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年間ランキング!クラシック編

Monday, December 8th 2008

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 クラシック 年間売り上げランキング Top20


ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定ボックス No.1: > ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定ボックス

レーベル名の『ハルモニア・ムンディ』とは、ラテン語で『世の音楽』という意味。当初は『時代を限定せず中世から現代まで、各時代の音楽にマイルストーンを築く』という方針で制作が行われました。今回登場するBOXは、BMGフランスが企画制作を行っており、以前スプレンダー・シリーズとして発売されたものなどから、更にフランスのDHMベストセラー作品を厳選して集めたものとなっています。もちろん、ピリオド楽器またはそのコピー楽器による演奏です(1960年〜1970年初頭にかけては古楽復興過渡期のため、正確なピリオド楽器を使用していない録音が一部ございます)。



ベートーヴェン 『 交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951 バイエルン放送音源) 』 No.2: > ベートーヴェン 『 交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951 バイエルン放送音源) 』

クラシック・レコード史上最も有名な『第9』といえばフルトヴェングラーが指揮した1951年7月29日バイロイト音楽祭ライヴ(モノラル)。EMI盤とは異なり、バイエルン放送協会が収録した別音源であり、ORFEOからリマスタリングの上、一般発売されることになった超話題盤でした。演奏そのものの差異が認められる部分が多いにも関わらず、部分的には両者が完全に一致するところも存在し、フルトヴェングラーに関心のある音楽ファンならぜひ一度は聴いておきたい歴史的遺産です。



バッハ:ゴルトベルク変奏曲 グレン・グールド モンサンジョン監督 No.3: > バッハ:ゴルトベルク変奏曲 グレン・グールド モンサンジョン監督

極端に低い椅子を用い、片手だけで演奏している箇所では、もう一方の手はまるで「指揮」をしているかのように動かすなど、グールドのユニークな奏法を克明に記録、うなり声さえ隠さない自由自在な演奏ぶりの背後にある、一瞬のスキも感じさせない厳しくコントロールされたアプローチの凄みを伝える映像は実にスリリング。20世紀を代表する知性派と評されたこのピアニストの秘密をのぞき込んでいるかのような気さえしてきます。監督は、クラシックのドキュメンタリーで名高いモンサンジョン。ヴァイオリニストでもあるモンサンジョンは、フランスにおけるグールド紹介の第一人者として知られ、グールド関連の著作もあります。イントロダクションとグールドへのインタビューのあと、ゴルトベルク変奏曲の全曲が、CDと同じく切れ目なく通しで演奏されています。国内盤DVDには日本語字幕が付くので、グールドのトークにも興味のある方には朗報となっています。



シベリウス 『 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 ハーン(vn)サロネン&スウェーデン放送響 』
No.4: > シベリウス 『 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 ハーン(vn)サロネン&スウェ ーデン放送響 』

完璧な技巧と知的なアプローチ、確固とした歩みを続ける美しき音楽家、ヒラリー・ハーンの20世紀の協奏曲アルバム。シベリウス唯一の協奏曲であるヴァイオリン協奏曲は独創性に満ちた人気作品。一方、シェーンベルクの協奏曲は12音技法の超難曲。それぞれヴァイオリンという楽器を熟知した作曲家による作品です。


マーラー 『 交響曲第9番 ラトル&ベルリン・フィル 』 No.5: > マーラー 『 交響曲第9番 ラトル&ベルリン・フィル 』

2007年10月24〜27日ベルリン、フィルハーモニーでのデジタル・ライヴ。ラトル率いるベルリン・フィルが2007年シーズンの劈頭を飾ったマーラーの第9です。立体的な音響構築の妙を明らかにしつつ、ラトルが凝らす眼差しの深度はさらに深まり、最高度の表現をベルリン・フィルに要求しています。冒頭、第2ヴァイオリンが示す第1主題の、推敲を重ねに重ねたような入念な語り口を聴けば即座に、精密かつ広大な射程のもとに形成されていく音響空間に引き込まれていくことでしょう。


ブラームス 『 ブラームス:交響曲第1番、モーツァルト:交響曲第39番 カラヤン&ベルリン・フィル(1988年東京ライヴ) 』 No.6: > ブラームス 『 ブラームス:交響曲第1番、モーツァルト:交響曲第39番 カラヤン&ベルリン・フィル(1988年東京 ライヴ) 』

カラヤン最後の来日公演となった1988年5月の東京公演から、最終日、5月5日サントリーホールでのライヴ録音。ブラームスの交響曲第1番は、カラヤンが得意中の得意とするだけに、冒頭の強奏から実に堂々たる歩みをみせる名演。カラヤン&ベルリン・フィルの最後期を飾る記念碑的な記録のひとつとして、聴き継がれることになるでしょう。



