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2008 オンライン年間ランキング!ジャズ編

2008年12月25日 (木)

HMVオンライン年間ランキング

ストアと合同のランキングとは一味違う、HMVオンライン独自の年間セールスランキング!
オンライン・スタッフが選ぶ「2008年『この3作!』」も併せてご紹介!

  モダン・ジャズ 2008年 HMVオンラインセールスTOP10
  1   Chick Corea / 上原ひろみ / Duet (+dvd)(Ltd)
2007年9月24日〜26日にブルーノート東京にてチック・コリアと上原ひろみのスペシャル公演が実現。本作はその模様を収めたライヴ盤で、今回のライヴはチックの強いリクエストで実現したものです。ふたりが織り成す、息をのむようなプレイは奇跡としかいいようがない感動を呼びます。
  2   コンピレーション / これがshm-cdだ!: ジャズで聴き比べる体験サンプラー (+cd)(Ltd)
SHM-CDと通常CDとで音質の聴き比べができるサンプラーCDのジャズ編で、ジャズの名曲のコンピとしてもお楽しみいただけるうえに、2枚組みでなんとお試し価格1,000円(税込)というところも手軽で好評でした。限定生産のため現在は廃盤ですが、最近第2弾が出ましたので、そちらも是非。
  3   上原ひろみ / Beyond Standard
元気が出るピアノ、上原ひろみの最新作はスタンダード作品。「キャラヴァン」「レッド・ブーツ」、「上を向いて歩こう」等ひろみならではの選曲、演奏も前作以上にパワーアップ。
Bill Evans / You Must Believe In Spring (Rmt)
  4   Bill Evans / You Must Believe In Spring (Rmt)
Bill Evans / Waltz For Debby: +4
  5   Bill Evans / Waltz For Debby: +4
Miles Davis / Kind Of Blue (Rmt)
  6   Miles Davis / Kind Of Blue (Rmt)
Herbie Hancock / River: The Joni Letters
  7   Herbie Hancock / River: The Joni Letters
山中千尋 / Bravogue
  8   山中千尋 / Bravogue
Brad Mehldau / Live
  9   Brad Mehldau / Live
High Five / Five For Fun
 10   High Five / Five For Fun
  HMVオンラインスタッフが選ぶ 2008年 モダン・ジャズ 「この3枚!」
  1   Avishai Cohen / Gently Disturbed
2008年のジャズ・シーンではイタリアが猛威を振るいましたが、個人的に最も音楽的感性と革新性、技術力に溢れるのはイスラエルだと思います。今年も数は多くはありませんが、イスラエル・アーチストの個性的作品がリリースされた中、このアヴィシャイ・コーエンのピアノ・トリオ作には心から打ちのめされました。
  2   Olivia Trummer / Westwind
微笑みのドアップ・ジャケもインパクト大なOlivia Trummer2作目は、コンテンポラリーな爽快ピアノ・トリオ・アルバム。ジャズ、そしてクラシックの素養充分な曲も魅力です。昨今における、ドイツの女性ジャズ・プレイヤーは限られますが、米国や他のヨ−ロッパ圏とは一味違う感性を見せてくれます。
  3   Brian Blade / Season Of Changes
今、最も忙しいドラマーのひとりであるブライアン・ブレイド。彼の魅力はドラミングもそうですが、音楽的センスにあると思います。ジョニ・ミッチェルも彼を音楽パートナーとして認めるほど。8年ぶりのリーダー作は、しなやかで「歌」を感じさせるドラミング、そしてオリジナル楽曲は郷愁と叙情に溢れた奥深さが存在。

