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ディランBootlegシリーズ第8弾!

2008年9月1日 (月)




Bob Dylan 『Bootleg Series Vol.8: Tell Tale Signs』


ボブ・ディランの<The Bootleg Series>第8集は、
1989年から2006年までにおけるデモ、未発表曲、サウンドトラック収録曲、
さらには、貴重なライヴ音源などを収めた全27曲入り。
現在、自身のオフィシャル・ホームページから無料ダウンロード配信中の
「Dreaming of You」(1997年録音)や、
完全未発表曲「Red River Shore」、「Miss the Mississippi」などを筆頭に、
ディラン・フリークが喉から手が出るほど欲しかった、近年作からのレア音源が中心となっている。

90年代前後のディランといえば、大規模なスタジアム・ツアーにひと段落を着け、
1988年6月7日より小規模ホールを中心に、最小限のメンバーで即興性を全面に押し出したショウをスタートさせている。
このツアーは、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と題され、1991年まで続いた。
これ以降のディランのツアーには、各々タイトルが冠されていたが、
いつしかファンの間でディランのステージは、
もれなく「ネヴァー・エンディング・ツアー 」という名称で呼ばれるようになった。

ダニエル・ラノワのプロデュースで全編ニュー・オリンズ録音となった80年代最高傑作『Oh Mercy』(1989年)、
全曲トラディショナル・カヴァーによる1993年作『World Gone Wrong〜奇妙な世界に』
再びダニエル・ラノワと組み、18年振りの全米トップ10入りを果たし、
グラミー賞「年間最優秀アルバム賞」を受賞した1997年作『Time Out Of Mind』
奇しくも悪夢の9.11同日リリースとなった『Love And Theft』(2001年)、
その『Time Out Of Mind』、『Love And Theft』と続いた3部作ラストを飾る
2006年の『Modern Times』(ビルボード・アルバム・チャートで30年半ぶりのNo.1を獲得。しかも自身初の初登場No.1!)、
以上5枚のオリジナル・アルバム、そのレコーディング・セッションの記録を辿る上でも、
非常に貴重且つ興味深い音源が並ぶ。

また、サントラ提供曲も3曲収録。
2003年の『Gods and Generals』のために書き下ろした「'Cross the Green Mountain」、
2005年4月にレコーディングされた『North Country』収録の「Tell Ol'Bill」、
昨年公開の『Lucky You』に収められ話題を呼んだ新曲「Huck's Tune」。

他、毎回目玉となる未発表ライヴ音源も充実。

気になる、US盤各種フォーマットは、
13曲入り、Jewel Box仕様16pブックレット付き1CD、
27曲入り、Briliant Box仕様60pブックレット付き2CD、

そして、初回完全限定生産となる27曲+ボーナスCD(12曲)付きの計3枚組、
150p ハードカバー・ブックレット(世界各国のレアなシングル盤ジャケット掲載)
+72pブックレット(フォト、エッセイ等)のハードケース(7インチ・シングル・サイズ)仕様デラックス盤。
また、こちらも完全限定で、60pブックレット付きの180g重量盤4枚組LP(27曲)もリリース。


Bootleg Series: Vol.8: Tell Tale Signs 輸入盤 こちらは完全初回限定3枚組輸入デラックス盤!
Bob Dylan 『Bootleg Series Vol.8: Tell Tale Signs』
マルチバイ特価    ¥17,003- (税込)
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カートに入れる

ディラン「The Bootleg Series」の第8弾は、1989年から2006年までに収録されたデモや未発表曲、サウンドトラック、貴重なライヴ音源などを収めた全27曲入り。さらに、追加で収録された13曲のレア音源集の他、世界中でリリースされたシングルのアートワークを集めた150ページにもおよぶ写真集が付いた初回限定3枚組デラックス盤もご用意。ディランのオフィシャル・サイトから無料ダウンロード配信中の未発表曲「Dreamin' Of You」(1997年録音)も収録。