モーツァルト 『 ピアノ協奏曲第12番&第24番 ポリーニ(p)ウィーン・フィル 』 No.7: > モーツァルト 『 ピアノ協奏曲第12番&第24番 ポリーニ(p)ウィーン・フィル 』

2007年デジタル。現代最高のピアニストのひとり、マウリツィオ・ポリーニがウィーン・フィルを弾き振りするモーツァルトのピアノ協奏曲ライヴ第2弾となる第12番と第24番。確固たる歩みを続けながらも、常に変貌と進化を遂げている求道者がウィーン・フィルを得て、比類なく美しいモーツァルトを展開しています。第24番ではシャリーノ(1947‐)によるカデンツァを使用。



Baroque Classical 『 バロック・マスターワークス(60CD+CD-ROM) 』 No.8: > Baroque Classical 『 バロック・マスターワークス(60CD+CD-ROM) 』

DHM, RCA, ARTE NOVA, SEON, Vivarte, SONY Classical音源による、超破格値の名バロック音楽60枚組BOX。DHMやSEONのオリジナル楽器から、モダン楽器による演奏、珍しいオーマンディの往年演奏など、幅広い年代の音源によって、バロック時代の名曲をたっぷりと堪能することができます。快適なBGMとしてはもちろん、演奏解釈の変遷もたどることができるなど、さまざまな楽しみ方ができるお買い得セット!



バッハ 『 バッハ・トランスクライブド シャコンヌ グリモー(p)ドイツ・カンマーフィル 』 No.9: > バッハ 『 バッハ・トランスクライブド シャコンヌ グリモー(p)ドイツ・カンマーフィル 』

グリモー初のバッハ録音は、彼女の個性が発揮されたアルバム。「オリジナルの鍵盤作品(Pure)」と「ピアニストとしても活躍した著名な作曲家たちがバッハ作品に捧げた編曲(Transformed)」を収めたラインナップ。ブゾーニ編の「シャコンヌ」はじめ、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」ホ長調BWV1006より「プレリュード」のラフマニノフ編も収録。グリモー、こだわりのバッハ・アルバム!



チャイコフスキー 『 チャイコフスキー:『悲愴』、モーツァルト:交響曲第29番 カラヤン&ベルリン・フィル(1988年東京ライヴ) 』 No.10: > チャイコフスキー 『 チャイコフスキー:『悲愴』、モーツァルト:交響曲第29番 カラヤン&ベルリン・フィル(198 8年東京ライヴ) 』

ラストコンサート1988、第3弾は、1988年5月2日のサントリーホールでのライヴを収録したもの。ベルリン・フィルの妙技が光るモーツァルトの交響曲第29番と、カラヤンが最も得意とした作品であるチャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』を収録。日本の聴衆が圧倒された、完全無比なるライヴ録音です。世界初CD化。



マーラー 『 交響曲第6番『悲劇的』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団 』 No.11: > マーラー 『 交響曲第6番『悲劇的』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団 』

力強さと確信に満ちたゲルギエフと手兵ロンドン響による、まったく新しいマーラー像を予感させる大注目のシリーズ。この第6番『悲劇的』はその第1弾となった一枚。全曲を通じたその快速テンポが刺激的!“速く力強く、しかし過度にならないように”という指定を無視して、なにかに追われるようにひたすら突進する第1楽章などは圧巻の極みです。



ブルックナー 『 交響曲第4番『ロマンティック』(初稿)シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル 』 No.12: > ブルックナー 『 交響曲第4番『ロマンティック』(初稿)シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル 』

指揮者のシモーネ・ヤングは、重厚なスタイルで聴きごたえある音楽をつくりあげることではすでに定評があります。そのヤングが1828年創立という長い歴史を持ち、ブルックナー演奏に関してもヨッフムやカイルベルトとの伝統を誇るハンブルク・フィルを指揮した注目のブルックナー・シリーズ。この『ロマンティック』は「初稿」であることも新鮮味を加えた快演!



