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HMVインタビュー:Good People

Wednesday, October 3rd 2007

  HMVインタビュー
  Good People
NY出身のMC、Emskeeとロングアイランド出身のトラックメイカー、The Saintから成る2人組、The Good Peopleが大ヒットを記録した1stから約1年ぶりに2ndアルバムを完成!日本でも絶大な人気を誇る彼らに、直撃インタビュー!

Good People
  これは俺たちの精神からの音楽なんだ
―― アルバム発売おめでとう!まずグループ名の由来を教えていただけますか?


Emskee: 俺たちは本物だし善人だと思っている。それが商業的であろうがアンダーグラウンドで独立しているなら問題ないって大多数のヒップホップアーティストがリスナーにとって信用できるイメージでなければならないと思うんだ。


Saint: 名前の由来はこの産業(Hip Hop業界)の"善人"の欠如からつけたんだ。多くの人々は人を助けようとはせず、人任せにしようとする。俺らは本当に善良で俺らを知っている誰もがそのことを知ってるよ。ギャングスタ虚勢のHip Hopで多少なりとも善人が良い音楽を作れる場所がなくてはならないと思うんだ。


――アルバムのタイトルである『Long Time Coming』の意味を教えていただけますか?


Emskee: 完成するまで長く発売するまでに長い時間がかかったからつけたんだ。


―― このアルバムの持つ意味を聞かせていただけますか?


Emskee: 基本的に俺にとっては、アルバムに対して意味はないんだ。 ただ精神的なことをベースに、異なる音への強調によるヒップホップとしての確実な努力を入れたかったんだ(もし理解ができるならね)。俺たちは二人ともいろんな音楽に深い愛情を持ってるから、俺たちの耳は一般の人達に受け入れられる範囲を超えているんだ。それでも黄金時代のニューヨーク・ヒップホップブームのラップを取り入れているんだ。


Saint:正直なところ、アルバムは基本的に俺たちがその時に直面していることに反映してるんだ。リスナーを喜ばせるためっていう特定の音を持ってるわけじゃないんだ。これは俺たちの精神からの音楽であって、もしリスナーがそれを認めてくれるなら、そのサポートに感謝するよ。違ったとしても、ただそれがそのリスナー向けではないってこどだね。アルバムの歌詞を聞くときに俺たちがやってる各々のアルバムがリスナーのための学習経験であると思えるように、伝えなきゃいけない必要があったんだ。


―― 今回のアルバムの中で特に気に入っている曲や思い入れのある曲は?



Emskee: アルバムに収録されている曲は全て気にってるよ。でも「New York」と 「Any Rapper」、「Bar Backs」は俺としては少し際立ってるかな。


Saint: 制作者の観点から見ちゃうけど、俺のお気に入りは「Any Rapper」だね。この曲のエネルギッシュなビートとボーカルがとても気に入ってる。これぞ、ニューヨークのヒップホップだよ。俺にとってはこのビートが今回のアルバムの中でベストで、ボーカルも最高だよ。パフォーマンスするにしても好きな一曲だよ。


―― 前作『The Good People』とは方向性が違う様に感じましたがどの様なコンセプトで今回のアルバムを作られましたか?


Emskee: 昨年日本でリリースしたアルバムには今作品が持っている荒い強味を持っていないと思う。俺たちがその時から人間として成長したから、アルバムは自然に俺たちの制作に異なったムードを反映してるね。


Saint:基本的に俺たちは、俺が何か言う前に創造的なプロセスの時点で感じることや思ったことするんだ。前回のアルバムとは雰囲気が多少違うところが目立つかな。それに今回のアルバムの何曲かは前回に比べて大変だったよ。 でもまたこれもGood Peopleのバイブスなんだ。


―― 今回のアルバムに使った機材や楽器を教えていただけますか?


Saint: いつも通りにサンプルを追ってるよ。でも同時に「Gotta Thing For You」、 「Just Rise」、「Rhymes Plenty」では完全に好き勝手やったんだ。機材はASR-PRO、Triton、Roland Juno-D、Motiff、ライブギター、そして様々なパーカッションを使ったよ。


―― あなた達が影響を受けたアーティストはいますか?


Emskee: 俺が個人的に好きなMCはMos Def、Little BrotherのPhonte、Big Poohとまだハングリー時期だった時のJay Z、それにRakim、Rhymefest。他にあえて名前を挙げるならThe Procussionsかな。コピーなんてのは幾らでもできるからね。俺はニューヨークで生まれ育ってきたわけだから、ショーでも全盛期時の開拓者的なMCやDJを見てたんだ。それらの経験の全ては俺がどんな風に歩んでいくかについて確かに影響を及ぼしたよ。


Saint: 俺が思うに基本とするのは90年代後半のアングラに影響されてると思うよ。 Pete Rock、Marley Marl、SD-50's、Spinna、Joc Max、Dj Premier、K-Def、Beatnuts、J-Live、Large Professor、 Artifacts、Tribe Called  Quest、De La Soul、Kurious、Rakim、3rd Bass、Organized Konfusion、まだまだたくさんいるよ。


―― あなた達が影響を受けたアーティストはいますか?


