CHIYORI インタビュー

2009年6月22日 (月)

確かな客演、ライブでの実績を経て、シンガーCHIYORIファーストアルバムリリース!


CHIYORI
CHIYORI
ここ日本において、女性シンガーといえばR&Bによる人が多く、このCHIYORIのように周囲ほとんどがHIP HOPクリエイター(しかもコアな)というシンガーはいなかったのではないだろうか?Temple ATS、Shing02、JUSWANNA等、コアなHIP HOPリスナーから指示されるアーティストの作品への客演を経て、CHIYORIがついにソロアルバムをリリースした。ビートはもちろんTemple ATSからYamaan、KOR-1、JUSWANNAからMUTA、Shing02のdub mix等、とんでもない事になっている。民族音楽や民謡までも消化したCHIYORIの独特なスタイル。2009年も半ばにして、強烈なインパクトがMARY JOYより投下される。避けては通れない1枚だ。



CHIYORI 参加作品


Bad Boyz Be Ambitious Feat. Chiyori
E.H.H. Project (桜吹雪×志人)

3RD ALBUM
RUMI


GESHI FES 2009 レポート

6/21(日)まさに夏至当日に行われた夏至フェス。前日の晴れが嘘のように、朝から雨模様。このまま一日中降り続くかと思われた雨も、午後にはほぼあがり、イベントを盛り上げた。

16:30このイベント最大のハイライトの一つ。Temple ATSのビートが曇り空に溶け込み、徐々にその世界観が辺りを埋め尽くし始めた。
そんな中、トップで登場したのがシンガーCHIYORI。アルバム収録曲『星ノ降ル夜』『Call ME』の2曲をうたい、オーディエンスを引き寄せる。その歌声は、雨上がりの夕空に吸い込まれ、僕らの脳を静かに熱く高揚させる。
曲が終わり、志人の登場に沸く会場。この人の存在感は圧倒的以外の何者でもない。独特なフロウは会場の雰囲気をかき回し、一つの方向に括り上げていくよう。CHIYORIの絶妙なコーラスもあいまって、会場全体が、独特な雰囲気に支配される。
続いて、なのるなもない、toto(from SUIKA)の共演『まわらないで地球』。totoのスポークンワーズが自然に溶け込み、なのるなもないの言葉が空を突く。
そして降神へ。その演劇的なスタイル、現実と非現実のきわきわの世界が頭の中でぐるぐるとまわり、やがて訪れる多幸感。メルヘンのダークサイドの独特な魅力に似たエグい世界。taoも加わりさらにあがる。

約1時間、代々木公園の一部分で行われたTemple ATSのショウ。その色は明らかに他と違って見えた。


GESHI FES 2009 参加アーティストの作品



ヤバいリリースは続きます!