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輝け!2007年 HMVオンライン大賞 -インディーズ編-

2007年12月21日 (金)

輝け!2007年 HMVオンライン大賞


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邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング1位
 
 
CD Inspiration Is Dead
凛として時雨
 

CD Inspiration Is Dead
凛として時雨

次世代NO.1のキレッぷり、突然変異系、変態プログレッシブサウンド。圧倒的な演奏技術と男女二人の超ハイトーン・ヴォーカル。今巷を最もざわざわさせている時雨の2ndフルアルバム。確実にブレイクポイントになるであろう今作、ちょっとやわなバンドならここでポップに流れてしまうところですが、このバンドは違います。のっけから時雨史上メタル度が一番高いと思われる曲をもってきちゃうあたりが、そんじょそこらのバンドとはわけが違う。そして相変わらず先の読めない展開、まだあげるのかと思わず叫んじゃう圧倒的なハイテンション。日本の音楽シーンが変わっちゃいそうな1枚です。

2007年、大きな盛り上がりを見せたロックシーン。その中でも新世代系No.1の注目株、これからもっともっと大きな存在へと確実になっていく“凛として時雨”、知らない人は今のうちにぜひチェックしておいてください!


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング2位
 
 
CD 911 Fantasia
七尾旅人
 

CD 911 Fantasia
七尾旅人

人類最後のレコードが今、回り始める。 七尾旅人、前作から3年ぶりとなる待望の3枚組フルアルバム。圧倒的なヴォリュームと破壊力。これは誰にも作れなかった新しいポップミュージック。 3枚のディスクに収められたコンセプチュアルな物語がゆっくりと語り始める。 "アメリカ同時多発テロ事件から50年後の2051年9月11日" 20世紀生まれのおじいちゃんが孫にせがまれて話し始める昔話り… なんだか聴いていて恐怖感すら覚える世界観、おじいちゃんと孫の会話の中から描き出される壮大な抒情詩。会話と音楽の連続の中、驚くほど珠玉の音が鳴らされる。高らかにオープニング告げる「荒野」(DISC.1)、彼にしか出せない強烈な音をかき鳴らす「ヘヴンリィ・パンク:アラマンチャ」(DISC.2)、3枚目では名曲「ラスト・レコード・オブ・ザ・ワールド」をはじめ、「世界は私のお気に入り」「少し浮かれて」など、愛の美しさに溢れる。 アートワークは前作に続き、スピッツ、Supercar、椎名林檎を手掛けたセントラル67。歌と音にシンクロして七尾旅人の壮大な世界観に華を添える。混迷の21世紀に唯一可能な方法でレベルミュージックが蘇生された。大事なものをなくしてしまったのに、そもそもなにをなくしてしまったのかすら思い出せない私たちのための音楽。 いざゆかんや、彼方へ。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング3位
 
 
CD X-game
Para
 

CD X-game
Para

おっとと?これはなんだ???山本精一が率いる超強力ユニット"PARA"の初アルバムが完成。山本をはじめ、nutronのYoshitakeexpe、Susperiaの西滝太、花電車のIeguchi、そしてボアダムスに電撃加入した千住宗臣という豪華布陣のスーパーユニット。PARA結成時からバンドを引っ張っていたChinaが2005年に亡くなってしまうという悲劇を乗り越えリリース。ミニマルフレーズのループを基調としながら、プログレなども感じさせる複雑な曲構成、ポリリズムの嵐で、わけがわからないままいつの間にか、すっかり夢見心地。精一氏は来年50歳になるそうです、…この人は本当にすごすぎます。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング4位
 
 
CD タンタンテラピー
テニスコーツ
 

CD タンタンテラピー
テニスコーツ

さや(Vo)と植野隆司(ギター,Sax)を中心とした東京の不定形ユニット、テニスコーツの新作はスウェーデンのバンドTAPEとのコラボレーションアルバム。ヨーロッパツアーの合間にセッションを重ねながら作り上げたという今作。さやの歌声と北欧特有のメランコリックで温もりあるサウンドが聴く者を優しく包み込むような、シンプルで美しい音色が鳴響く。日本盤のみのボーナストラックにはコーラスで二階堂和美が参加!


