TOP > Music CD・DVD > News > Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - July 20th, 2008 -

Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - July 20th, 2008 -

Sunday, July 20th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  July 20th, 2008
 
 

Scarlett Johansson “Anywhere I Lay My Head” 3.35
Anywhere I Lay My Head Anywhere I Lay My Head/Atco WPCR12938 所収

  突然歌手に化けたスカーレット・ヨハンソンはいきなりデビュー・アルバムでトム・ウェイツの曲を特集しました。アルバムをプロデュースしたデイヴィッド・シーテックは「せき止め薬に酔ったティンカベル」の雰囲気を狙っていたとのことですが、んんん…これはタイトル曲です。
 
 
 

Tom Waits “Anywhere I Lay My Head” 2.42
Rain Dogs Rain Dogs/Island 422-826 382-2 所収 

  スカーレット・ヨハンソンのヴァージョンを聴いても、これがトム・ウェイツの曲とは気づかないかも知れないので、念のため「レイン・ドッグズ」の最後に収録されていたオリジナルも紹介しました。タイトルは「俺が帽子を掛けるところは俺のうちになる」という意味です。どこで聞いたような…。
 
 
 

Marvin Gaye “Wherever I Lay My Hat” 2.13
Like A Fire Very Best Of /Motown 530292 所収

  ぼくはこの曲を知ったのは80年代に出たポール・ヤングのカヴァーでしたが、オリジナルはマーヴィン・ゲイのデビュー時のものです。ポール・ヤングはよくこんな曲に目をつけてあんなカッコいい編曲をしたものだと思っていましたが…。
 
 
 

I Roy “Mad Mad Hatter/Mad Mad Horn” 3.25+3.26 = 6.51
Every Mouth Must Be Fed Every Mouth Must Be Fed/Pressure Sounds 59 所収

  そうか、ポール・ヤングがコピーしたのはレゲエ・ヴァージョンだったわけです。このアイ・ロイのはそれをネタに使ったトースティングのレコードですが、元ネタは誰でしょうか。ぼくは知りませんが、もし分かる方がいたら教えてくださいね。
 
 
 

Michael Franti & Spearhead “All I Want Is You” 5.00
Love’s Deep Ocean All Rebel Rockers/Village Again POCE30003 所収

  レゲエの影響を受けたメッセージ・ラッパーとでも呼べそうなマイケル・フランティはいつも一枚のアルバムの中に様々な雰囲気の曲を入れるものですが、新作ではかなりメロディックなこの曲を特に気に入っています。
 
 
 

Jakob Dylan “Valley of The Low Sun” 3.57
Seeing Things Seeing Things/Sony SICP1903 所収

  最近ジェイコブ・ディランのこのソロ・アルバムをよく聴いています。派手さはありませんが、いい曲が多い。
 
 
 

Jordan Zevon “This Girl” 3.31
Insides Out Insides Out/New WestNW6138 所収

  もう一人、才能溢れるオヤジに恵まれた(?)男です。ウォレン・ジーヴォンの息子ジョーダンのデビュー・アルバムから、かなり80年代のイギリスを連想させる調子のポップな曲です。
 
 
 

The Olympics “Good Lovin’” 2.30
Lorraine Ellison “Stay With Me” 3.30
The Jerry Ragovoy Story: Time Is On My Side 1953-2003 The Jerry Ragovoy Story: Time Is On My Side 1953-2003/Ace CDCHD1183 所収

  60年代の前半にR&Bやソウルの世界で、ソングライター/編曲者/プロデューサーとして目覚ましい活動をしたジェリー・ラゴヴォイが手がけた作品を集めた素晴らしいコンピレイションから2曲。これは必聴です。
 
 
 

Al Green w. Corinne Bailey Rae “Take Your Time” 4.37
Lay It Down Lay It Down/Blue Note TOCP70510 所収

  ゴスペル界からソウルに復帰した後の3作目はますます好調です。この曲でのコリーヌ・ベイリー・レイとのデュエットにはうっとりするものがあります。
 
 
 

Manhattans “Kiss and Say Goodbye” 4.29
Manhattans Manhattans/Sony MHCP2008 所収

  懐かしのスウィート・ソウルです。
 
 
 

Yano Akiko “Nothing Stays The Same” 2.54
Akiko/Yamaha (number?)

  そして最後は8月1日から3日まで、ギタリストのマーク・リボーと二人でブルーノート東京に出演する矢野顕子。秋の発売予定となっている彼女のアメリカ録音の新作からの曲です。
 
 
 ⇒他の放送日のPlaylistを見る