Emskee: 俺的には・・・・、Pete Rock&CL Smoothの『Mecca And The Soul Brother』はなきゃならないってことだね。そしてKrs One、Diamond Dのアルバムかな。 影響されたアルバムはここで言えないほどたくさんあるよ。


Saint: 俺の大好きなアルバムはPete Rock&CL Smoothの『Main Ingredient』。でも俺らのスタイルに影響する特定のアルバムがあるとは思ってないよ。


―― あなた達が目標にしているアーティストはいますか?


Emskee: いないよ。俺は純粋なMCが上質の音楽を作ろうとするのを尊敬するだけだ。もし誰かを目指すなら、俺自身でいろんな事に挑戦したりリズムをかいたりして毎回こなす度に良くなることを目指すよ。だから前回レコーディングした時よりよくなるってことだね。


Saint:前にも言ったように特定なスタイルを目指したりはしないんだ。だから俺はどこでもやりたいように音楽をつくれるから幸せだよ。


―― あなた達が注目しているアーティストは誰ですか?


Emskee: Kanye Westに好奇心を持ってるよ。見た感じ良い曲を生み出す自然的な才能を持ってるようにみえるし、ほとんどの彼の曲はシンプルだろ。でも世界で流れている彼の作品はかなりヤバイよ。俺はいつもLittle Brotherをチェックしてるんだ。The Procussionsもね。俺にとって世界でプレイされているイケてるリズムを持ってる人には注目しているよ。これは本当のヒップホップが作られるべきである道なんだ。


Saint: 正直言って、最近どんなアーティストにも注目してないよ。Commonのアルバムは楽しませてもらったよ。


―― あなた達の地元ニューヨークと日本のヒップホップシーンをどう思いますか?


Emskee: レーベルが俺たちにパフォーマンスをすぐにやるのが適切だって確証を与えてくれるのを待ってるよ!それに俺たちは飛び始めてる!!日本に行ったことがないってのもあるけど、俺が旅行したい国リストにも入ってるよ。 何かきっかけがあるといいんだけど。ニューヨークは常に世界で最も面白い場所なんだ。でも多くヒップホップクラブが10年から12年の間で見えなくなってるような気がするんだ。真剣にヒップホップを受け取める少数派と名声を獲得するために心を売る派が交錯している。その他は敬意を得るための表面的な感じだね。日本人はヒップホップを尊重して評価するってことには気が付いてるよ。だからこそ早くそっちに行けるチャンスが得れるといいな。


Saint: 良い質問だね。実際にニューヨークでシーンが変わったのは悲しいよ。今の日本のヒップホップで俺が感じることはどんな風にニューヨークでヒップホップが生きているのかって思わされたよ。でもそんなのは本当じゃないんだ。日本にはそれらの日本の音楽の味があるし、素晴らしいアーティストもたくさんいるだろ。ニューヨークが注目されて日本のファンに対しても同じくらいオープンになればいいなって思うよ。


―― 今後の活動予定を教えて下さい。


Emskee:俺はDJとしてもよく旅行してたんだ。だから俺はニューヨークと海外で絶えずプレイできる上質の開催地を捜し求めてるよ。イングランドにはかなり行ってて、モスクワと南アメリカの地域にも行ったことがあったんだ。俺が絶対に必須チェックしなくちゃいけない"Controlled Substance"っていう2007年2月に始めた多くの素晴らしいフィードバックを得たインターネット上でヒップホップショーのホストをするよ。現実と義務のバランスをとる中でセイントと俺は俺たちのヒップホップを愛しているコア支持者に与えていきながら、また俺たちの才能を上げるためにスタジオに戻るよ。


Saint: 12月に俺のソロアルバム『About Time』が日本で発売されるよ。The Good People としては新曲に取り組んだり、ショーを続けるよ。このアルバムがあるにもかかわらず、更に違った感じを俺たちに与える作品から幾つかのアイデアを得たんだ。 きっとそれ以上の上向きのものだね。


―― 最後に日本のファンへメッセージを。


Emskee:まじで俺らThe Good Peopleは日本に行くぜ!!俺たちの最初のアルバムが好評だったからとても満足だよ。そして、このアルバムが日本において多くの成功をして沢山の人が共有してくれることを望んでるよ。ここまでのサポートありがとう!!


Saint: 日本の全てのサポーターたちに感謝をしたい。日本には最高のヒップホップファンがいるからね。サポーターに向けて最高の音楽を作り続けれるよう頑張るよ。


(協力:River-City Music Entertainment,Inc.)
 
 
 
  ヒップホップ界の善人、待望の新作!  
 
Long Time Coming

CD Long Time Coming
Good People

90年代を思わせる懐かしさと、ソウル、ラテンなど様々なエッセンスを彼等なりにアレンジしたハイセンスな極上メロウ・アルバム。陽気なラテンのメロディとはねたビートが心地良いトラックの「Bump That」、90s HipHopnを思わせるパーティー・チューン「Any Rapper」、緩やかなビートを刻むドラム、温かみのあるベース、ウワモノが生み出す幻想的なトラックにEmskeeのクールなラップが光るリード・シングル「Love Loss」など収録!
 
 
Bar Backs Remix

12" 「Bar Backs Remix」

Bump That Remix

12" 「Bump That Remix」

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