Barakan Beat Playlist - Oct 7th, 2007 -

Tuesday, October 9th 2007

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OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist

Barakan Beat Playlist （バラカンビートプレイリスト）

バラカン・ビート
毎週日曜　13:00-14:00 （再放送はアーカイブストリーミングにて） ⇒OTONamazuウェブサイトへ

インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。１０年の実績のある人気番組です。
当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。

Oct 7th, 2007

Floratone “Floratone” 5.27
CD Floratone/Blue Note 0946 3 93879 2 2 所収

ギタリストのビル・フリゼルとドラマーのマット・チェインバリンを中心とした越ジャンルのユニット。ややダブ風に処理されたアルバムのタイトル曲は新しい感じのルーツ・ミュージックを提示するものです。

Tin Hat Trio “Sand Dog Blues” 4.24
CD Helium/Angel 7243 5 56935 2 5 所収

サン・フランシスコを拠点とするちょっと変わったルーツ・ミュージックの3人組。これは2000年にでたアルバムで、最近友人に勧められるまで全く知らなかったグループですが、この中の一曲でゲスト参加しているトム・ウェイツも気に入っているのは分かる!

Aterciopelados “El Estuche” 3.20
CD Caribe Atomico/BMG 74321-59450-2 所収

南米コロムビアのオルターナティヴ・ロックというべきか、急進的なラテン・ポップを得意とするグループです。話題になっているらしい新作は未聴ですが、個人的に彼らに注目するきっかけとなった98年のアルバムからの曲を久しぶりに聴きたくなりました。

James Booker “Make A Better World” 4.53
CD Junco Partner/Hannibal VACK1316 所収

ニュー・オーリンズの伝説的なピアニスト、ジェイムズ・ブッカーは1983年に亡くなりました。まだ若かったですが、長年のヘロイン中毒のために体が衰弱していたのが最大の原因でしょう。アルバムの数は決して多くないですが、70年代半ばの代表作Junco Partnerは紙ジャケットのCDで再発されました。今のうちにどうぞ。

Keller Williams “Moving Sidewalk” 3.48
CD Home/SCI Fidelity SCI1014 所収

ステージで自己生サンプリングが得意のケラー・ウィリアムズは間もなく来日します。空港などで便利な動く歩道（?）のことを面白おかしく歌ったこれはケッサクです。

Rosie Flores “Heartbreak Train” 3.23
CD Single Rose/Durango Rose DR9463-2 所収

テキサス州南部の都市サン・アントニオ出身の歌手ロージー・フロレスはロッカビリー寄りのカントリーといえる音楽をやるシンガー・ソングライターで、ギターの腕も大したものです。間もなく日本でのクラブ・ツアーが始まる彼女のライヴ・アルバムからの曲です。

Bettye LaVette “Talking Old Soldiers” 4.20
CD The Scene Of The Crime/Anti- 86873-2P 所収

先週に続いてまたベティ・ラヴェットの強烈な新作から、今度はエルトン・ジョンの初期の曲のカヴァーです。9日のクラブ・クアトロでソウライヴのゲストとして歌う彼女を見逃してはだめです!

Tinariwen “Awa Didjen” 4.11
CD Aman Iman: Water Is Life/Rice IDR5050 所収

とても楽しみだったティナリウェンの来日公演は残念ながら中止になりました。リーダーの急病のためだそうです。

Carlos Nunez “Tro Breizh” 4.46
CD Un Galicien En Bretagne/Sony SICP386 所収

スペイン北部ガリシア地方はケルト文化圏の一つですが、その地方の度k特のサウンドを世界に広めてきたバグパイプや笛の名人カルロス・ヌニェスも再来日。10月14日の公演があります。

Marcus Miller “Free” 5.31
CD Free/Victor VICJ61448 所収

マーカス・ミラーの新作で、かつてデニース・ウィリアムズのオリジナルでヒットした「フリー」をコリーン・ベイリー・レイが歌っています。これはいい。

Wayne Shorter/Herbie Hancock “Aung San Suu Kyi” 5.45
CD 1+1/Verve POCJ1374 所収

「フリー」に続いて「アウン・サン・スー・チー」。言いたいことは多分伝わると思います。10年前のグラミー賞でこの曲を作ったサックスのウェイン・ショーターはインストルメンタル曲の作曲部門で受賞しました。

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