  フュージョン 2008年 HMVオンラインセールスTOP10
  1   Pat Metheny / Day Trip
本作はグループとしては3年ぶり、そしてトリオ名義では8年ぶりとなるリーダー作。クリチャン・マクブライドとメセニー・グループでも活躍するアントニオ・サンチェスというリズムと共に作り上げた、まさにワン・アンド・オンリーな現代最高峰トリオのサウンドを満喫できます。
  2   Tal Wilkenfeld / Transformation
これまでチック・コリア、ハイラム・ブロック、オールマン・ブラザーズ・バンドなどと共演する、オーストラリア、シドニー出身でアメリカ在住の弱冠20代の女性ベーシスト。本作がデビュー作ですが、ベース歴は未だ4年というには信じがたいプレイを披露。更に何とジェフ・ベックのツアーに抜擢され、今後の活躍が見逃せないまさに天才美少女ベーシストです。
  3   Stuff / Live At Montreux 1976
スタジオ系の売れっ子ミュージシャン達により1976年に結成されたスタッフの初ライヴ映像作品。1976年のモントルー・ライヴ映像で、デュプリー=ゲイルのツイン・ギター、ガッド=エドワーズのリズム、そしてティーのソウルフルなピアノ・プレイを存分にご堪能頂ける貴重映像となっています。
Pat Metheny / Tokyo Day Trip Live Ep
  4   Pat Metheny / Tokyo Day Trip Live Ep
7(Seven) (村上秀一(Ponta)) / 7(Seven) (+dvd)(Ltd)
  5   7(Seven) (村上秀一(Ponta)) / 7(Seven) (+dvd)(Ltd)
S.m.v (Stanley Clarke / Marcus Miller / Victor Wooten) / Thunder
  6   S.m.v (Stanley Clarke / Marcus Miller / Victor Wooten) / Thunder
T-square / Wonderful Days (Hyb)
  7   T-square / Wonderful Days (Hyb)
Fourplay / Energy
  8   Fourplay / Energy
Kenny G / Rhythm & Romance The Latin Album
  9   Kenny G / Rhythm & Romance The Latin Album
Prism / Homecoming: Vol.3
 10   Prism / Homecoming: Vol.3
  HMVオンラインスタッフが選ぶ 2008年 フュージョン 「この3枚!」
  1   Joe Zawinul / 75: Last Birthday Live!
メジャー国内作品で申し訳ありませんが、このライヴを聴いて腰が抜けました。死の2ヵ月前の人間がここまで完全にプレイできる。ウェザー・リポートなど革新的サウンドをいっぱい創り上げたザヴィヌルが最後の最後でこんな濃密のライヴ・アルバムを残してくれた。2枚組ながらあっという間に時間が過ぎ去ります。
  2   Bireli Lagrene / Electric Side
最も「フュージョンらしい」作品でした。ビレリ・ラグレーンがエレクトリック・ギターを弾きまくるという明朗快活なテーマで難しいことは一切なし。再注目の若手ベーシスト、アドリアン・フェロウやドラマーのダミアン・シュミットのハジケ具合も良い。イケイケのフュージョン・ギターにスッキリ!
  3   Jim Beard / Revolutions
あえてフュージョンに分類させていただきます。ジム・ベアード作編曲、ヴィンス・メンドーザのオーケストラ編曲指揮、そして総勢50名以上のオーケストラがシンクロした玄人サウンド。完璧なアレンジと多様な音楽性、ポップ、ジャズ、クラシックなど全ての音楽性がふんだんに詰め凝られた究極クロスオーヴァー。

  ジャズ・ヴォーカル 2008年 HMVオンラインセールスTOP10
  1   Pat Metheny / Anna Maria Jopek / Upojenie
Pat Methenyがプロデュース、演奏に参加し、ポーランドで話題を巻き起こした女性歌手、アナ・マリア・ジョペックの2002年作品が、3曲のボーナス・トラックを収録して再発。透明感溢れる歌声と、語感がもたらす不思議な魅力は英語圏の歌とは一味もふた味も違った印象を伝えてくれます。
  2   Melody Gardot / Worrisome Heart
フィラデルフィアを拠点に活動するジャズ・シンガーソングライター。フォーク/ブルースをベースにしたアコースティック・サウンドと、素朴ながらも表情豊かに紡ぎ上げられるその歌声。さながら「静かに燃ゆる炎」のごとし。2005年の自主制作デビューEPからの2曲を含む待望のメジャー初アルバムです。
  3   Alice Ricciardi / Comes Love
本作はItalyのEMIブルーノートよりリリースされた彼女のデビュー作品。巧みに選曲されたグラマラスなコレクションを、魅惑的かつ情熱的に歌い上げ、彼女のマジカル・ヴォイスには揺ぎ無い説得力があり、これからのジャズ・シーンにおける輝く原石と言えます。
Cassandra Wilson / Loverly
  4   Cassandra Wilson / Loverly
Esperanza Spalding / Esperanza
  5   Esperanza Spalding / Esperanza
Norah Jones / Come Away With Me
  6   Norah Jones / Come Away With Me
Dianne Reeves / When You Know
  7   Dianne Reeves / When You Know
Jane Monheit / Lovers, The Dreamers And Me
  8   Jane Monheit / Lovers, The Dreamers And Me
akiko / What's Jazz? - Spirit: To Be Confirmed (+dvd)(Ltd)(Sped)
  9   akiko / What's Jazz? - Spirit: To Be Confirmed (+dvd)(Ltd)(Sped)
akiko / What's Jazz? - Style (+dvd)(Ltd)(Sped)
 10   akiko / What's Jazz? - Style (+dvd)(Ltd)(Sped)
  HMVオンラインスタッフが選ぶ 2008年 ジャズ・ヴォーカル 「この3枚!」
  1   Ariane Jacobi / Big City Is For Me
今年の思い入れNo.1。無名の新人ながら、輸入盤がHMVオンラインでブレイク。その評判を受け2008年12月には国内盤発売にも至ったドイツの美人シンガー。ハスキーな魅力とインテリジェンスが同居した、現地TVメディアでも活躍する美女に魅了されました。稀少なドイツの女性ヴォーカルものでもあります。
  2   Carin Lundin / Smulor Och Parafraster
スウェーデンの女性シンガー、Carin Lundinの4作目。北欧らしい優しい彩色感とアコースティック・サウンド。2008年も無数のSSW系ジャズ・ヴォーカルがリリースされましたが、本作は彼女の歌声もそうですが、楽器の温かみと共に、非英語の歌詞が逆に新鮮でした。北欧ものは良いです。
  3   Tin Cup Serenade / Tin Cup Serenade
名前など全く知らないグループでしたが、ジャケットが目に止まり、サイト試聴したところ、超レトロなサウンドと、男だか女だか判別できない歌い手。実は男性でしたが、圧倒的に女性上位の現在ジャズ・ヴォーカル・シーンでこの歌声とサウンドは一際インパクトが大きかったです。普通なら埋もれてしまう作品。


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