▼ 3CDデラックス・エディションの収録曲

DISC:1

01. Mississippi 6:04 (Unreleased, 『Time Out of Mind』セッション)
02. Most of the Time 3:46 (Alternate version, 『Oh Mercy』セッション)
03. Dignity 2:09 (Piano demo, 『Oh Mercy』セッション)
04. Someday Baby 5:56 (Alternate version, 『Modern Times』セッション)
05. Red River Shore 7:36 (Unreleased, 『Time Out of Mind』セッション)
06. Tell Ol' Bill 5:31 (Alternate version, 『North Country』 Soundtrack)
07. Born in Time 4:10 (Unreleased, 『Oh Mercy』セッション)
08. Can't Wait 5:45 (Alternate version, 『Time Out of Mind』セッション)
09. Everything is Broken 3:27 (Alternate version, 『Oh Mercy』セッション)
10. Dreamin' of You 6:23 (Unreleased, 『Time Out Of Mind』セッション)
11. Huck's Tune 4:09 (From 『Lucky You』 Soundtrack)
12. Marchin' to the City 6:36 (Unreleased, 『Time Out of Mind』セッション) 
13. High Water (For Charley Patton) 6:40 (Live, August 23, 2003, Niagara Falls, Ontario, Canada)


DISC:2

01. Mississippi 6:24 (Unreleased version #2, 『Time Out of Mind』セッション)
02. 32-20 Blues 4:22 (Unreleased, 『World Gone Wrong』セッション)
03. Series of Dreams 6:27 (Unreleased, 『Oh Mercy』セッション)
04. God Knows 3:12 (Unreleased, 『Oh Mercy』セッション)
05. Can't Escape from You 5:22 (Unreleased, December 2005)
06. Dignity 5:25 (Unreleased, 『Oh Mercy』セッション)
07. Ring Them Bells 4:59 (Live at The Supper Club, November 17, 1993, New York, NY)
08. Cocaine Blues 5:30 (Live, August 24, 1997, Vienna, VA)
09. Ain't Talkin' 6:13 (Alternate version, 『Modern Times』セッション)
10. The Girl on the Greenbriar Shore 2:51 (Live, June 30, 1992,Dunkerque, France)
11. Lonesome Day Blues 7:37 (Live, February 1, 2002, Sunrise, FL)
12. Miss the Mississippi 3:20 (Unreleased, 1992)
13. The Lonesome River 3:04 (With Ralph Stanley, from the album 『Clinch Mountain Country』)
14. 'Cross the Green Mountain 8:15 (From 『Gods and Generals』 Soundtrack)


DISC:3

01. Duncan & Brady 3:47 (Unreleased, 1992)
02. Cold Irons Bound 5:57 (Live at Bonnaroo, 2004)
03. Mississippi 6:24 (Unreleased version #3, 『Time Out of Mind』セッション)
04. Most of the Time 5:10 (Alternate version #2, 『Oh Mercy』セッション)
05. Ring Them Bells 3:18 (Alternate version, 『Oh Mercy』セッション)
06. Things Have Changed 5:32 (Live, June 15, 2000, Portland, OR)
07. Red River Shore 7:08 (Unreleased version #2, 『Time Out of Mind』セッション)
08. Born in Time 4:19 (Unreleased version #2, 『Oh Mercy』)
09. Tryin' to Get to Heaven 5:10 (Live, October 5, 2000, London, England)
10. Marchin' to the City 3:39 (Unreleased version #2, 『Time Out of Mind』セッション)
11. Can't Wait 7:24 (Alternate version #2, 『Time Out of Mind』セッション)
12. Mary and the Soldier 4:23 (Unreleased, 『World Gone Wrong』セッション)



Bob Dylanよりも年下の大統領が笑っている


















←150pに及ぶブックレットには、
ディランの各国シングル盤のジャケット・アート
を多数掲載。写真は参考です。





   



ブートレグ・シリーズ

   『Vol.7: No Direction Home』

Vol.7: No Direction Homeマーティン・スコセッシ監督による60年代のボブ・ディランにフォーカスをあてた話題のドキュメンタリー・フィルムに対応するサントラ的な内容。フォークからロックへ移行していく、最重要期のディランの未発表曲、未発表ライヴ等を収録。60pにも及ぶ豪華ブックレット付き。

   

   『Vol.6: Live 1964-concert At Philharmonic』

Vol.6: Live 1964-concert At Philharmonic 1964年10月31日、ニューヨークのフィルハーモニック・ホールで行われた「ハロウィーン・コンサート」を収録。『Bringing It All Back Home』発売前、フォーク・ファンからのブーイングを浴びたニューポート・フォーク・フェスティバルに出演する直前のライヴ。ジョーン・バエズがゲストで歌ったテイクも収録。

   

