輝け！2007年 HMVオンライン大賞 - 管弦楽曲

CD レスピーギ ：『ローマ三部作』
パッパーノ＆サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団

パッパーノ＆サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団
輸入盤は１ＣＤ！

２００７年夏の来日公演が大きな話題となったコンビによるレスピーギの傑作『ローマ三部作』。あまりにも名高いこれらの３曲のうち、『噴水』と『松』は、サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団のために作曲され初演もされ、また、『祭り』のイタリア初演もこのオーケストラによりおこなわれたという同オケにとってたいへんにゆかりの深い楽曲です。(続きを読む)

CD 魔法のメロディ〜アルビノーニ、グルック、シベリウス、他
ケーゲル＆ドレスデン・フィル

アルビノーニのアダージョが収録されたコンピレーション・アルバムがベストセラーとなり、その演奏の強烈さゆえにケーゲルにはまる人が続出したのは有名な話ですが、そのアダージョの演奏がもともと収録されていたオリジナル・アルバムをＣＤ化したのが今回登場するアルバムです。
　他の指揮者の演奏とのごちゃまぜアルバムでは絶対に味わえない、ケーゲルならではの解釈が連続するこのオーケストラ作品集を聴(続きを読む)

CD ベートーヴェン ：後期弦楽四重奏曲集（弦楽オーケストラ版）
トネセン＆カメラータ・ノルディカ

凄みと深みがましてまた新たな魅力。ベートーヴェンの後期四重奏弦楽合奏版。不滅の金字塔として燦然とかがやくベートーヴェンの弦楽四重奏曲。なかでも一曲一曲がガラリと性格も異なる後期は傑作ぞろい、バーンスタインによる第14番や第16番のデモーニッシュな演奏でも知られるように、弦楽合奏版では深みと凄みが引き立ちます。
　ここにまた、果敢にも全曲のアレンジをも手がけて挑むのは、マックス・ロスタルに師事し、オスロ・フィルやノルウェー室内管のリーダーとしても有名なトネセン。ここで彼(続きを読む)

CD ドビュッシー：『海』『牧神の午後への前奏曲』『夜想曲』〜「雲」「祭」、細川俊夫：『循環する海』
準・メルクル＆リヨン管弦楽団

1959年ミュンヘンに生まれた、現在最も期待される指揮者のひとり、準・メルクル。世界中の名オーケストラとも共演を重ね、また、オペラから現代音楽まで幅広いレパートリーに取り組むことで、その音楽性にますます磨をかけた彼が、2005年リヨン管弦楽団の音楽監督に就任。
　そしていよいよ日本上陸です。11月3日の大阪公演より、全国9ヶ所で実施されます、この日本ツアーに合わせ、ナクソスでは、公演プログラムにもなって(続きを読む)

CD エルガー ：エニグマ変奏曲、序奏とアレグロ
デイヴィス＆ロンドン響

エルガー生誕150周年アニヴァーサリー・アルバム
巨匠デイヴィスとのエニグマ変奏曲、序奏とアレグロ

昨年12月12日にヘンデル「メサイア」の公演をもってLSO首席指揮者の任を終えた巨匠デイヴィス。新年が明けたばかりの1月初め、ここにまたプレジデントとして手兵と新たなるスタートを切ったデイヴィスが放つ注目の最新アルバムは、今年2007年に生誕150周年を迎える英国の大作曲家エルガーのエニグマ変奏曲。
　この顔合わせでは前回のスタジオ盤（65年）以来、じつに40年以上の時を経(続きを読む)

CD バルトーク ：管弦楽のための協奏曲、他
ヤンソンス＆バイエルン放送交響楽団

バルトークの管弦楽のための協奏曲と、『中国の不思議な役人』組曲、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』第2組曲という、オーケストラの醍醐味を味わえる豪華なプログラムをマリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による機能抜群の演奏で楽しめる充実したアルバム。ドイツ・ソニー・リリース。(続きを読む)

CD ショスタコーヴィチ ：管弦楽作品集
ロジェストヴェンスキー＆ソビエト国立文化省響、他

３ＣＤと２ＣＤのプラスチック・ケースが紙箱に入った装丁です。　CD-1・スケルツォ 嬰へ短調 op.1（録音：1982年）　・主題と変奏 変ロ長調 op.3（1982年）　ソビエト国立文化省交響楽団　・クルィローフの2つの寓話 op.4から『こおろぎと蟻』（1979年）　ガリーナ・ボリソーワ（ソプラノ）　ソビエト国立交響楽団　・クルィローフの2つ(続きを読む)

CD ムソルグスキー：『展覧会の絵』、シューマン：交響曲第４番、他
チェリビダッケ＆ミュンヘン・フィル

チェリビダッケ＆ミュンヘン・フィルの初来日東京ライヴ第２弾！　広レンジ録音！　あまりの美しさ、あまりの迫力に驚き！　前作ブルックナー第５番同様、FM 東京の名エンジニア橋本正文氏が録音、オンマイクぎみで捉える直接音と間接音のバランスが絶妙ですばらしい音。今回のCDは人見記念で取られていますが、サントリーとの響きの違いも見事にマイクに収められています。CD化にあたってはオリジナルテープからおこされており、放送時の(続きを読む)

CD セヴラック ：管弦楽作品集
ベンツィ＆スイス・ロマンド管

南仏の光を描いた作曲家、セヴラック管弦楽作品集
デオダ・ド・セヴラック：管弦楽作品集

フランスの作曲家、デオダ・ド・セヴラック[1872-1921]は、故郷である南フランスで素晴らしい作品を生み出しました。スコラ・カントルムで作曲をダンディやマニャールに、ピアノをアルベニスらに師事、パリで成功を収めた後も農村に帰って自然と人間の営みを抒情的な小品に(続きを読む)

CD シュトラウス：『英雄の生涯』『メタモルフォーゼン』
ルイージ＆シュターツカペレ・ドレスデン

2007年8月、歴史と伝統を誇るドレスデン国立歌劇場(ゼンパー・オーパー)の音楽総監督就任と同時にシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督（カペルマイスター）も兼任することとなった実力派イタリア人指揮者ファビオ・ルイージ。
　本業のオペラのほか、後期ロマン派作品や近代作品も得意とするルイージと、(続きを読む)