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング5位
 
 
CD Exit
トクマルシューゴ
 

CD Exit
トクマルシューゴ

デビューアルバム『Night Piece』がいきなりアメリカのインディーシーンで話題となり、セカンド『L.S.T』も含め既に海外十数カ国でリリースされている日本が誇るポップ・マエストロ"トクマル シューゴ"の3枚目アルバム! 日本においても積極的なライブ活動と同業ミュージシャン(イースタン・ユース、湯川潮音、七尾旅人、Yukiなど)からの賞賛を受け、リスナーからの期待度も過去最高の中でのリリース。あらゆる楽器演奏と録音・編集・ミックスを一人でこなし、まさに「小宇宙」と呼べる素晴らしいポップミュージックを生み出しました。 ギターやドラムなどはもちろん、トイピアノやノコギリ、空き缶やペットボトルまでを使い、変幻自在の緻密なアレンジを聴かせながらも、決して小難しくはなくあくまで"ポップ"に響かせるトクマルシューゴの世界。また、これだけの変幻自在なリズム構造に日本語詞がきちんと乗っている事も彼の特徴であり、音と言葉とメロディーが三位一体となって語りかけてくれます。一度聴いたら二度三度と耳を傾けてしまうこと必至の瑞々しい発見に満ちたアルバム。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング6位
 
 
CD Sezession
Mouse On The Keys
 

CD Sezession
Mouse On The Keys

[toe]のオウン・レーベル、マチュピチュ第3弾作品!!Mouse on the Keys待望の1stアルバムがついに登場です。スティーブ・マートランドやグラハム・フィトキンに代表される90年代英国ポスト・ミニマル・ミュージックの影響を受け、ピアノによるミニマルフレーズとロックビートの融合を図る。特筆すべきは、ドラムとピアノを一人で演奏することや、オリジナル映像とのリンクは唯一無比なる存在を確立している。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング7位
 
 
CD Ky!
Kuh
 

CD Ky!
Kuh

ビークルのクボタマサヒコ率いるKuhの1stアルバム。これがいいです、コーネリアス風のカットアップ的なサウンドでスタートし、おおそう来るのか〜と思ってると、そこからは怒涛のポップナンバーの嵐。ポストロック、ダブ、エレクトロニカ、エモ、エレポップ、シューゲまで飲み込み、ちょっとふんわり、まどろんだ空気も感じさせながら爽やかな感じ。toeのミノワタカアキとクボタマサヒコの共同作業による音創りも繊細でありながらも太い音で、世界観をより推し進めています。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング8位
 
 
CD Great Triangle
Cro-magnon
 

CD Great Triangle
Cro-magnon

恍惚感あふれるパーカッションから始まるこのアルバムは、前作に比べるとよりメロディアスで聴きやすく、ジャンルレス感、フロア感、ノスタルジック度、コズミック感、パーカッシブ感、トライバル感が増している。今作品ではNYCガラージやPファンクをはじめサイケデリックロックやニューウェーブからのエッセンスが盛り込まれた内容となっている。あえて括るならディスコダブ/アンダーグラウンドハウス的な作品とでもいえる。コアリスナーだけでなく、リスナーの裾野が広がりそうな内容となった。ゲストミュージシャンにはJazztronickの楽曲でも参加しているパーカッショニストの中里たかし氏やSOIL&"PIMP"SESSIONSからタブゾンビ氏(Trumpet)、と元晴氏(Sax)を迎え、RAGGAE DISCO ROCKERSメンバーでありJAZZY SPORT所属の実力派シンガーの有坂美香等が参加している。


邦楽インディーズ輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング9位
 
 
CD Hurtbreak Wonderland
World's End Girlfriend
 

CD Hurtbreak Wonderland
World's End Girlfriend

クラシック、プログレ、メタルなどを飲み込みながら生演奏とパラノイア的なエディット作業によって構築されるWEGならではの世界。 初期のエイフェックス直系の音から、より叙情的でシネマティックな世界へと移行してきた昨今の作風の流れを汲みながらも、いっそう研ぎ澄まされた世界観、ロマンティシズムは深さを増し、はっと息を呑むストイックな美しさに胸が詰まる。

今までWEGが構築してきた全てのものが高い次元で融合、もうこの次は創れるのか?と勝手に心配してしまうような最高傑作。また今回取り入れられた、英語と併用された日本語タイトルもイメージの増幅に良い効果をもたらしている。


邦楽インディーズ 輝け!2007年 HMVオンライン大賞 ランキング10位
 
 
CD Out Of Our -Maximum R & B Remasters
Hair
 

CD Out Of Our -Maximum R & B Remasters
Hair

これはスゴイ!初期のThe Hairでの超名盤作品が、あいさとうのリマスタリングで再発。しかも、12インチ『The Hair Sings Maximum R&B』から初CD化2曲と未発表ライブ音源が8曲も収録されます。 ネオ・モッズ・シーンでの重要な位置にいた彼ら。R&Bをこんなに格好良くやれるのはThe Hairしかいないでしょう。時代を超えても名盤といわれ続けるであろう。

ただのおしゃれなバンドじゃありません!90年初頭にこんな音を出してただなんてあらためてビックリしちゃいます!スタイリッシュで最高にいかれてる。ミシェッルからゆら帝まで全てのロックファン必聴の一枚!


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