ショパン 『 ピアノ・ソナタ第2番、バラード第2番、即興曲第2番、マズルカ集、ワルツ集 ポリーニ 』 No.13: > ショパン 『 ピアノ・ソナタ第2番、バラード第2番、即興曲第2番、マズルカ集、ワルツ集 ポリーニ 』

2005年発売の「夜想曲集」以来の待望のショパン録音ですが、今回はピアノ・ソナタ第2番の再録音(旧録音は1984年9月録音、1986年リリース)と、バラード第2番の再録音(旧録音は1999年4月録音、1999年9月リリース)を含む魅力的なカップリング。透徹したピアニズムはますます磨かれ、自然な呼吸のようにフレーズを自在に操り、作為を感じさせずに音楽の本質そのものが雄弁に語りかける近年の至芸は何人も到達しえない孤高の境地といえるでしょう。



マーラー 『 交響曲第1番『巨人』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団 』 No.14: > マーラー 『 交響曲第1番『巨人』 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団 』

各紙のレビューが真っ二つに割れたことが示すとおり、第2弾『巨人』もまた、聴き手を唸らすかなり個性的な内容。期待と関心の高さからチケットはすぐに完売したゲルギエフによる『巨人』。ここでも既存のマーラー観をことごとく破壊しようとでもするかのように、挑戦的なアプローチが随所に。たとえば第3楽章。いつものメランコリックなにおいが減退したのに反比例して、これまで描かれたことのない魅惑の場面があらたに提示されているのはなんとも刺激的な体験。



ベートーヴェン 『 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、シベリウス:交響曲第5番 グールド、カラヤン&ベルリン・フィル(演奏会プログラ

ムPDFファイル収録) 』 No.15: > ベートーヴェン 『 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、シベリウス:交響曲第5番 グールド、カラヤン&ベルリン・ フィル(演奏会プログラムPDFファイル収録) 』

イタリア盤などでも既に有名なグールドとカラヤンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番に加え、今回が初登場となった演奏会のメイン・プロ、シベリウスの交響曲第5番を収録した注目盤。カラヤン生誕100周年にリリースされた貴重な音源。この放送音源の存在そのものは、以前から知られていたのですが、正規盤での登場は今回が初めてとなります。



マーラー 『 交響曲第5番 ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 』 No.16: > マーラー 『 交響曲第5番 ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 』

ジンマン&チューリヒ・トーンハレのマーラー・プロジェクト第5弾。1995年ジンマンが首席指揮者に就任以来、このオケの躍進ぶりは止まるところがありません。空間性を生かした見事な録音と、ジンマンの解釈で作品構造を聴く者にはっきりと認識させる、これまでのマーラー演奏とは異なる次元に立つ、21世紀のマーラー像となる注目盤。



村治佳織 『 カオリ・ムラジ・プレイズ・バッハ 』 No.17: > 村治佳織 『 カオリ・ムラジ・プレイズ・バッハ 』

村治佳織による初のバッハ・アルバム。チェンバロ協奏曲をギターにアレンジした2つの協奏曲と、名曲中の名曲『G線上のアリア』をオーケストラとともに演奏しています。ソロ作品も、『パルティータ』や『主よ、人の望みの喜びよ』といった作品が収録された、充実した内容となっています。初回限定盤は通常盤とは別絵柄のジャケット写真を採用しています。



シューマン 『 交響曲全集(マーラー編曲版)シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 』 No.18: > シューマン 『 交響曲全集(マーラー編曲版)シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 』

シャイーがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と完成させたシューマンの交響曲全集です。「蘇ったヨーロッパ大陸中央の響き」「安定感溢れる金管楽器群といぶし銀の弦楽アンサンブル」と高い評価を得たこのコンビによる躍動感あふれる名演。マーラー編曲版であることもこの全集に特別の価値を与えています。



ムソルグスキー 『 ムソルグスキー:『展覧会の絵』、ボロディン:交響曲第2番、他 ラトル&ベルリン・フィル 』 No.19: > ムソルグスキー 『 ムソルグスキー:『展覧会の絵』、ボロディン:交響曲第2番、他 ラトル&ベルリン・フィル 』

2007年ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートでラトルはロシアの親しみやすい名曲をたっぷりと聴かせてくれました。壮観な『展覧会の絵』、エキゾティックで親しみやすいボロディンの交響曲第2番、名曲「だったん人の踊り」も迫力満点!



バッハ 『 無伴奏チェロ組曲全曲 トゥイラールト(バリトンサックス) 』 No.20: > バッハ 『 無伴奏チェロ組曲全曲 トゥイラールト(バリトンサックス) 』

無伴奏チェロ組曲のサックス編曲版というと、清水靖晃によるテナーサックス・ヴァージョンがベストセラーになったのが記憶に新しいところですが、今回はより音域の低いバリトン・サックスが用いられています。ヘンク・ファン・トゥイラールトはアムステルダムのスウェーリンク音楽院で学び、1979年にはアムステルダム・サクソフォン四重奏団の一員として活動を開始しているベテラン奏者です。




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