  『Vol.5: Live 1975 -The Rolling Thunder Revue』

Vol.5: Live 1975 -The Rolling Thunder Revueデビュー40周年を記念してリリースされた伝説のライヴ『ローリング・サンダー・レヴュー』。このライヴ・ツアーはショービジネス化したミュージック・シーンに反発するように60年代の理想の現実を目指し行ったもので、40年におよぶディランのライヴ活動の中でも異色でいて理想を実現したとしてとても評価が高い。

   

   

   『Vol.4: Live 1966 -Royal Albert Hall Concert』

Vol.4: Live 1966 -Royal Albert Hall Concert32年の歳月を経てようやく正規CD化となった、66年5月17日のロイヤル・アルバート・ホールでのライブ音源。バックは、ロビー・ロバートソン、リック・ダンコといったザ・バンドの面々。穏やかに始まり、段々と熱いセッションへとなだれ込んでいく様は圧巻。

   

    『Vol.1-3』 通常ボックス

Vol.1-31991年にリリースされた「The Bootleg Series」の記念すべき第1弾。地下室セッションにおける未発表テイクの「I Shall Be Released」や未発表曲「Blind Willie Mctell」など、なぜコレらが今まで陽の目を見なかったのか?と驚愕するばかり。未発表集という括りながら、ディランの最高傑作として挙げるファン大多数。

   

   『Vol.1-3』 トール・ボックス

Vol.1-3トール・ボックス上掲『Vol.1-3』の限定生産トール・ボックス盤。Disc-3に収録の「Seven Days」はご存知ロン・ウッドに提供(厳密には、クラプトンとロンの両者に聴かせ、「気に入ったら使ってくれ」と言ったそうで、最終的にクラプトンが断り、ロンのアルバムに収められることになった)した楽曲で、ディランのヴァージョンはこちらのライヴver.でのみ聴くことができる。

   



ディランを観る

   『Dylan Speaks』

Dylan Speaks「フォークを捨てた」とブーイングを浴びたニューポート・フォーク・フェスティバルでの演奏から約4ヵ月後の1965年12月3日。ディランが応じた、サンフランシスコKQEDテレビによる約1時間に及ぶ記者会見をノーカットで収録したもの。作詩、作曲、ベトナム反戦、政治、名声、そしてニューポート・フォーク・フェスについて語る姿が収められている。

   

   『30th Anniversary Celebration』

30th Anniversary Celebration 92年10月N.Y.のマジソン・スクエア・ガーデンで、ディランのレコード・デビュー30周年を記念して行われたコンサート=「ボブ・フェスト」の模様から、21曲を収録した待望のDVD2枚組。スティービー・ワンダー、ルー・リード、ジョニー・ウィンター、ザ・バンド、トム・ペティ、ニール・ヤング、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトンなどなど、「ボブ・フェスト」の名に相応しいスーパースターが一堂集結。

   

   

   『アイム・ノット・ゼア』

アイム・ノット・ゼアディランの様々な人格を投影した6人のディラン。名前も年齢も異なる6人のディランが繰り広げる6人の物語。やがて明らかになる謎に包まれた伝説のアーティスト、ボブ・ディランの実像とは…。ヒース・レジャー、クリスチャン・ベール、リチャード・ギア、そしてケイト・ブランシェットまでもが各時代のディランを演じている。

   

   『Dont Look Back −65 Tour Deluxe Edition』

Dont Look Back 65 Tour傑作ドキュメンタリー『Don't Look Back』の映画公開40周年を記念したデラックス・エディション。映画本編となるDisc-1に加え、未発表映像を収録したDisc-2、160pブックレットがセットとなった豪華仕様。Disc-2は、D.A. Pennebaker監督自らが新たに製作した同映画のアウト・テイク集で、計15曲約40分の演奏シーンを含んでいる。

   



トラヴェリング・ウィルベリーズ

   Traveling Wilburys『Traveling Wilburys Vol.1』

Traveling Wilburys Vol.1ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ロイ・オービソンによるスーパー覆面バンド=トラヴェリング・ウィルベリーズの1988年初アルバム。長らく入手困難だったものの遂に今年、アルバム単位でめでたくリイシュー。こちらはその国内盤。

   

   Traveling Wilburys『Traveling Wilburys Vol.3』

Traveling Wilburys Vol.3 ロイ・オービソンの死、後任候補に挙がっていたデル・シャノンの自殺、幻に終わった『Volume 2』を経て、1990年に発表されたアルバム『Volume 3』。『1』に引き続き、ジム・ケルトナー(ds)、ジム・ホーン(sax)、レイ・クーパー(per)らがサポートで参加。こちらも国内盤。