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WIRE出演のMOTORにインタビュー!

Thursday, September 6th 2007

  インタビュー
  MOTOR
アメリカはミネアポリス出身のBryan Black、そしてフランスはパリ出身のMr.Noによるテクノユニット MOTOR。先日リリースした『Unhuman』が絶賛を浴びる中、今年で9回目を数える「日本最大の屋内レイヴ」 WIREに出演が決定!そして来日した彼らへのインタビューが実現致しました!開催を直前にした8月31日にお話を訊いてまいりましたのでお届けします!

Mr.No
  Mr.No

―― 日本のテクノシーンについて、どのような印象をお持ちですか?


Bryan Black: まだ日本では小さいクラブでしかやったこと無いから、シーン全体に関してはよくわからないんだ。でも、自分達の目の前で起こっていたことはとてもエネルギッシュなものだった。だから、日本のテクノシーンについては明日のWIREで確認するつもりさ。


Mr.No: うーん、Ken Ishiiは知っているよ…でも、知っているのは彼ぐらいかな。


Bryan Black: あと、先々週トルコのイスタンブールでやった Electronica Global GatheringでBlack Strobeとかとも共演したんだけど、そこで日本人のYoji Biomehanikaとも共演したよ!




―― お二人が出会ったキッカケ、そしてMOTORを結成することとなった経緯を教えて頂けますか?


Mr.No: 彼とはもともと同じバンド XLOVERという4人組で活動していたんだ。それでBryanに「スタジオに遊びに来ないか?」と誘われたのがキッカケだった。それから僕らは2度とスタジオを離れられなくなってしまったのさ(笑)。


Bryan Black: 僕ら二人にはエレクトロニック・ミュージックとパンクが両方とも好きという共通点があったんだ。だから、MOTORというプロジェクトはずっと僕らがやりたいと思っていたものを形にした、まさに夢のプロジェクトなんだよ。




―― MOTORがリリースしているNovaMuteというレーベルは、長きにわたってテクノシーンで強い存在感を放っていますが、そんなレーベルからリリースする事となった経緯について教えて頂けますか。


Bryan Black: MOTORとして最初にレコーディングした3曲入りのデモを最初に送ったのがNovaMuteだった。しかもそのデモはNovaMuteにしか送らなかったんだ。僕らは絶対にNovaMuteからリリースすると決めてたのさ。そうしたら、彼らから返事があって「是非リリースしたい」と言ってくれた。そういう意味で本当に僕らはラッキーだった。




―― NovaMuteと契約したいと思った理由とは? NovaMuteや Muteへの特別な想いがあったのでしょうか?


Bryan Black: 自分達がベースとして活動しているロンドンにオフィスがあるということも一つの理由なんだけど、君が言ったとおり NovaMute/Muteというレーベル自体が大きく影響しているよ。なによりもレーベルオーナーである Daniel Millerの存在だね。彼は凄い才能を持った人で、いつも素晴らしいアーティストをシーンに送り出している。そしてアーティストのやりたいようにやらせてくれる、本当に良いレーベルなんだ。NovaMuteだったら自分達も成長できると思ったし、実験的なこともできると思ったから、まさに僕らにとっては理想のレーベルだと考えてたのさ。




Bryan Black
  Bryan Black
―― MOTORの楽曲は、テクノというフォーマットながらも非常に攻撃性のあるロック/パンク的要素を強く感じるのですが、そのサウンドスタイルが生まれた背景にあるお二人の音楽的なルーツについて教えてください。


Mr.No: オレはMr.Oizoが好きなんだ。彼はすごく実験的なサウンドを作っているだけど、すごくユーモアやコマーシャル的な部分も持っている。そういうアンバランスなところが非常に面白いと思う。


Bryan Black: Nizzer Ebbとか D.A.Fから強く影響を受けているよ。彼らのサウンドはとてもハードなんだけど、非常にミニマルで、とても印象深いサウンドを作り出している。Cabaret Voltaireや、初期の Depeche Modeを始めとしたMUTEのアーティスト作品、それにLFOやPlastikmanとかも好きだよ。




―― 最近どんな作品を聴いていますか?


Mr.No: それも Mr.Oizoだね(笑)。




―― Mr.Oizoはフランスのシーンなどで古くから活躍されていますが、現在盛り上がっているフレンチ・エレクトロ・シーンに関してはどう思いますか?


Mr.No: フランスでは80年代からエレクトロシーンというのは確立されていたけど、ここ最近になってフランス以外の国でも評価されるようになってきたよね。今はそのシーンがとても大きなものになってきているけど、オレの場合はもう20年も聴いているからね(笑)。少し不思議な感じはしているよ。




―― Justiceはここ日本でも相当に盛り上がっています。


Mr.No: 彼らはとてもキャッチーな部分があるから、Daft Punkのように幅広い人たちに受け入れられるようなサウンドだと思う。売れる素質は多分にあるから、そのことについては特に驚くことでは無いよ。




―― 先日リリースされたアルバム『Unhuman』についてお訊きしたいのですが、このタイトルはどんな意味を持っているのでしょうか。


Bryan Black: 『Unhuman』は造語であって、実際には無い単語なんだけどね。今作は『人間になりきれない機械』というイメージで作った作品なんだ。機械で作った音楽なんだけど、そこに魂を吹き込み人間性を持たせるということを強く意識して作ったのさ。




―― “エレクトロニック・ミュージック”で1番おもしろいところと思うことはどういったところですか?


Bryan Black: ギターなどの楽器と比べると“エレクトロニック・ミュージック”は音の選択肢が広いと思うし、よりダイナミックで、よりエネルギッシュな音を作り出すことができる。自分のイメージしたものに対して忠実なものを作り出すことが出来るのさ。いわゆる一般的な楽器が作り出すサウンドと比べると、エレクトリック・ミュージックはエクストリームな音だと思うんだ。




―― Bryanは Buck-Tickの櫻井敦司さんとの繋がりがあるそうですが、彼と出会ったのはどんな経緯だったのでしょうか?


Bryan Black: SCHWEIN(シュバイン)へ誘われたのが最初だね。SCHWEINはBuck-Tickの櫻井さんと今井さん、イギリス人のヴォーカリスト レイモンド・ワッツとの日英合同のバンドなんだ。2001年にSCHWEINのジャパンツアーを行い、そこから彼らとの交流はずっと続いているよ。WIREの次の日に櫻井さんと会う予定なんだ。彼とは日本に来たら必ず会ってるんだよ。




―― そして明日はWIREですが、お二人の今のお気持ちをお聞かせ願えますか?


Mr.No: WIREに出演できるのは本当にグレイトなことだよ!!!今までにWIREクラスのオーディエンスの前でライブをやったことが無いから、今回が今までで1番大きなステージかもしれない。だから今回はスペシャル仕様のライブをするんだ!




―― ということは、明日は今までにやったことのないセットを見せてくれるということですね?


Mr.No: そう、いつもとは違うんだ。ちょっと時間が短いんだよ(笑)。


Bryan: でも、自分達が本当に好きな曲を凝縮したようなライブになるはずさ!




―― 明日のライブ、楽しみにしています!ありがとうございました!


(8月31日 都内某所にて 取材協力:Hostess Entertainment)



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