Micron Music Presents: Every Mouth Must Be Fed

キングストンのリタイアメント・ロードを拠点とし、数えきれないほどのプロデューサーやアーティストに大きな影響を与えてきたMicron Records。他のレーベルに比べれば認知度は低いかもしれないが、良質のコンピレーションには必ずと言っていいほどMicron Recordsの曲が1つか2つは収録されている。本作『Micron Music Presents　 Every Mouth Must Be Fed』はMicron Recordsが残した功績を集約し、一つ一つの楽曲を大切にするのと同時に、Micron Recordsを重要なレーベルとしてきちっとフォーカスしている。Jah Stitchで幕を開け、Junior BylesやJoe Higgsのヴォーカルナンバー、U RoyやI RoyといったトップDee Jayのトースティング、Tommy McCock、Bobby Ellisによるインストナンバー、そして単にレアであるというだけでなく、全盛期のTubbyが見せるミックスを収めたタマらない内容。Junior Bylesの最高のパフォーマンス「Lorna Banana」と「Ain't Too Proud ToBeg」を収録されている他、非常にレアなThe Defendersの「OurRights」や、ジャマイカが生んだ最も堅実なDeeJayなど、まさにMicron Recordsのベスト・オブ・ベストと言えるトラックを全てリマスターで収録。オリジナルプロダクションは、Lee"Scratch" Perry、Bunny "Striker" Lee、そして、Pete Westonによるもの。Peteは実際にレーベルを運営した音楽企業家の一人である。ブックレットには素晴らしいグラフィック、写真、ライナーノーツ、そしてPete Westonの詳細なインタビューを封入。