マルチバイ･マスターへの〜道〜 Vol.9

Friday, April 3rd 2009

不定期更新のマルチバイ･マスターへの〜道〜第9弾！

hmv.co.jp.の人気セール「輸入盤CDマルチバイセール」を駆使して輸入盤CDを買いまくるというマニアックな無謀企画！ 気づけば前回の第8回から一ヶ月半もブランクが空いてしまいました。 理由はお察しの通り、前回の無計画な大量購入により 財布が悲鳴を上げてしまったから。 しかし、生活費を節約してでもCD代をヒネリ出すのがマルチバイマスターへの道。 いざ往かん。
購入商品は完全に個人的趣味ですので、ブラック･ファンはお買い物のご参考に、それ以外の方はヒマつぶしにどうぞ〜。

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★マルチバイ･キャンペーンって何やねんという方の為に･･

マルチバイ･キャンペーンとは･･･
対象の商品を何点かまとめてご注文いただくとご注文商品が割引となるご好評を頂いているお得なキャンペーンです。マルチバイキャンペーン期間中、同じタイプのマルチバイキャンぺーンの対象商品を、規定の数量または規定の数量以上カートにお入れ頂き、同時に購入手続きを済ませた注文が割引となります。（同じオーダー内でのみ適用となります。） ご注文後の割引適用についてはこちらのページをご参照ください。


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○月×日

今回はマルチバイ・ギリギリラインの輸入盤CD3枚と日本盤を2枚購入。

本日入手のブツ。
左⇒右⇒下
Gangsta Dre『Inner City Poet』
Too Short『Chase The Cat』
Chingo Bling『Can't Deport Us All』
Kokane 『Funk Upon A Rhyme』
『Lost Soul Gems』



お買い物合計金額は、税込10453円。マルチバイ割引1143円也。

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『Lost Soul Gems』
マルチバイ対象ではありませんが今回のお買い物の中で一番感動の大きかった本作を最初にご案内します。
ソウル･ミュージックが最も発達した60年代〜70年代当時は、アルバムでは大した作品を残せなかったものの、シングル単位では光り輝いていたシンガー/グループが 星の数ほどおりました。そんなソウルの歴史の側面を見事に捉えたのがこのコンピレーションなのです。 『Lost Soul Gems』に収録されているのは当時、コロムビア、エピック、ゴールデン・フリース、TSOPのレーベルからリリースされたレアな楽曲ばかりでどれもシングル盤は入手不可能なものばかり。 まず最初のUjimaの「I'm Not Ready」を耳にした瞬間、ソウルを貪るように聴いていた若い頃の興奮がぐぁぁぁああっと盛り上がってきて、K-Ciも到底叶わないエモーショナルな歌唱が堪能できる Elusionsの胸を打つバラードで「I'd Like to Say I Love You」で思わず涙･･･と、とにかくどの曲もむちゃくちゃ良い曲ばかり。レア云々は関係ないです。「ソウルはいいぞ」と、曲が、歌が語りかけてくれます。 ソウル界の大御所鈴木啓志氏監修による日本独自企画盤。先にコンピを買ってしまいましたが、このシリーズは全タイトル買いですね。 買ってよかった度★★★★★

Gangsta Dre『Inner City Poet』
細々と続けているGスタ・レア盤デッドストック･シリーズからのチョイスです。 サクラメントのラッパーGangsta Dreの98年のアルバムで、プロデュースは本人とMac、Robert Ferguson、Camacauz-Z、Jun-Ya。 大ネタ使いの楽曲が多く、哀愁度高し。名曲と誉れ高いタイトル曲も良いですが、男性シンガーStan Blackshireが熱唱する「Let It Rain」が当方にはジッポリ染みるんですなぁ。すぐ後のゴリゴリな「Early Bird Gets Da Worm」との コントラストもナイス！ 買ってよかった度★★★★★

Too Short『Chase The Cat』
Snoopの新作でもいい味出してたベイエリアのベテラン、Too $hortの01年発表のアルバム。Too $hortは既に17枚もアルバムをリリースしており、 コンプリートするのが当方の夢。Daz、Scarface、Trick Daddyが集結しスリリングなマイクリレーを展開する「I Luv」、 2 Pac「Hit 'Em Up」ネタでも知られるDennis Edwards「Don't Look Any Further」を使ったグルーヴィーな「Looking For A Baller」、Butch CassidyのレイドバックなフックとE-40のキモ･ラップが絡む「Domestic Violence」など黒い曲ばかり。御大George Clintonも参加。 買ってよかった度★★★★

Chingo Bling『Can't Deport Us All』
昨年プッシュしながら買っていませんでした。地元ヒューストンでは大人気のチカーノ･ラッパーChing Blingのメジャーデビュー盤。 ソウル･マコッサならぬファンキー・マコッサと副題をつけたパーティ・トラック「Werk That」、Mista Fab＆Faboと遊びまくりの 「Do The Lasso」があったかと思えばメロウな「Show That Chit」やHappy Perezプロデュースの美メロな「Head Honcho」もあったりと バラエティに富んだ変態傑作！ 買ってよかった度★★★★

Kokane 『Funk Upon A Rhyme』
再発された昨夏、買おう買おうと思いながらズルズルしていたKokaneの94年発表のレア盤にして名盤をようやく入手。 プロデューサーのCold 187umと酒を酌み交わし、いい塩梅になっていく構成。クリントンばりにねちっこく変幻自在に歌うKokane。Pファンク・ファンにもオススメ。 買ってよかった度★★★★★

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その他、気になるブツ

　MUTE BEAT、一夜限りの復活！
奇跡的にチケットを購入することが出来、一夜限りとなったMute Beatの復活ライブ、行って来ました。ほんまに凄かった・・・。当方のレゲエ/ダブ熱再燃。

　佐野勝明 『楽ソウル』
ソウル･マニア御用達ミニコミ『Sound Off』の発行人、佐野氏がソウル本を作った！シングルを買わないソウル･ファンの為にも音源を聴くことができるCDを紹介するなど 懇切丁寧な一冊。

　拭沢油吉（あぶらとり紙）
...。

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