Slits、約28年ぶりのオリジナル・アルバム！

2009年9月1日 (火)

Slits、約28年ぶりのオリジナル・アルバム完成！

『SLITS』

裸ジャケでもお馴染みの女性ニューウェイヴ・パンク・バンド、Slitsが約28年ぶりにもなるオリジナル・アルバムをリリースします！

2006年5月に再結成ライヴを行い、活動を再開したSlits。
今年はあのニューウェイヴの金字塔アルバムともいえる79年発表『Cut』のリリースから30周年という記念すべき年ではありますが、遂にファン待望のニュー・アルバム（通算3作目）も完成した模様です！

現在のラインナップは、Slitsの顔でもあるAri UpとTessa Pollittのオリジナル・メンバーに加え、Sex Pistolsのポール・クックの娘であるHollie Cook、さらにMichelle HillとAnna Schulteの計5人体制。
気になる内容ですが、再結成後の07年に日本へ共に来日公演を果たしたAdrian Sherwood がアルバムの全ミックスを担当！ダンスホール～ハードコア・パンクまで、デビュー当時のあの強烈な世界観もそのまま！しかも今作には日本語で歌われた曲「Be It」も収録されるとか。

ニューウェイヴの再来とかニューレイヴだとか、近頃のロック・シーンではよく使われますが、まずは本物であるこの作品を聴かないとまずいでしょう！近年の正規再発リリースラッシュでにわかに再評価の高まるSlitsの最新サウンドを是非ご堪能ください！！

日本盤ボーナストラック収録予定

マスト・ハヴ！

『Cut』

クラッシュのホワイト・ライオット・ツアーにバズコックスらと一緒にサポート・バンドとして参加したことをきっかけに注目を集めたスリッツ衝撃のデビュー・アルバム（79年発表）。パンク、レゲエ、ダブ、ファンクなどの間を自由に行き来するフリーフォームなサウンドは21世紀の耳で聴いても今なお新鮮。ジャケットの写真からして相当にショッキングだが、デニス・ボーヴェルによる低音を強調させたプロデュースもまた過激。