエティにとんでいて、まさにジャンルレスな感じがします。これだけ幅が広いと楽曲の制作も大変そうな気がするのですが、実際の楽曲制作はどういった感じですすめられていかれるのですか？

古川：まず最初に色を決めます。PANTONEチップを見てイメージをまとめていくのですが、今回は色々な曲調があっても、一つの色で統一したかったのでその色を決めるのが大変でした。色さえ決まれば、それに近づけるように楽曲を制作していくので作業は早いです。

--- 音がとても太く柔らかな感じがします。レコーディングの中で音作りなどでこだわった部分はありますか？

古川：ドラムとベース、ギターはノルウェーでレコーディングしたのです。それも大きな原因となっているのかもしれません。それと、今回はアナログでのレコーディングにこだわりました。アルバムのイメージが、アナログだったり、フィルムだったり、PANTONE4735って色だったり、ちょっと輪郭がぼやけた感じだったりしたので、レコーディングも自然な流れでテープで録ろうという事になりました。結果アナログテープ特有の柔らかくてふんわりした音像になりました。

--- レコーディングの中で苦労した点があったら教えてください。

古川：やはりテープなのでほとんどやり直しが出来なかったりする所でしょうか。いつもの100倍以上の集中力を使った気がします。ノルウェーでのレコーディングは全く日本語が通じなかったという所がかなり大変でした。けれど初めての体験だったのでとても勉強になったし、思い出にも残りました。

--- 今回のアルバムの聴きどころを！

古川：パッケージを開けるところからのわくわく感。長いトンネルから抜け出した時のような爽快なストリングス、きれいなコーラスハーモニー。

--- 今後の活動の予定などについて教えてください。

古川：アルバムのツアーをRiddim Saunter Orchestraとしてストリングス隊5人と一緒に全国を回ります。

--- それでは最後にHMV ONLINEをご覧のみなさんに一言お願いします。

古川：ぜひジャケットと歌詞カードを手に取って、1曲目から最後まで一度聴いてほしいです。よろしくお願いします！

 

 

 

 

PV 【Sweet & Still】

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